最近、リコイルが異様に重く、ケッチンもひどいので、もしかしたら
デコンプホールが詰まっているのかと思い、分解整備です。
ちなみに、Thor190は、セル付きですが、セルは緊急のときしか使いません。
(日本製と違い、すぐに壊れるので)
頻繁に分解することが、多いような気がしますが、デコンプホールが詰まったら、
分解しませんか? 2stは、いろいろと面倒ですね。
面倒・・です。
汚れているので、きれいにしたくなります。薬品をつけて放置
一回目 まあまあ取れました
ピストンも汚れているので、新品と交換したかったのですが、
在庫が無い。ポリーニはピストンが比較的安価なので、せっかく分解した場合は、
新品と交換したいものです。こちらも薬品をつけてきれいにします。
今回、ピストンリングの固着は無かったです。てっきりガッチリ固着しているかと
思いましたが、意外です。固着防止作業は、効果がありました。
きれいになりました
ちなみに今回使った薬品 強力はがし剤です。よくカーボンが落ちます。
WAKO'S製品でも、「RMVリムーバー」が出てると思いますが、
そちらのほうが、強力かも・・・
ついでなので、ホーニング。ついでが多くて、結局時間がかかります。
シリンダーとピストンのセット。シーリング剤を塗っておきます。
エンジンカバーに細工をしてあるので、エンジンは降ろしません。
9月22日~ テスト飛行です。
グリーンが眩しい フッサフサ
リコイルが軽く、3回引いて、始動。
やっぱりこうでなければと、思います。
エンジン音は、とても静かです。
やはり調子が良い
本日は、手賀沼まで飛行です。風も無風です。絶好のパラ日和。
ココまで来て「フッ」と聞こえない音がしました。
風の音しか聞こえません。「今日は、なんて静かなんだろう」
と思いましたが、
あれエンジン止まってる・・
ス~ッ と滑空します、 高度400m!
こんなところでエンジン止まってしまって、
ドウナッテシマウノ?
-----------その後・追記-------------
こういう時こそ、セルにて、
エンジン始動!
・・を試みましたが、
やっぱり
墜落しました。
日頃、エンジン停止に備えて、
着陸場所を探しながら、飛んでますが、
今回は、
「降りる場所がない」
と思っている最中でした。
やっと
森の中の畑手前に着陸 できず、 チョッと畑に侵入
畑は、何も植えてない時期だったので、良かったです。
幸い、人体機体は無傷でした。 ココは何処?
帰りは、農家の人に送っていただいてしまいました。
地獄に仏、本当に助かりました。ありがとうございますm(_ _)m
↑この方、広大な農家の地主さんです。なおかつ消防士様でした。
エンジンを調べたところ、リコイルはスムーズに引けます。
ただ、火花が飛んでなかったです。電装系のトラブルでした。
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今回の停止ですが、
電装系までは、気が付かなかったです。
後日整備したところ、驚愕の事実がわかりました・・・
(後日まとめ予定)
本物の航空機に比べたら、おもちゃみたいなエンジンです。
これでよく空を飛べるなあと、いつも思っていました。2時間のクロカンに出たら、2時間エンジンを停止してはならないです。
ちょっと、調子が悪いから、着陸とはいきません。
だから整備をするのですが、完璧では無いところもありました。
いつ停止するか、わからないので、それを前提に
飛行しなければ、ですね。
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