昨日、フェフェの友達であるパスカルが、カナリア諸島のラスパルマスから、21日間でフランス領のマルティニーク島に到着した⛵

彼は去年11月、真冬のカンヌから出発し、年金暮らしの為、港に入らずヒーターも使えない状況の中、とても寒い海を1人で過ごしながら、大西洋横断を果たした。




何度かフェフェは、誰かクルーを入れた方が良いとアドバイスしたのだけど、パスカルの夢は「1人で渡り切る」ことだったので、見守ることにし、電子機器等で困った時に教えてあげたり、携帯連絡を通してフェフェが力になれる事を協力していた。

彼はIridium(イリジウム=衛星電話)を搭載していなかった為、ラスパルマスを出発時、通信が途切れるまで最後の連絡をフェフェと交わす。

その後は勿論、天気予報もチェック出来ない環境に。

私は思う。
3週間誰とも会話しない時間て、今の時代では考えられないな…と彼の孤独な時間を想像しながら、直接会って話を聞けるのを楽しみにしている。

パスカルはマルティニーク島に入って、すぐにフェフェに連絡する。

とても嬉しそうに。

そんな彼に予想もしていなかった現実がフェフェから伝えられ「到着したら美味しいステーキをレストランで食べる」という彼の夢は儚く散ってしまう。

とても厳しい現実がここにあったから。
そして、他国や島へも移動出来ない現実を知る。

3週間で状況はビックリする程大きく変わって、まるで浦島太郎状態だと私は感じてしまった。

私達が最後に会ってから2年半が経った。このコロナが収束したらパスカルに会いに行こう⛵




今はそれを楽しみにしている✨