ネットを見ていると、 「顔の脂肪吸引とバッカルファットのどちらが効果的か」 という記事をよく見かけます。 また、キルシェクリニックへ脂肪吸引のカウンセリングにお越しいただいた患者さんに聞かれることも多いですし、同業の美容外科医の先生方と話をしていても、よく聞かれます。 皆さんにとって、とても興味のあることなのでしょう。 今回はそれについて、キルシェクリニックなりの見解を示したいと思います。 まずは症例写真から。 正面と横からの、施術前と1ヶ月目の比較です。 ふきでもので肌が荒れていることや、1ヶ月の写真が化粧をしているなど、若干見づらい部分がありますがご容赦ください。 ホホ+あご下の脂肪吸引と、バッカルファット切除を行なっています。 【施術前】 【施術後1ヶ月】 ちょっと分かりづらいかもしれませんので、正面と横からそれぞれで並べて比較してみましょう。 【並べて比較・正面から】 フェイスラインの丸みがなくなって、シャープになりました。 アゴのシャープさも強調されて良い感じです。 そして何より、口元の重たさがなくなりました。 写真はありませんが、笑った時のホホのボリューム感もかなり軽くなっています。 【並べて比較・横から】 あご下がスッキリしました。 フェイスラインもスッキリとしてシャープに浮き出ています。 ホホの面積が減ったので、かなり小顔に見えるようになっています。 この方は芸能関係のお仕事もされている方ですので、元々からそこまで太っているわけではなく、むしろ痩せ型の人です。 変化の度合いとしては劇的ではないかもしれませんが、それでもここまで削り出すことはじゅうぶん可能です。 患者さんにも変化に喜んでいただけました。 お顔の脂肪吸引とバッカルファット切除の違いを一番シンプルに説明をするならば、 「バッカルファットは正面からのイメージを変え、脂肪吸引は横からのイメージを変える」 ということになります。 キルシェクリニックは脂肪吸引の専門クリニックですので、当院で施術を受ける患者さんだけでなく、他院の術後の患者さんの修正や再施術なども多く対応していますので、様々なバリエーションの経過、結果を見ることになります。 正面からのイメージを脂肪吸引で変えようとすると、あまり良いことがありません。 ほとんどのケースで頬がこけてしまっています。 逆に言うと、キルシェクリニックでお顔の脂肪吸引を単体で承る場合、できるだけ正面からのイメージを変えないように注意して施術しています。 経験上、良いことがないことを分かっているからです。 正面からのイメージは、バッカルファット切除(と、できればたるみ治療)で変えていくことが大原則です。 それは口元の重たさも、笑った時のホホのボリュームを減らしたい場合でも同様です。 また、バッカルファットを切除しても横からのイメージはあまり変わりませんし、それを無理して変えようとすると凹みなどのリスクも上がってしまいます。 横からのイメージを変えるためには、脂肪吸引(と、できればたるみ治療)が一番確実で効果的です。 フェイスラインをいかに綺麗に出かというのが、脂肪吸引で横からのイメージを小顔に変えてあげるためには必要ですので、ホホのみ・あご下のみの脂肪吸引は効果的ではありません。フェイスラインとはホホの面とあご下の面の2面で作り上げていくものだからです。 以上のことから、正面からのイメージも横からのイメージも変えたい場合には、ホホ+あご下の脂肪吸引とバッカルファット切除を同時に行ってあげることが効果的です。 特に、最近の若い方はバッカルファットの垂れが早く、強い傾向にありますので(詳しく説明したブログはこちら)、より効果的になるんだと感じています。 こういった点に注意して施術をしているからこそ、キルシェクリニックの脂肪吸引では、自然に大きな変化を出せています。 文章で書くと、非常にシンプルで簡単そうに見えますが(笑)、実際にデザインと施術をしてみると、難しくて結果を出せないことも多いようです。 当院はクリニックのノウハウをまったく隠しておりませんので、脂肪吸引やバッカルファットの施術の見学に毎年たくさんの美容外科医の先生がお越しになっていて、ご指導させていただいています。そのために、モニターさんには症例写真の他に、美容外科医の見学にもご同意いただいているわけです。当然ながら、絶対に手術はさせません。すべての施術は私が責任持って行っていますので、ご安心ください。 そして、見学して学ばれた先生の多くが、「やり方は分かったんだけれども、キルシェクリニックの結果は真似できない」とおっしゃいます。 それは私の指先の感覚の特殊性(とても敏感でわずかな差まで感じ取れる)だったり、デザインセンスだったりが理由なのでしょう。 もちろん、バッカルファット単体でOKの方もいますし、脂肪吸引単体でOKの方もいますし、両方とも適応ではない方もいらっしゃいます。 このあたりは、カウンセリングの中で丁寧に診察して、説明を行なっています。 ・小顔にしたい ・フェイスラインをスッキリさせたい ・あご下をスッキリさせたい ・笑ったときのホホのボリュームが気になる ・最近アゴがぼんやりしてシャープじゃなくなってきた ・口元の重たさが強くなってきた などの悩みは、お顔の脂肪吸引やバッカルファット切除、たるみ治療を単体もしくは組み合わせることによって解決可能です。 悩まれたときには、お気軽にご相談ください! 2019年9月の休診日 4(水)・8(日)・12(木)・17(火)・18(水)・23(月・祝)・27(金)・28(土) 2019年10月の休診日 2(水)・6(日)・10(木)・15(火)・16(水)・21(月)・25(金)・31(木) メールでのお問い合わせは info@kirsche.tokyo (クリニック運営全般) または kirsche.mekata@gmail.com (院長直通医療相談) まで! ※業者からのメールは内容を問わず一切の送付を拒否します。当方のオプトアウトを無視した業者からのメールが届いた際には、特定電子メールの送信の適正化等に関する法律に基づき対応させていただきますのでご承知おきください。 お問い合わせフォームもございます。 コチラからどうぞ! 107-0052 東京都港区赤坂2-17-58 赤坂福住ビル3階 キルシェクリニック 03-6459-1661 診察時間:10時から19時 休診日:不定休 予約は電話のみの対応となります。患者さんが混み合うと繋がりづらいときもございますが、何度かお電話いただけましたら幸いです。