台風15号で大きな被害が出ている千葉県南部。倒木や電柱で道をふさがれて孤立した集落では、住民が電気の復旧を待ち焦がれながら、身を寄せ合って暮らす。一方、海沿いの町は大半の家の屋根や壁が吹き飛ばされていた。

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 房総半島南部、富津市金谷の山あいにある集落では、港や駅に向かう唯一の道が倒れた電柱でふさがれ、11世帯約20人が孤立を深めていた。停電と断水の中、往復約10キロの道のりを歩き、コンビニまで水や食料を買い出しに行く。防災行政無線は聞こえず、携帯の電波も届かない。情報源は新聞やラジオのみだ。

 停電から4日目。「電気も通らず、水もない。ほぼ毎日歩いて買い物に行っているが、いつまで体力が持つのか」。5年前からいとこと同居中の50代の男性は嘆く。「電柱をどかすだけでいいのに、それすらしてくれない。行政や東電は何をやっているのか。電気の復旧も物資の支援も、とにかく対応が遅すぎる」と憤る。

 

 一人暮らしの高齢者もいる。備蓄のカップ麺などで生活している池田幸雄さん(70)は「私ら高齢者が10キロも歩いたら倒れてしまう」と訴える。「クーラーボックスにいれた水や野菜はいつまでもつかね。高齢者は死ぬしかないんだろうか」。東電や国などに対し「大災害だという認識が甘い。自衛隊などをもっと早く投入して早く助けてほしい。ヘリで食料を落とすとか、何でもいい。山間部はいつも後回し。みんな気づかれずに死んでいくよ」と声を荒らげた。

 近くのわき水をくみ、高齢世帯に配る人もいる。住民全員で道路に散乱した木々を掃除し、何とか歩ける道を確保した。市によると、豊岡地区でも、12日時点で10世帯が孤立しているという。

 

 

 

 

 

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ソフトバンク、スラヤ製の衛星携帯電話「501TH」

料金プランは前機種「201TH」と同様に「衛星電話バリュープラン」(月額基本料4900円の2年契約)や「衛星電話プラン」(月額基本料9800円で2年契約なし)を利用できる。

 「501TH」はThuraya(スラヤ)製のストレート型端末。スラヤがグローバル展開する「Thuraya XT-PRO」をベースに、メニューやSNS作成機能などを日本語に対応させた。

 緊急時の発信に利用できるSOSボタンを備え、日本の警察、海上保安庁、消防・救急(東京都内のみ)への緊急発信にも対応する。

 

 

 

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