先日、学校(日本語)の面接がありました。
早めに着いたので、近くのベンチに座って待っていると、近くにいたおじさんが、チラッと息子ちゃんを見て大きな声で呟きました。
今日は、知らない子がいっぱい!いるね。
ああ、そうか、今日は面接の日かー。
面接は、厳しいよね。
みんなが受かる訳じゃない。
すると、そのおじさんの奥さんが、
そんな事ないわよ!
みんな受かります!!
と気を利かせて答えてくれました。
チラチラと息子ちゃんを見るおじさん。
またまた大きな声で呟きます。
でもさ、一言でも英語が口から出ようものなら、その場で、失格らしいよ!!
奥さんは慌てておじさんを止めようとしていましたが、おじさんはこっちをみて大きな声で話しているし、話に乗って欲しそうだったので、
そうなんですね〜!
と相槌を入れました。
奥さんは、
そんな事、ないってば!!
絶対、大丈夫だからね。
と言って、息子ちゃんに向かって話しかけてくれました。
優しい奥さんです。
するとそのおじさんは、その奥さんのコメントに納得がいかなかったようで、
面接は厳しいって聞いてるぜ〜
と言って話をまた戻す
奥さんは、罰が悪そうに、
本当にすみません
と言って何度も頭を下げて、おじさんを引っ張って行きました。
息子ちゃんに面接のことは伝えていなかったので、おじさんのコメントがピンときてなかった様で何より。おじさんに全く悪気がないのが伝わってきて、思わず苦笑いですが、下げる人、あげる人、いろいろいますね。
人の振り見て我が振りなおせ。
空気を読める人になりたいものです。
ちなみに英語で空気を読むは、
read between the linesだったな〜と
忘れていた単語を思い出させてくれたおじさんでした