求婚催眠 〜私、絶対に浮気なんてしません〜

主人公――「鉢山 載正」は、底辺から這い上ってきた成り上がり者。
手段を選ばず、時に騙し、脅し、催眠術を利用し、自分の会社を大きくしてきた。

桜ヶ丘グループの基幹企業の社長の一人娘。

容姿端麗。成績優秀。学生会の副会長。正義感は強く、不正を働く人間が嫌い。

性格がキツめのため、敵味方がはっきりと別れるタイプ。

表向きはそれほど態度に出さないが、婚約者である宇田川京一にベタボレしている。

次のターゲットである桜ヶ丘グループのパーティーに潜りこんだ載正は、
そこで親子ほども年の差のある「桜ヶ丘 怜泉」の美しさに目を奪われた。

自分の会社をより大きくするために、桜ヶ丘グループを吸収合併をしたいと考えていた載正にとって、
怜泉との「政略結婚」は、効率と欲望を満たす意味で最高の選択だった。

しかし、載正は桜ヶ丘に相手にされず、怜泉にはすで婚約者がいた。

桜ヶ丘グループは、載正の持つ企業よりも格上であり、権力や金、脅迫は通用しない。

そこで、怜泉の通う学園の理事の座を手に入れ、彼女に一つの賭けを持ちかける。

自分の得意の催眠術に約一ヶ月の間、付き合っても、婚約者への気持ちが変わらないのならば全てを諦めて手を引くと。

催眠術などというものを信じてはいない怜泉は、家や彼氏のためにも、主人公の提示する条件を受け入れるが―

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求婚催眠 〜私、絶対に浮気なんてしません〜