ガンバ、3連勝だが、元に戻る。 G大阪2-1広島。

 J1第19節、ガンバ大阪はアウェーでサンフレッチェ広島と対戦した。


出場メンバー。

広島は最近好調のようだし、前回の対戦を見て、守備が堅い上、ボールを持てるチームに変わっていて、難敵だと見ていた。
一方、ガンバは、前節の後半、ガンバらしい攻撃が復活したので、それが再現できるかに注目していた。

立ち上がりから、広島が攻撃をしてきて、ガンバは受ける。
しかし、前半16分、左サイドから前線に浮き球を送るがクリアされたのを、倉田がトラップして浮き球のまま、右足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール右に突き刺さった。 ビューティフルゴール。
さらに、前半20分、東口のロングパスをハーフウェーライン付近で倉田が受け、裏に浮き球のスルーパスを送ったのをパトリックが抜け出して、GKと1対1に持ち込んで、ニアを強烈に撃ち抜いた。
パトは、古巣の広島に敬意を表して、喜びを抑えていた。 その横でアデが大喜びしていた。

たった1回の決定機で早くも2点を先制してしまった。 予想外の展開。
ここから、ガンバは受け一方になる。
左サイドの柏から何本クロスを入れられたか。 しかし、高尾は引い抜かれないように守ったので、柏は抜かずにそのまま右足でセンタリングを上げ続けた。 だから、ヘディングシュートは打ちにくくなって、点を取られる感じはしなかった。

前半35分、浅野がスピードに乗ったドリブルで縦に突破、東口と1対1でからシュートを放つが、東口の正面で防がれる。
これが、一番のピンチだったかな。

このまま、前半終了。

後半は、益々広島の攻め一方になった。
宇佐美を入れて、少しガンバも攻撃するようになったが。
後半25分、左サイドの柏がクロスを入れると、ファーサイドでLペレイラがヘディングシュートを放つと、たたき付けられたボールは左のポストに当たってネットを揺らした。 
あんなに端にボールが行けば、東口でもどうしようもなかった。 しかも叩きつけていたからね。
Lペレイラが東口を意識して、際どいシュートを狙ってきたんだと思う。 さすがだね。
それにしても、さすがに柏にクロスを入れられすぎ。 守備が消極的すぎる。 もうちょっと寄せて、クロスの精度を落とさせないと。
この後からは、飲水タイムで指示が出たのか、高尾の他に小野瀬や井手口まで寄せて2人で抑えるようになったね。

益々、ガンバは受けるが、東口が控える守備は安定しているので、逃げ切った。
東口もうまくちょこちょこ時間を使ってたね。

ま、前節の後半を見ていなかったなら、これが今のガンバの守る勝ち方でよくやったという所だけど、この試合のテーマは、前節後半の攻撃を再現出来るかどうかだった。 
早いうちに2点取ってしまったので、受けになってしまったのでしょうがないんだけど。
その2点も繋いで崩したゴールじゃなかったんで、前節後半の攻撃の再現ではない。
これから勝ち続けていこうとすると、さすがに守りだけでは苦しいからね。 あの攻撃を再現しないと。
次節に持ち越しならいいんだけど、あの攻撃が遠ざかってしまったような気がしている。
宮本監督の腕が問われる所だと思う。

そうそう、2点目は、東口がハーフウェーライン付近でフリーだった倉田にロングパスを通したことが起点になった。
あれは、素晴らしいパスだった。 あの1発のパスで広島の選手を置き去りにして、打開した。
お、珍しく東口がロングパスを通したと思ったもんね。 そしたら、いきなりチャンスになった。
やっぱり、大きいね。 GKから正確なロングパスが通ると。 東口も結構練習しているみたいだけど、それが実ってきているのなら、嬉しいね。

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