かつて.54

No.687 こころのメモ４３６（ACアダルトチルドレン札幌）

かつて.54

おはようございます日曜日ですね。

ああ…鬼滅の刃21巻が発売されていた…

昨夜ネットで見て寝れなくなるかと思いきや秒で寝たよね（笑）それくらいクタクタになっている自分。今日はセッションがないのでゆっくり休みながらやりたいことをしようと思います。鬼滅…買いにいくぅ！！（笑）　

理想の自分になればボクは幸せになれると期待しながら日々がんばり続けていた

でも自己否定感をベースにした理想の自分を愛せるはずなんてなかった

白（い幸せ）が黒（い不幸せ）に働きかける

○「理想の自分に近づいてきたかな？」

●「全然近づけない」

「そうなんだ」

「何年経っても理想の自分にならない」

「そもそも理想の自分ってどんな感じなの？」

「ん〜〜わかんない」

「わからんのかい笑」

「うるさい！笑い事じゃない」

「ごめんごめん、でもイメージはしてるんでしょ？」

「うん…でもなんかリアリティがない」

「リアリティ？」

「ああ、理想の自分に成った自分ってものが想像できない」

「ああ、まだ成ってないからね」

「体験がないから、イマイチよくわからないというか、しっくりこない。本とかセミナーとかで散々勉強してきてるけど、本当に成れるのかよ？？って疑ってしまう」

「あ〜不信感」

「気づけば、理想と現実のギャップが激し過ぎてヤル気がゼロになってしまう」

「それさ、理想にばかり目を向け過ぎなんじゃない？」

「え！？」

「今の自分はどうなの？」

「…見たくない」

「いやいや、見ようよ笑」

「だってカッコ悪いし気持ち悪いし悪いことばかり起こる」

「ずいぶんと悪いを連発するね笑」

「悪いってイメージの方が100倍イメージしやすいししっくりくる」

「ああ〜それな。だからうまくいかないんじゃない？」

「ええ！？」

「今の自分を見て現状把握しなきゃ始まらないんじゃないかな」

「…」

「悪い自分でもいいじゃん」

「嫌だ」

「なぜ？」

「そんなの俺じゃない。認めたくない」

「それだよ。そうやって今の現実の自分を見ないと変われない。見たくない理由があるんでしょ？嫌だと感じる自分であってもいいと認めないと、等身大の自分がわからないじゃん」

「…」

「現実の自分を嫌いだって感じてるのを、少しずつ好きに変えていく方が自然だよ」

「え？どういうこと？？」

「見たくない等身大の自分を見て、そんな自分でも認めていかないと、自分に嘘をつきながら生きていくことになる。現実の自分は弱くて出来ることも限られていて、輝かしくはないかもしれないけれど、そんな自分だからこそ良くなろうって上を目指せるんだ。たとえばブランド品に身を包めるのは、それに見合った中身がないと、ブランド品（理想）のレベルというかテンションに負ける。身の丈に合わせないと変なんだよ。理想ばかり追いかけて足元を見つめないと倒れちゃう。だから、もう少しがんばり方を調整したらいいんじゃないかな？できるだけ等身大の自分を見つめてみるんだよ。慣れないうちは嫌悪感しかないと思うけど、カッコ悪い自分でもいい、今はそんな自分になっていることに意味があって、もう一度生き直せばいいんだ。とても小さなことかは始めたらいいじゃん。たとえば誰に対しても挨拶をする、してもらったことにはすみませんではなくありがとうと言う、朝10分早起きする、相手の短所を見ないで長所を見ようとする、本を読む、できるだけ毎日何かを続けるとか、今の自分が簡単にできそうなことを見つめ直して、少しずつ少しずつハードルを上げていけばいいじゃん」

「ひとりじゃ無理」

「僕が応援するから大丈夫」

「…続かなそう」

「大丈夫。完璧にしようとしなくていい。呆れるくらい簡単なことから始めようよ！」

…こんな風に白（肯定）と黒（否定）の会話は進んでいき、少しずつ少しずつ両者は混じり合っていった。

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