2017年1月6日金曜日

9202 ANAホールディングス(2016年9月株主優待)

権利確定日:3月末日・9月末日
最低投資額:321,400円(1000株)<2017年1月6日時点>
優待の内容:
(1)株主優待番号ご案内書(片道1区間普通運賃の50%割引)
1,000株以上・・・1枚
2,000株以上・・・2枚
3,000株以上・・・3枚
4,000株以上・・・4枚(以下2,000株ごとに1枚増)
10,000株以上・・・7枚(以下4,000株ごとに1枚増)
1,000,000株以上・・・254枚(以下8,000株ごとに1枚増)
※有効期間:(3月末)6月1日~翌年5月31日、(9月末)12月1日~翌年11月30日
※一部の便で販売座席数に制限有
(2)自社グループ優待券1冊(※1)
(3)株主限定サイトの利用(※2)
(4)カレンダー(9月のみ)

事業の概況:
旅客航空輸送。国内線、国際線ともに首位。傘下にLCC(格安航空会社)のバニラ・エアがあります。ピーチ航空にも出資しています。国際線を拡大中です。


コメント:
第2四半期累計(2016年4〜9月期)決算は減収増益(売上高▲2.9%、経常収益+3.2%、経常利益+0.6%、純利益+6.4%)となりました。燃油サーチャージ収益の減少や円高で売上高が減少した一方で、原油価格の下落や円高で燃油費を中心に費用が減少したということです。過去最高益となっていて増配の予定です。

国内線の旅客数は熊本地震やシルバーウィークの日並びによる影響などで微減となっていますが、国際線は訪日客や三国間の需要を取り込み増加しています。

リテール部門は物販は堅調なものの、インバウンド需要の減速により空港免税店が伸び悩み、前年実績を下回っています。

ANAはずっとJALに続く2位が定位置でしたが、売上高、旅客数ともにJALを抜いて日本一になりました。その立役者となっているのが、社長の篠辺修さんです。初めは整備部門に配属された技術畑出身の社長だそうです。先日『カンブリア宮殿』にも出演されていました。

<自社グループ優待券>※1
1.ホテル・・・IHG・ANA・ホテルズグループジャパン
・ 宿泊・・・20%割引(6枚)
・ レストラン・バーでの飲食・・・10%割引(5枚)
・ 婚礼の飲食・・・10%割引(1枚)
・ 会議・一般宴会・・・宴会場・会議室室料15%割引(3枚)
2.ツアー・・・海外・国内ツアー
・ ANAスカイホリデー(国内旅行)・・・7%割引(2枚)
・ ANAハローツアー(海外旅行)・・・7%割引(2枚)
・ ANAワンダーアース(海外・国内ツアー)・・・7%割引(2枚)
3.ショッピング・・・国内34空港のANA FESTA・ANA DUTY FREE SHOP
1店舗1回1,000円以上の買い物が10%割引(5枚)
4.ゴルフ・・・プレー料金割引
・武蔵の杜カントリークラブ(4枚)
・早来カントリー倶楽部(3枚)

<株主限定サイト>※2
1.株主様限定機体工場見学会への申し込み ※申し込み多数の場合は抽選 2.カレンダーの選択 ※壁掛け型(風景)または卓上型(飛行機) 等

2017年1月3日火曜日

8136 サンリオ(2016年9月株主優待)

権利確定日:3月末日・9月末日
最低投資額:220,600円(100株)<2016年12月30日時点>
優待の内容:サンリオピューロランド、ハーモニーランド共通優待券及びオリジナル限定商品
100株以上・・・3枚
500株以上・・・6枚
1,000株以上・・・8枚
4,000株以上・・・10枚
10,000株以上・・・12枚
50,000株以上・・・15枚
100,000株以上・・・20枚

事業の概況:
『ハローキティ』などキャラクター商品の企画・販売。海外のライセンス事業が利益の大半を占めています。また、サンリオピューロランド(東京)、ハーモニーランド(大分)のテーマパーク事業も行っています。


コメント:
第2四半期累計(2016年4〜9月期)決算は減収減益(売上高▲11.3%、経常収益▲45.8%、経常利益▲48.6%、純利益▲29.6%)となりました。円高の影響で海外が落ち込んでいるほか、インバウンド需要の一服で国内も小幅ながら減益となっています。ただ、欧米では苦戦が続いているようですが、中国は現地通貨ベースでの売上は伸びてきているそうです。

テーマパークがここにきてかつてないほど好調のようです。ハーモニーランドは熊本地震や台風の影響で赤字とのことですが、サンリオピューロランドがリピーターの増加などで黒字化しています。SNSでの拡散も入場者数の増加に影響しているようです。

株主優待のオリジナル限定商品はエコバックでした。1,000株以上でシナモロールのヌイグルミも追加です。

国内外でキャラクターのカフェやレストランの展開が進んでいます。どこもすごく可愛い店舗で、人気もあるみたいです。テーマパークまで足を運ばなくても、手軽にテーマパークのような楽しい気分が味わえる場所というのはすごくいいですね。

2016年12月30日金曜日

4990 昭和化学工業

権利確定日:3月末日・9月末日
最低投資額:341,000円(1,000株)<2016年12月30日時点>
優待の内容:
<3月>
1,000株以上・・・3,000円相当の自社商品(消臭剤)
<9月>
1,000株以上・・・あきたこまち新米2kg
※1年以上2年未満継続保有は4kg、2年以上継続保有は6kg

事業の概況:
珪藻土原料の濾過助剤などのメーカー。中国にある合弁会社で生産を開始したとのことです。また、塩素剤などの化成品の販売も行っています。


コメント:
化学系の会社は業務内容が難しいですが、濾過助剤というのは製造業の製造工程などで濾過する際に使用することで、濾過時間を飛躍的に延長させたり、目詰まりを防止できたりするものだそうです。(やっぱり難しいですね・・・)天然資源を使用していて、食品、化学、薬品など幅広い分野で利用されているとのことです。

第2四半期累計(2016年4〜9月期)決算は減収増益(売上高▲0.4%、経常収益+65.0%、経常利益+42.6%、純利益+16.7%)となりました。主力の濾過助剤製品が国内で伸び悩み、海外では伸長したものの為替の影響などにより円ベースでの売上高が減少したとのことです。一方で原油価格の下落などがコスト削減に寄与しています。研究分析センターの移設に伴う固定資産除却損などの特別損失95百万円を計上していますが、利益は会社予想よりも上振れしています。化成品はプール用などの各種塩素剤の売上が増加しているとのことです。

株価は出来高が少なく、基本的には変動が小さいイメージですが、年に1度ぐらいのペースで瞬間的に急に上がる時があります。

2017年2月から単元株数を1,000株から100株に変更すると発表されています。これにより株主優待の内容も変更される可能性があります。株価の上昇や株主数の増加も期待できるかもしれません。

2016年12月27日火曜日

2340 極楽湯

権利確定日:9月末日
最低投資額:86,700円(100株)<2016年12月27日時点>
優待の内容:無料入浴券
100株以上・・・4枚
300株以上・・・6枚
500株以上・・・10枚
5,000株以上・・・20枚
※6カ月以上継続保有(3月および9月の株主名簿に連続2回以上記載)した株主のみに贈呈。
※1年以上継続保有(3月および9月の株主名簿に連続3回以上記載)の株主には1枚追加。
※「極楽湯」、「RAKU SPA鶴見」、「RAKU SPACafe浜松」で利用可。(「RAKU SPA鶴見」は1名につき2枚必要)一部FC店及び海外店舗での利用不可。

事業の概況:
「極楽湯」ブランドのスーパー銭湯を直営、FCで全国展開。店舗数で業界トップ。中国にも進出しています。既存の上海2店舗に加えて2016年11月に武漢に3店舗目がオープンしました。10年で100店舗を目指しているとのことです(うち8割はFC)。

コメント:
店舗数日本一の風呂屋さんです。

第2四半期累計(2016年4〜9月期)決算は減収増益(売上高▲0.3%、経常収益+135.7%、経常利益+43.8%、純利益+7.9%)となりました。店舗修繕の為の店休日が多かったため売り上げが減少した一方で、原油価格の下落によるエネルギーコストの低下やコスト意識徹底による生産性向上により利益面は大幅に改善したということです。また、中国店舗も寄与しています。

スーパー銭湯は冬場に客数が伸びる傾向にあるので、下期の業績は期待が持てそうですが、人件費の高騰や、原油高によるエネルギーコストの上昇、東京オリンピック開催の影響による建設費の高止まりなどのコスト増が懸念されるとのことです。

中国店舗は入館料が大人138元(約2,325円)もするそうですが、年間の入館者は100万人超え、入館待ちの行列ができるほどの盛況ぶりとのことです。上期の海外店舗は中国上海の2店のみでしたが、国内のセグメント利益(営業利益)が303 百万円だったのに対して、中国のセグメント利益(営業利益)は既に266 百万円もあります。今後、「10年で100店舗を目指す」という目標を掲げていることから、業績も急成長するのではないかとの憶測が立っているようです。これらの思惑から株価も一時高騰し、今もやや割高で推移しています。

中国上海に大江戸温泉物語そっくりの温浴施設(パクった?)がオープンしたというニュースが話題になっていますね。極楽湯さんの盛況ぶりに目を付けたのか分かりませんが、極楽湯さんにとっても大きな問題です。こういったチャイナリスクや競合他社の出現には注意が必要かなと思っています。

2016年12月23日金曜日

8079 正栄食品工業

権利確定日:10月末日・4月末日
最低投資額:211,500円(100株)<2016年12月22日時点>
優待の内容:
(1)自社製品(菓子類詰合せ)
100株以上・・・年1回(対象:10月株主)
1,000株以上・・・年2回
※100株以上1,000株未満の株主と1,000株以上の株主では、自社製品の一部内容が異なる
(2)割引券(通販カタログ掲載商品50%割引)
1,000株以上・・・1枚
3,000株以上・・・2枚
5,000株以上・・・3枚
10,000株以上・・・5枚
※1枚の割引限度額3,000円(本体)

事業の概況:
製パン・製菓用材料等の食品商社。製パン・製菓用副食材専業としては最大手。世界各地から原材料、製品を輸入しています。国内、米国、中国に自社加工工場を持っています。

コメント:
2016年10月期(2015年11月〜2016年10月)決算は減収増益(売上高▲4.7%、営業利益+40.3%、経常利益+28.7%、純利益+14.5%)となりました。円高で海外売上が大きく目減りした一方で、利益面で改善が見られます。また、連続増配中で、2017年10月期も6円の増配を行う見通しです。

決算発表後に株価が急上昇しています。業績や増配による上昇もあると思いますが、東証1部昇格に対する期待もあるのかもしれないですね。PER(会社予想)は11.82倍ぐらいなので、まだそれほど割高感は無いと思いますが、わたしは一度売却する予定です。

株主優待は自社製品です。お菓子盛りだくさんです。わたしは100株保有なので10月末のみの取得です。この時期にたくさんのお菓子を貰えるというのは助かります。「正栄食品工業さん独自の製法とこだわりにより作り上げた自慢の商品」ということで、ドライフルーツやナッツ類などもふんだんに使用された、身体にも気遣ったボリュームもあるとても嬉しい内容になっています。

<2016年10月期>
「アルゴドン・スペシャルプレーン」、「無添加ミックスナッツ」、「干支チョコレート」等々・・・計12点。※1,000株以上の株主は一部内容が異なるそうです。