ワシが『富導算塾』塾長、江古田島平八である。
セミプロとプロは違う。趣味と仕事もまた違う。
押すのと押さないのも雲泥の差!!
性格が破綻している人はサラリーマンには向かない。
状況と手駒を整理し『目標』を設定した。
一手目で『共同担保』の価値がある戸建てを購入した。
二手目で『共同担保』を入れて共同住宅を購入した。
想定はここまでで一年間。
三手目
二手目までを急いだ。
二手目までは出来るだけ早く指した方が良い。
cedonさんのパターンで二手目までは一年以内に終わっているイメージ。
市場に大体いつでもある物件を条件にしたのは理由がある。
三手目は、利回りが高い物件(15%以上)を狙いたいから。
2000~3000万円クラスの15%以上の物件は競争が激しい。
状態が良さげなものは見ないでも買付が入るし、
現金で買っていってしまう人もいる。
一棟目、二棟目で狙うと、買えないまま時が経過することが多い。
しかし、二棟目まで購入を終えていれば、
買付競争に負ける間もCFは増加し続ける。
税金効果で実質手取りも増えているので、時間が味方に変わっている。
cedonさんの今のCF状態(詰将棋上)は、
一棟目の現金戸建て500万(月5万、年間60万)首都圏
二棟目の融資で共同住宅2200万(月12万、年間144万)首都圏
二手目までの合計CF(月17万、年間204万)
残り自己資金は600万円+(17万×待機月数)
目標月CF40万円までは、あと・・・23万円
仮に、2500万円15%以上の物件をターゲットとする。
頭金500万円で2000万円の融資。
なぜなら合計4000万円までは支店決済範囲内じゃから
2000万円を3.9%で購入すると
30年借入で月返済が9.5万。
25年借入で月返済が10.5万。
2500万15%の物件を購入したとすると、
年家賃収入375万、月31万。
CFで月20万円以上増やすことが出来る。
ちょっと難易度が上がるこういう条件の物件。
想定利回りがこの数字になっていて、
現状の入居が少ない場合もある。
売主が募集に消極的で、
部屋の修繕がされていない場合もある。
一手目、二手目までで返済比率が50%以下にして、
入居率が良い物件を選んで購入した意味。
三手目で探す高利回り物件が入居率が低くても、未修繕の部屋があっても、
埋まるまでの時間を、耐えることが出来る。
二手目までのCFで改修して回収できる。
尚且つ、
物件が買えるまでの時間、CFがずっと積みあがる。
買付競争に負けても、
融資金額が伸びずにローンブレイクしても
現金は増える。
不動産は、所有している時間が利益に直結する。
最初から最高手を求めなくても良い。
手に入らない物件にチャレンジし続けるより、
市場にある物件で攻略法を作る。
土俵に立って、CFを再投資出来る環境を作ることがまずは重要。
1年探し続ければ、かなりの確率でこの位の物件は買える。
金額的にノンバンクの支店決裁で出来る範囲なので、一度借りると次も借りやすい。
※最初の融資は共同担保に頼ったが、一度借りると二度目(支店裁量限度内)は共同担保に頼らなくても行けることが多い。
ノンバンクが難しくなるのは融資総額が5000万円を超えて本店決裁になってから。
三手目は一年くらいの間に決めればよい。
三手目を指し終わるまで二年。
cedonさんのここまでの状態(詰将棋上)は、
【収入の部】
500万12%戸建(月5万/年間60万)
2200万12%アパート(月収入22万/年間264万)
2500万15%アパート(月収入31万/年間372万)
合計不動産収入(年696万円/月58万円)
【返済の部】
2000万円 25年3.9%(月返済10.5万/年間126万)
2000万円 30年3.9%(月返済9.5万/年間114万)
合計年間返済(年240万円/月20万円)
三手目までの合計CF(月38万、年間456万)
目標の月40万のCFまで、あと2万。
三手目までの物件の利回りがちょっと良ければ達成している。
現金は100万+最低204万(二手目までの翌年分のCF)で
残金304万+α(3棟目を買ってからの経過月数×20万)
三手目までのCFは38万じゃが、不動産の総収入は年間696万(月58万)
あくまで返済後(696万-240万)のCFが年間456万(月38万)
58万の家賃収入に対する返済20万の返済比率は34.5%
サラリーマン収入450万に、不動産収入696万円を加えた確定申告書。
地元の金融機関が貸してくれる土俵に立っているかもしれない。
土俵に立たせてくれたのはノンバンク。
さて、ワシが提案する2020年現在、再現性の高い買い方は・・・
状況と手駒を整理し『目標』を設定し、
一手目で戸建てを購入し、『共同担保』にして、
二手目で、12%以上の入居率の良い共同住宅を購入する。
三手目で、15%以上の共同住宅にチャレンジ。
cedonさん目線で復習。
【一年目】
500万12%の『共同担保』になる戸建を現金購入。
自己資金は800万円に減少。
戸建を『共同担保』に入れて、2200万12%の物件を200万頭金で購入。
※家賃3.5万以上で考えると、総戸数6戸以下の物件になると思う。
自己資金は600万円に減少。
融資は2000万を25年3.9%で、年間家賃収入264万円。
月22万の家賃収入に対して月支払10万。月CF12万で年間CF144万円。
戸建てとアパートの合計CFは5+12=17万。
次の一年間で現金は204万円回復する。
【二年目】
2500万15%のアパートを頭金500万入れて購入。
最初の自己資金は100万円に減少。(月38万ずつ回復)
一年目までに購入している物件からのCFで204万回復。
二年目が終わった時点での自己資金は100+204で304万円。
【補足】考え方
実際には、取得税、固定資産税、保険、空室リスク、管理費・・etc・・・
出ていく分があるので、実際の手残り金額等がこの通り行くことはないが、
プロパン会社の切り替え、自然災害での保険支払い等、プラスになる場合もある。
そういったことも踏まえ、ブログ上は簡単になるように細かい数字を排除して書いている。
cedonさんは、会社員を辞めるとコメントで宣言してくれた。
cedonさんが辞める目標に設定したCF40万円がある程度確実に残るようにするには、
額面上のCFは月50万円×80%(20%分でリスクを吸収)で月CF40万円
詰将棋としてはCF50万円を目指したい。
cedonさんには成功例は無限にあるが、ワシはワシの知っているやり方を主観で述べる。
YOUTUBE
【健美家大家列伝対談火の玉インタビューシリーズ⑩ 江古田島平八さん】
参考
物件のグリップがしたい場合は、同じ仲介さんから連続で買うことをお勧めする。
最初に連絡した時、あなたはタダの見込み客。
しかし、戸建てを現金で買うと決めている人は、【買う客】からSTART出来る。
詰将棋の絵が描けていれば、後2つは確実に買ってくれる、確度が高い見込み客。
買いたい物件のイメージを伝えて、何度も買う期待を持ってもらえれば・・・。
少しだけ特別な顧客になることが出来る。
3棟目のちょっと良い物件を購入するために。
一棟目と二棟目の売買で人間関係作りを。
相互の関係を高められるように漢を磨くんじゃ!
土日は人気ブログランキングからのアクセスが落ちて・・・
なぜかついったーからの訪問者が増える。
ワシ、いつ書くのを休めば良いんじゃろうか・・・・。