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プレ記事;丹後半島・怪異の記憶を求めて(2)

続きます。

武者たちに感謝の意を表す為、その地に再び訪れたい。
この想いは、山陰に移住し更に強くなりましたので、ついに機会に恵まれ嬉しいです。が、実は、決行にはある困難さが伴うのでした。
それは「その海岸が、今となってはどこなのかハッキリしない。」ということです。
体験自体、心霊スポットでおなじみの、「背後から忍び寄る恐怖」 のようなものではありませんでしたから、現実的恐怖から逃れられた安堵感のほうが勝り、それ以上の追及はしませんでした。
また、旅メモは結婚やら移住やらのドサクサで紛失。頼みの記憶も、25年強の昔のことで風化が著しくなっています。

手がかりは、丹後半島付け付根付近西岸。テントが張れるような平坦な松林が海に突き出ていて(海岸線を直角に見る)、そこからアスファルト駐車場が100M前後の距離感で望める。国道からのアプローチが近い。くらいです。
ところが、困ったことにグーグルマップや、国土地理院の航空写真などで確認しても、該当の砂浜やキャンプ場がないのです。
なので、付近の海岸を総当りする時間もなく、検討をつけて訪れる。という、計画自体は行き当たりばったり感の強いものになりそうなのです。
ですが、もしその海岸が見つからなくても、どこかで気持ちを奉じて、積年のわだかまりに決着を付けたいと思っています。
成り行きは、あらためてまた記すつもりです。

さて、実は、もう一つ決着付けたいもやもやした記憶があります。
当時の旅で、丹後半島を通過した際、ステーキ屋さんに立寄りました。
ここにもう一度行きたいのに、場所がわからなくなってしまいました。
「丹後牛」ののぼりがあったと記憶していたのですが、現在そのブランド名はあまり使われておらず、手がかりがありません。
~あのとき、店の常連さんが飲み中で酔われており、陽気に話かけてくれました。
きっどが関東からのツーリングだと知るや、「うれしいね!頑張って!」といってお小遣いをくれたのです。
帰り際、店員さんにレジでそれを返そうとしましたが、ママさんも「もらっといたら!?」といって受取ってくれませんでした。有難く、おいしい食事の足しにさせていただいたのでした。
25年強も前の話。 まだお店があるのか分かりませんが、孤独な旅の途中で楽しい時間をくれたあの店の記憶も、今回の再訪で紐解ければすごく嬉しいなと思います。

いつか、続きます。
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