十数年間、ずっと追い求めてきたもの

 

 

 

それは響きのある美しい声でした。

 

 

 

練習を積み重ねても

声楽の個人レッスンを受けても

それを手に入れることは

できませんでした。

 

 

 

 

壁があると感じつつ

その正体が何なのか

わからなかったのです。

 

 

 

 

 

その答えがついにわかったのです。

 

 

 

 

この気づくきっかけととなったのが

堀田義樹さんのワークショップ、

「歌のためのからだの使い方をを学ぶ」

でした。

 

 

 

口の周りの筋肉や

上半身を緩め

下半身を安定させていきました。

 

 

 

 

なかでも私に一番必要だったことは

「なにも考えないで声を出す」

ことでした。

 

 

 

うまく歌わなくていい。

 

 

 

 

きれいな声をだそうとしなくていい。

 

 

 

そう思うと

気持ちがどんどん楽になって

いきました。

 

 

 

 

 

余計な想いがそぎ落とされた

私の声に耳を澄ましてみました。

 

 

 

 

純粋で清らかな声

 

 

 

 

「えっ、これが私の声?」

 

 

 

 

私の声ってこんな声だったんだ。

 

 

 

 

何も考えないで

声を発するだけてよかった。

 

 

 

 

「うまく歌いたい」

 

 

 

「きれいな声だと言われたい」

 

 

 

 

そんな想いが邪魔をしていたことに

ようやく気づきました。

 

 

 

 

 

もっともっときれいな声がでるはず。

 

 

 

 

 

自分の声を否定し続けてきました。

 

 

 

 

本来の自分に対して

申し訳ないことをしてきたと

想いがこみあげてきました。

 

 

 

 

 

自分の声を愛せなかったことが

壁として立ちはだかっていたのです。

 

 

 

 

何かが足りないと

思い始めると

外側に追い求めたくなりますよね。

 

 

 

でもそういうときこそ

内側へ

心へ

問いかけてみることが

必要だったのですね。

 

 

 

必死に外に追い求めていたものは

すでに手中にありました。

 

 

 

 

世のため、人のために

やりたいことはありますが

その前に大切なこと。

 

 

 

まず、自分を満たすこと、

調えること、

自分を愛することが

根底に必要だったことにも

気づきました。

 

 

 

自分が調うことで

初めて本来の力を人のために

発揮できるようになるのだと思います。

 

 

 

 

あせらず、急がず

着実に歩みを進めていこうと

思います。

 

 

 

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必死に外側に追い求めているときはどんなとき?

感じてみると

魂が求めていることが

見えてくるかもしれません。

 

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