No.506 こころのメモ275(ACアダルトチルドレン札幌)

 

   

 

♪ACあるある♪


○ 抑うつ状態に陥る


 

アダルトチルドレン(Adult Children=略してAC)の多くが「抑うつ状態に陥る」経験をしているのではないでしょうか。


 

「うつ」って私は人間が自分のこころを守るために無意識のうちになる防衛手段だと思っています。


たとえば想像してみると、こころにヒビが入ってしまったら、大変な思いをしますよね。


ましてや壊れてしまったら、こころは機械ではないので修理できるのか難しいところです。


だから人はつらくなって現実を受け入れられない状態が続くと、こころが壊れないように「うつ」になって、無意識のうちにこころを守っているんですね。


  

そしてACにとっての「うつ」について考えてみたいと思います。


ACは基本的に親から満足のいく愛を与えてもらえなかったことで、大人になり生きていく上で愛が足りなくてつらくなり、自分を愛で満たすことができず、そうなってしまった原因を親に求めることで愛と憎しみという対立する気持ちを抱える生きづらさを感じています。


愛を与えてもらえなかった怒りと悲しみは、長年そのままにしておくことで腐り恨みになります。そうなると絶縁するという関係になって、親も子も望まない悲劇になるのかなって思います。


ただその一方では、「いつか愛を与えてもらえるんじゃないか?」という淡い期待をACは抱いています。それにまた違う側面では、「こんな出来損ないの大人になってしまい申し訳ない」という気持ちも親に対して抱いています。このような怒りや悲しみに対して、期待したり申し訳のない気持ちも抱え込んで生きざるを得ないため、いつもスッキリしないモヤモヤした気分が続き、何か自分にとって不合理で納得できない体験をしたときには、子ども時代が蘇って抑うつ状態に入ります。つまり子ども時代に味わったつらい思いからこころを再び守るために「うつ」になるのですね。子ども時代に無感覚になって、つらく苦しい現実は現実ではないと処理してきたことはないでしょうか?子ども時代というのは、こころにはまだ柔軟性があり、社会という一番大きな枠組みの中にあるルール(責任)には縛られていない(親が子の責任を取る責任。ただし逸脱行為はたとえ子どもであっても法によって裁かれる)ため、ある意味では自由ですが、親から愛という生きていく上で必要なコミュニケーションであったり、困ったときの対処法であったり、「自分がされて嫌なことは相手にもしない」という基本原則をわかるまで教育してもらえなかった喪失感も、ACが抑うつ状態に入りやすい要因かなって思います。



『お父さんやお母さんが無条件に無償の愛を与えてくれていれば、自分は抑うつ状態になることは、きっと今よりは少ない。』


もしこうなら、きっと自分の人生は今とは違った明るい歩みになっているかもしれませんね。


だから、お父さんやお母さんが全部悪くて、こんなに生きづらい自分にしたのはお父さんやお母さんであって、自分は何も悪くない…と、思いたい。


でも、そんな風には思えないのではないでしょうか?


なぜならACは、親から「お前が悪い」などと親から育てられてきたことが多く、「なぜ?」の連続で生きてきていて、そんな単純に親のせいにしたからといって、自分のこころの傷は癒されないことをこころの底の方ではわかっているからです。


 

本当は、お父さんやお母さんにギュッとただ抱きしめてもらい、たとえばこんな風に言ってもらいたいのではないでしょうか。


 

「あなたが生まれてきてくれたから、お父さんとお母さんは自分の人生を生きることができたんだよ。本当に感謝しても仕切れないくらいあなたには感謝しているの。こころからありがとうを言いたい。…愛しているよ。あなたが私の側にいてくれた頃、子どものときからあなたに面と向かって、それこそ抱きしめながら愛してるよって言ったことなかったよね。ごめんね。本当にごめん。私が親として充分ではないばっかりに、あなたには迷惑や不快な思いばかりさせてしまったね。もっと、あなたのわかって欲しいっていう声に耳を傾けられたらよかった…当時の私にはまったく余裕がなくて、あなたの表情や話すことに薄々ヤバイなって思いながらも、実際には私自身がどうすれば良いのかわからなかったの…そんな親として出来ない自分を認めることができなかった…だけど…あなたが生まれてきてくれて、本当に良かった。私を親に選んできてくれて嬉しい。雲の上から誰にしようかって選んでくれたのでしょう?どうしてこんな出来損ないの私を選んでくれたのかはわからないけれど、あなたがこの世に生を受け、私を選んでくれたお陰で、私は人間として生まれてこれて良かったってこころから思えるの。…あなたに出会えて良かった…本当にありがとう」


 

こんな風に言ってもらいたいですよね。


甘えたりワガママ言いたいですよね。


「お父さんが怖かったんだよ!!」


「どうしてお母さんに甘えちゃいけないの!!」


こんな風に怒鳴りたいですよね。そしてそのあとには、そっと優しく抱きしめて欲しいですよね。


そうすれば、少しは気持ちが晴れて穏やかな気持ちになれそうじゃないですか?


ああ…有難いな、って。

 

  

たとえ抑うつ状態になっても、またはい上がることができるACには深い悲しみがあり、本当は明るく自由に生きていけるだけのパワーがあると私は信じています。

 


あなたなら大丈夫。


こんな風に言い続けたい。


そして、私も大丈夫。


「あなたも私も生まれてきてよかった。それだけの価値があって、あなたの笑顔が人をまた幸せにする。あなたと出会えてよかった」

 

 

 


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母は亡くなって来月で11年経ちますが、父は72歳で生きています。どうかかわるかが私の課題(笑)


村上なおと


 

 


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【9月の無料カウンセリング】


9月21日(土)13:00~14:00

9月22日(日)13:00~14:00

9月23日(祝・月)11:00~12:00

9月28日(土)10:00~11:00


上記日程で無料カウンセリングをご提供いたします。ご希望の方は、無料カウンセリングお申込フォームよりお申込みください。

もし上記以外の日程をご希望の方は、フォームにご希望日時をご記入の上送信してください。できるだけ調整いたします。

 


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〔無料カウンセリングお申込フォーム〕

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・Skypeや電話(通話料は当方負担)でも対応いたします。ご相談ください。

・お一人様一回限りといたします。

 

(場所)

カウンセリングサロン Anela

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(カウンセリング内容)

 

・あなたがお話されたいことを何でもお伺いいたします

・ご希望の方は、アダルトチルドレンのチェックリストを行います。お申込み時に「ACのチェックリスト希望」とご記入ください

・ご要望があれば、カウンセラーから見て、あなたがどのような心理状態であるのかお伝えして、その改善策として、具体的な行動をアドバイスさせていただきます。

 

(持ち物)

筆記用具

 

 

以上が無料カウンセリングのご案内となります。ご希望の方は無料カウンセリングフォームよりお申込みください。


 

(担当心理カウンセラー)

村上なおと

 

※ 必ず事前にお申込みください。ご予約されずに来室されても、対応不可の場合がございます。

 

 

 

カウンセリングサロンAnelaホームページ

(ご予約はHPからも可能です)

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