ワシが『富導算塾』塾長、江古田島平八である。
同じ東南アジアでもチンイツ氏がいるタイは候補に入らなかった。
そりゃあそう。当たり前。ポチを押すのと同じくらい当たり前なんじゃ。
ワシは性格が破綻しているので食事量が落ちたことを残念に思っている。
2017年
詰将棋完成後の次の一手。
家族と共に。
何かを求めてマレーシアに飛んだ。
先にマレーシアにいた薫氏と合流し、まずは観光と食事。
ローカルフードの美味しさと安さに感激。
7時間のフライトに疲れ果てていた子供たちは少しグロッキー気味。
翌日に、メインイベントの学校見学ツアーを組んでいた。
実は、行くまではそこまで期待していなかった。
薫氏に紹介された人だし、顔繋ぎくらいのイメージじゃった。
その日は3校。
オーストラリアインター、IGB、そして通うことになるインターナショナルスクール。
一校目を見学に行き、校長先生と通訳を通じて話した後。
子供たちがキラキラした目で学校内を見て回る。
田舎の公立出身のワシには異世界に見えた。
二校目に行ったときは実際に通える範囲なのかの皮算用を始めていた。
残念ながら、一校目と二校目はワシには高すぎた。
実際は無理かなと諦めかけながら気楽に見に行った三校目。
一日案内してくれたTさんが、申し訳なさそうに、
『次はちょっとクオリティは下がるんですが・・・』
と案内してくれたインターナショナルスクール。
多分Tさんはワシのことをもう少し金持ちじゃと思っていた・・・
校舎・設備ともに数段落ちる感じではあったが・・・
料金が1/3くらい。
しかも、1~2年後に新校舎が建つところじゃと言う。
日本人も各学年に0~3人くらいいる感じで、
英語の補習のクラスも充実しているという話じゃった。
あ・・・ここなら通わせられる。
実際、国が、生活が合わずに戻って来る可能性も考慮して。
学校に入学してやっぱり嫌だと通わなくなる可能性も考慮して。
会社員を辞めた後に不動産からのCFで通わせ続けられるかを考慮して。
すべての可能性を考慮して
『あ・・・移住できるな』
という感覚が、リアルに落ちてきた。
この日、三校目だというのに、楽しそうに学校見学を続ける子供たち。
『この学校に通えるっていったら通いたい??』
と聞いてみると、
『通いたい!!通えるの??』
という答えがキラキラした目と共に返ってきた。
この答えを聞いた時に、ワシの気持ちはもう固まっていたんじゃと思う。
初めての『東南』アジア。
一回訪れただけのマレーシアで。
すっかりワシの心は『盗難』に遭ってしまったんじゃ・・・・。
一番大事な心を盗めるような怪盗になれるように漢を磨くんじゃ!!
YOUTUBE
【健美家大家列伝対談火の玉インタビューシリーズ⑩ 江古田島平八さん】
参考
ワシはマレーシアでルパンに会ったのかもしれない!!
心を盗まれたおかげで新しい世界を見ることが出来ている!!!