【2024年度版】法人ブラックカードおすすめランキング/あなたに合った法人ブラックカードはこれだっ!

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「法人カードのブラックカードでおすすめのカードを教えてほしい。」
「法人ブラックカードには、どのようなものがあるのか?知りたい。」
「法人ブラックカードを比較検討するときには、何を重視したら良いのか?知りたい。」

今回は、法人ブラックカードを検討している方におすすめの法人ブラックカードをおすすめ順に解説付きでランキング化しました。

法人ブラックカードと呼べるレベルの法人カードは1枚しか存在しない!?

ブラックカードとは?

クレジットカードにおける最上位の券種のこと

を言います。

一般的なクレジットカードのランクは

  1. 一般カード
  2. ゴールドカード
  3. プラチナカード
  4. ブラックカード

という順番にランク付けされています。(※未確認ですが ブラックカードよりも上位のクリスタルカードというものもあると言われています。)

最上位の券種のクレジットカードを「ブラックカード」と呼ぶのですが、券面の色がブラックであれば、ブラックカードかというとそうでもありません。

元々、個人向けのクレジットカードで、一番はじめに日本に登場したブラックカードが、アメリカン・エキスプレスのセンチュリオン・カードで、センチュリオン・カードのカード券面が「黒色」だったために、「黒色 = 最上位の券種」という認識が広まったのです。

現状では「黒色」の券面であっても、プラチナカード、ゴールドカード、一般カードのケースもありますし、逆にブラックカードレベルのスペックでっても、「黒色」でないこともあるのです。

一般カードのブラックカードとしては

アメリカン・エキスプレスの最上位券種

センチュリオン・カード

三井住友トラストクラブ発行のダイナースブランドの最上位券種

ダイナースクラブプレミアムカード

Mastercardの最上位券種

ワールドエリートMastercardカード

スルガ銀行発行のVisaの最上位券種

Visa Infiniteカード

JCBの最上位券種

JCBザ・クラス

などがあります。

「最上位のカード = ブラックカード」ですので

  • アメリカン・エキスプレス
  • Visa
  • Mastercard
  • ダイナース
  • JCB

と言った、国際ブランドに1種類しか存在しないのが「ブラックカード」なのです。

上記は個人向けのブラックカードですが、法人向けのブラックカードはというと・・・

  • センチュリオン・カード → 個人向けのみ
  • ダイナースクラブプレミアムカード → 個人向けのみ
  • Visa Infiniteカード → 個人向けのみ
  • JCBザ・クラス → 個人向けのみ

と、法人カードを用意していないブラックカードがほとんどなのです。

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法人カードの最上位は法人プラチナカードという国際ブランドがほとんどなのです。

法人カードの最上券種

アメリカン・エキスプレスの法人カードの最上券種

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード

Visaの法人カードの最上券種

三井住友ビジネスカード(プラチナ)
三井住友ビジネスプラチナカード for Owners

ダイナースの法人カードの最上券種

ダイナースクラブビジネスカード

※ダイナースは法人カードは一券種しかなく、プラチナカードでもありません。

JCBの法人カードの最上券種

JCBプラチナ法人カード

その中で唯一「法人ブラックカード」を提供してるのが

Mastercard

です。

Mastercardの最上位券種である「ワールドエリートMastercardカード」を日本で初めて採用しているのが

ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card

です。

ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Cardは、法人口座を引き落とし口座に設定できるMastercardの最上券種です。

色は「金色」ですが、ブラックカードの定義は「国際ブランドが発行する最上券種」のことですから、ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Cardは「法人ブラックカード」と言って間違えないのです。

法人ブラックカード「ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card」のブラックカードレベルの特徴

法人カードで最高額の年会費

ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Cardの年会費は

220,000円(税込)

です。

これは法人カードの中で、最も高い年会費設定となっています。

年会費5万円ぐらいが法人プラチナカードの相場ですから、その4倍もの年会費負担になるのです。

24金コーティングの券面デザイン

NASA発注品の製造会社が24金でコーディングされた券面デザインは、他の法人カードとは一線を画す存在感と独自性があります。

ブラックカードとしての豪華さを演出していると言っていいでしょう。

ポイント還元率2.0%

一般的にプラチナカードやブラックカードになると、それほどポイント還元率を重視したカードは少なく、ポイント還元率は低いものも多いのですが

ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Cardは

  • 通常のポイント還元率:0.5%
  • 年間200万円以上の利用でポイント還元率:1.5%
  • 期間限定キャンペーン/誕生日月:+0.5%

合計:最大2.0%のポイント還元率

になります。

法人カードは、個人向けのクレジットカードと比較するとポイント還元率が抑えられているものが多く、

  • 法人カードのポイント還元率相場:0.5%

ですから、4倍もポイントが貯まりやすい計算になります。

法人利用の場合は、個人利用よりも、利用額が高額になりやすいので、ポイント還元率も重要な要素です。

マイルへも

1ポイント → 3マイル(ANA・JAL・Hawaiian航空)

の割合で交換できるので

ポイント還元率:最大2.0% = マイル還元率:最大1.2%

という計算になります。

24時間365日対応のコンシェルジュサービス

コンシェルジュサービスは、プラチナカードや一部のゴールドカード・一般カードにもありますが、当然ブラックカードのコンシェルジュサービスは「サービスの品質」が異なります。

  • 24時間365日対応
  • ダイレクト通話(自動音声応答なし)
  • メール対応可能
  • 世界最大級の拠点数を有するコンシェルジュ・ネットワーク

などの特徴があります。

コンシェルジュサービスを利用したことのある方はわかるかもしれませんが・・・

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自動音声対応での待ち時間でイライラする
コンシェルジュサービスなのに「またかけなおします。」と言われる
電話でのやり取りが電車内や会議中では支障がある
・・・

いろいろな不満を感じたことがあるかと思います。

とくに会社経営者であれば

時間の無駄

が非常に気になるポイントです。

ネットが発達した現代では、わざわざ電話だけでやり取りするのは手間ですし、自動音声対応での待ち時間も大きな時間の無駄になってしまいます。

これを解決できるのは、ブラックカード品質の「コンシェルジュサービス」なのです。

ハワイアン航空のPualani Platinumステータス

どの航空会社にも、航空会社の利用回数に応じた顧客の優待プログラムがあります。

ハワイアン航空では

HawaiianMiles会員

  • 誰でもなれる会員

Premier Club会員

  • 年会費$299
  • 40,000マイルのお支払い

Pualani Gold会員

  • 30区間のご旅行
  • 20,000マイルの獲得

Pualani Platinum会員

  • 60区間のご旅行
  • 40,000マイルの獲得

というランク分けになっています。

ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Cardは持っているだけで最上位クラスの

Pualani Platinum会員

になれるのです。

Pualani Platinum会員の特典は

  • マイルのご利用に際してブラックアウト期間 (ご予約不可日) なし
  • 専用会員証による特別対応
  • ご予約時に、より豊富な選択肢から座席を選択可能
  • おけるオンライン予約時のE特典割引
  • 会員様専用予約回線での優先予約
  • 有償航空券としてeチケットをご予約の際、ハワイ諸島線のエコノミークラス座席を出発72時間前まで保証
  • フライト予約の運賃を1、2日間無料で利用できる
    ホノルル&ネイバーアイランド空港のプレミアクラブ/ファーストクラスチェックイン
  • プルメリアラウンジパス割引
  • 優先セキュリティ チェック サービスのご利用
  • 優先手荷物処理
  • 無料の受託手荷物数:3個
  • ボーナスマイル:100%
  • 本人様に加え 2 名のゲストが優先搭乗
  • 無料アップグレード
  • 北米路線にて、出発 24 時間前の オンライン チェックインによるアップグレード割引
  • 1つの無料の「無制限TV&その他」エンターテインメントパック
  • ハワイ諸島線の出発当日、予定より早いフライトの空席待ちが無料
  • 全米で行われる Hawaiian Airlines 主催の特別イベントへの ご招待
  • 出発当日のファーストクラスへの無料アップグレード
  • 可能であれば、優先座席への無料アップグレード
  • 空席状況および路線、機種に応じて無料アップグレード

などがあります。

優先登場や無料アップグレード、予約の利便性、ボーナスマイルの充実など、ハワイアン航空を利用する場合の特典が多く用意されています。

本来は「60区間の旅行」をして、はじめて付与される会員特典ですから、クレジットカードにもないレベルの優待が受けられるのです。

ハワイや米国へ旅行や出張する機会が多い方におすすめできる特典と言えます。

海外手荷物配達サービス

世界中の現地ホテルにスーツケースやゴルフバックを発送してくれます。手ぶらで旅行ができるメリットがあります。

個人賠償責任保険

日本国内において、日常生活をしている中で「賠償責任」が問われた場合に最大1億円が保障されます。

日常生活の中で、偶然の事故で他人を負傷させたり、他人の物を壊すなどで損害を与えて、法律上の損害賠償責任を負ったときには、賠償責任保険金が出ます。

米国ほどの訴訟社会ではありませんが、日本でも、思わぬ事故で他人に損害を与えてしまうリスクがあります。そのときに保障されるのが「個人賠償責任保険」です。

ラグジュアリーリムジン

サービス対象のレストランとご指定の場所を送迎してくれます。

レストランを予約すると同時に送迎してくれるので、タクシーなどを手配する手間も、費用も、不要になります。

無料鑑賞

  • 全国のTOHOシネマズで毎月3回無料で映画が鑑賞できる
  • 東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国立西洋美術館、国立国際美術館の常設展と東京国立近代美術館、国立新美術館の企画展を会員様と同伴者1名様まで無料で鑑賞できる

特典があります。

映画や美術館に行かれる方は、意外に有効活用できる特典と言っていいでしょう。

これらのブラックカードレベルの特典だけでなく

  • 海外旅行傷害保険最大1.2億円
  • 国内旅行傷害保険最大1.0億円
  • 航空機遅延保険
  • プライオリティ・パス
  • 国内空港ラウンジ
  • グローバル・ラグジュアリーホテル優待
  • ラグジュアリーダイニング:2名様以上のコース利用で1名分無料

など、他の法人プラチナカードにも、付帯されているレベルの優待特典も、当然のように抑えられています。

さすが「ブラックカード」と言ったところです。

国際ブランドMastercard®
初年度年会費(税込)220,000円
2年目~年会費(税込)220,000円
年会費優遇条件-
ポイント還元率/基本1.50%
ポイント還元率/上限3.30%
ポイント倍増方法商品券との交換
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法人ブラックカードを持つもう一つの方法とは?

実は、もう一つだけ法人ブラックカードを持つ方法があります。

それはダイナースクラブが発行している個人向けのクレジットカード「ダイナースクラブプレミアムカード」「ANAダイナースクラブプレミアムカード」に、追加カードとして「ビジネス・アカウントカード」を発行する方法です。

「ビジネス・アカウントカード」とは

個人向けのクレジットカードに追加カードとして発行できるカードで

  • 個人口座とは別の法人口座からの引き落とし
  • 個人口座とは別の明細の発行

が可能な追加カードなのです。

これを利用すれば

ダイナースの個人カードが法人口座から引き落としが可能な法人カードとして使える

ことを意味しています。

ダイナースクラブプレミアムカード

ビジネス・アカウントカード

というセットで、ブラックカードを持ちながら、法人口座からの経費支払いに対応できるのです。

  • ダイナースクラブプレミアムカードは、ダイナースクラブカードを利用してインビテーション(招待)で取得できます。
  • ANAダイナースプレミアムカードは、ANAダイナースカードを利用してインビテーション(招待)で取得できます。
国際ブランドDiners
初年度年会費(税込)24,200円
2年目~年会費(税込)24,200円
年会費優遇条件アカウントカード年会費5,500円(税込)が必要
ポイント還元率/基本0.40%
ポイント還元率/上限0.80%
ポイント倍増方法●ポイントアップ加盟店
ホテル:2倍
レストラン:2倍
ショップ:2倍
【年会費特典】初年度年会費無料
【新規入会+利用】最大10,000円キャッシュバック
国際ブランドDiners
初年度年会費(税込)29,700円
2年目~年会費(税込)29,700円
年会費優遇条件アカウントカード年会費5,500円(税込)が必要
ポイント還元率/基本0.40%
ポイント還元率/上限0.80%
ポイント倍増方法●ポイントアップ加盟店
ホテル:2倍
レストラン:2倍
ショップ:2倍
-
【新規入会+利用】最大128,000マイル

法人ブラックカードは持つべきなのか?

会社経営者で会社の経営状況がとくに悪いのでなければ、持っていて損はない法人カード

と言えます。

年会費220,000円(税込)

と言っても、経費で落ちますし、月の費用負担は1万6千円程度です。

費用面だけで考えても

月1回接待をするとして

  • 2名分のコース料理が1名様分無料
  • レストラン送迎

だけでも、1万円以上は元を取れるのではないでしょうか。

これに

  • ホテルのアップグレード
  • 航空会社の席のアップグレード
  • コンシェルジュサービスの有効活用による「無駄な時間コストの削減」
  • 映画無料
  • 美術館無料
  • 最大2.0%のポイント還元率

というメリットがあれば、年会費220,000円(税込)というのは優にカバーできるコスト負担と言えます。

その上で

  • 会話のネタになる
  • 一目置かれる
  • 自慢できて気分が良い
  • 異性にも興味を持たれる
  • 社会的信用が高い

という精神的なメリットもあるのですから、「法人ブラックカード」も、選択肢として考えておくべきです。

注意しなければならないのは

法人ブラックカードは、あくまでも経営者や役員が使うものであって、一般の社員に追加カードを発行して使わせるものではありません。

追加カードであっても、年会費は55,000円(税込)とプラチナカードレベルのコスト負担になってしまいますし、無駄に豪華なカードを社員に与えても、「百害あって一利なし」です。

  • 従業員が持つカード → 追加カードの年会費無料、もしくは格安で決済ができれば良い法人カード
  • 経営者や役員が持つカード → 法人ブラックカード

という使い分けが必要になってきます。

まとめ

ブラックカードとは

国際ブランドが発行する最上位の券種のクレジットカードのこと

を言います。

法人ブラックカードは、現時点で1枚しか存在していません。

Mastercardの最上位券種

  • ワールドエリートMastercardカード

を日本ではじめて搭載したクレジットカード

ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card

です。

「ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card」は、法人口座を引き落とし口座に設定できるので、法人カードとして利用できるブラックカードなのです。

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法人ブラックカードは、年会費も高額ではありますが、高いとはいっても、年間220,000円(税込)というコスト負担です。経費で落ちますし、金銭的なメリットも、精神的なメリットも、20万円を優に超えるレベルで体感できるはずですので、興味がある方は、検討してみることをおすすめします。

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