えたばりゅコラム

【志村けんさん】笑いと安らぎいう素晴らしいプレゼントと動物たちにも大きな影響を残してくださったことに一市民ながらただただ感謝!

こんにちは。えたばりゅです。

新型コロナウイルス、全世界で猛威を見せておりますが、その魔の手が日本を代表するエンターテイナー、志村けんさんにも及んでしまいましたね。

私自身、志村けんさんには本当に幼少の頃よりTVを通じて、数えきれないくらいの笑いと安らぎをもらった世代。

そこで、今回は僭越ながらそんな志村さんへの感謝の気持ちを動物ブログを運営するものの端くれとして、この場をお借りしてお伝えさせていただきたいと思います。

今回は、動物たちのご紹介ではありませんが、何卒お許しください。

志村けんさん 笑いと安らぎだけでなく、動物たちの置かれている現状や問題も広く発信して下さり、ありがとうございます!

志村けんさんといえば、やはりなんといってもザ・ドリフターズのメンバーで日本を代表するコメディアンであり、エンターテイナーであるというのが、その大きなイメージですよね。

私も、僭越ながら子供の頃は

  • 8時だヨ!全員集合!
  • 加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ
  • 志村けんのバカ殿様

などを拝見しながら笑い転げておりました。

そんな志村けんさん、もちろん今年に入ってからもバリバリ精力的にご活躍されており、バカ殿様やご自身の持ちネタである、「だいじょうぶだぁ」、「アイ~ン」は私たちミドル世代はもちろん、シニアの方々、お若い方々、そしてお子様に至るまで、世代問わず親しまれておりますよね。

そんな志村けんさんが、メインMCを務めておられた番組の1つに「天才!志村動物園」という番組があるのですが、こちらでは動物たちの魅力はもちろんのこと、今置かれている動物たちの多くの問題を様々な切り口から捕え、その重要性を発信して下さっていた番組なんです。

天才!志村どうぶつ園が発信してくれた動物たちの現状における問題

「天才!志村どうぶつ園」(以下謹んで志村どうぶつ園と記載)は動物たちが持っている癒しの部分を中心に今置かれている動物たちに関連した問題にも、積極的に切り込み、その解決の重要性を発信して下さっている番組なんですね。

といっても、全世界の絶滅危惧種を取り上げ、その危急を発信するというものではなくて、どちらかといえば、私たちの身近に居る動物たちにスポットを当ててそういった問題点を取り上げられてることが多いように感じております。

その代表的な企画をいくつかご紹介すると、

  • 志村園長はじめ、芸能人の方々が人間が原因で様々心身におけるハンデを背負ってしまった犬たちを散歩に連れ出し、外の世界のすばらしさを伝える企画
  • 飼育放棄により、無残な姿になってしまった犬をトリミングなどによって見事に蘇らせる企画
  • 行き場のない保護動物たちを受け入れ、必死にお世話をする家族たちにスポットを当てる企画
  • 来場者が途絶えてしまい、経営面で大きな問題を抱えてしまった動物園などの再生企画
  • 動物保護施設が抱える現状

など、本当にたくさんの問題を発信して下さっております。

動物保護活動に直接携わったものとしては、もちろんそのTVとしての見せ方や保護動物への接し方などに若干違和感を覚えたりすることもあったりはするのですが、

  • 華やかな動物園がある一方で、明日の動物たちの行く末すらままならないような動物園がある事
  • 可愛がられているペットたちがいる一方で、見るも無残な姿になり、保護される、あるいは彷徨っている犬や猫たちがいること
  • ペットブームの裏で安易に遺棄されるペットたちを受け入れるために必死に金銭や運営、お世話をやりくりしている施設や個人様がいるということ

など、こういった動物たちにおける様々な現状を、メディアという媒体が持つ巨大な発信力を持って多くの方々にそれを発信して下さっているというところは本当にこのようなブログを運営しているものとしてはただただ、感謝というところしかありません。

そして、私見で申し訳ないですが、もう一つそうだろうなと思うことがあるんです。

志村けんさんは多分、本当に動物が好きな方

こういう業界においでの方だったので、志村けんさんの動物たちと触れ合う姿も番組のための役作りなんじゃないの?

って思ったりする方ももしかしたらおいでになるかもですが、

おそらく、志村さんは素でも動物が好きな方なんじゃないかなと思うんですよね。なんでかというと、動物たちが志村さんと触れ合うその様子。

どの動物たちも志村けんさんと向かい合うと、特に思いっきり警戒した様子を見せないことが多いんです。

それはチンパンジーのパン君はもとより、一度保護施設に預けられ心の傷を負ってしまったワンコたちもそうなんです。

こういった犬たちはもちろん、その犬たちの性格や前の生活状態によっても違うのですが、経験上、初対面の方はもちろん、少しぐらいのふれあいではその警戒心を解くことはありません。

これは、番組の企画段階から見ているわけではないんで、憶測にしか過ぎないのですが、志村けんさんが発する、その穏やかな雰囲気を動物たちは敏感に感じてるんだと思います。

もちろん志村動物園という番組は志村けんさん1人で成り立っていたわけではなく、共演者の方々はもちろん、製作側の方々など多くの方々のお力で成り立っているものではあるのですが、志村けんさんが持つ穏やかな雰囲気と番組が絶妙に絡み合っていたんではないかなと勝手に思っております。

最後に

いや~・・・本当にすいません。

なんか、突然の訃報で、新型コロナウイルスが相手とは言え、また元気に快復され、活躍なさると思いこんでたのですが、亡くなってこんなにショックがデカいとは自分でも思わなくて。

居ても立ってではないですが、自分も何かしなければと思い、今回このような形で、記事にしてしまいました。

ただ、一番無念なのはご本人である志村けんさんである事は紛れもない事実。

まだまだやりたいことは山ほどあったでしょうに、本当に残念です。

今回は動物ブログを運営する身として、その観点から感謝を申し上げた次第ではあるのですが、私一個人としては、今も昔もほとんど変わらないその芸風を貫き、笑いはもちろんのこと、その一貫性には、ある種の安堵感さえ覚えるような、実家のような方でした。

この場をお借りして心よりご冥福をお祈りします。

どうかゆっくり休んでください。

最後に志村伝説の始まりともいえる動画がありましたので共有させていただきます。

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