『まく子』
西 加奈子 (著) ¥702
福音館書店
(Amazonより一部抜粋)
小さな温泉街に住む小学五年生の「ぼく」は、子どもと大人の狭間にいた。ぼくは、猛スピードで「大人」になっていく女子たちが恐ろしかった。そして、否応なしに変わっていく自分の身体に抗おうとしていた。そんなとき、コズエがやってきたのだ。
コズエはとても変だけれど、とてもきれいで、何かになろうとしていなくて、そのままできちんと足りている、そんな感じがした。そして、コズエは「まく」ことが大好きだった。小石、木の実、ホースから流れ出る水、なんだってまきちらした。そして彼女には、秘密があった。彼女の口からその秘密が語られるとき、私たちは思いもかけない大きな優しさに包まれる。
信じること、与えること、受け入れること、変わっていくこと、
そして死ぬこと……。この世界が、そしてそこで生きる人たちが、
きっとずっと愛おしくなる。
<こんな人におすすめ>
世界が光に包まれる奇跡を感じるような物語を読みたい
小学五年生の悩み、成長をみずみずしく描いた話を読んでみたい
西 加奈子のファン
読書人が集う『シミルボン』にて、インタビュー記事掲載!
https://shimirubon.jp/columns/1691046
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