神奈川県公立高校合格基準比較(2019→2020)    【横浜南西部】 | 横浜市東戸塚にある個別指導塾教室長のブログ

横浜市東戸塚にある個別指導塾教室長のブログ

神奈川県の公立高校入試の受験情報や小・中学生の学習指導について綴っていきます。

 

2020年度の暫定倍率が発表されて、また一段と高校受験の足音が大きくなってきました。そろそろ仮内申が出てきますので、あとは受験勉強を頑張るしかありません。

 

■上位・難関校は基準内申・S1値ともに厳しい

希望ケ丘・光陵・横浜平沼・市立桜丘と、いずれの高校も基準内申・S1値がともに上昇しています。それだけ受験生が厳しい戦いを強いられるということです。もっとも、このレベルの高校を受験しようという生徒は早い段階で志望校として意識をしているでしょうから、基準内申やS1値が上がろうが下がろうが動揺することはないと思います。(保護者様はそう割り切れるものではないでしょうが)

 

逆に松陽・市立戸塚は基準内申・S1値が下がってしまいました。このまま、市立桜丘との間に壁ができるのでしょうか。2020年度入試では光陵・横浜平沼で特色検査が実施される影響か市立戸塚の希望者数は前年比1.2倍でした。このまま志願者数が増加すれば2021年度は基準内申が上がるかもしれません。

 

柏陽は基準内申が1つ落ちましたが、2020年度入試には何の影響もないと思います。むしろ横浜緑ケ丘の方が特色検査がなくても厳しい戦いが繰り広げられそうです。

 

■オール3ラインの高校は2極化

去年、基準内申を大きく下げた横浜南陵・上矢部・横浜緑園と4つ巴になって去年は倍率もいい感じに分散していました。ところが、2020年度入試では旭の基準内申が上昇し、上矢部と横浜緑園が下がってしまいました。その結果、下記のような2極化が生じました。

 

旭(86)、舞岡(84)、横浜南陵(83)

………………………………………………

上矢部(79)、横浜緑園(79)

 

オール3クラスの生徒は9教科で4があれば旭・舞岡・横浜南陵が狙えますし、嫌いな科目は2でもOKとか考えているなら上矢部・横浜緑園になるでしょうか。オール3ぐらいの受験生の指導で難しいのが、生徒が嫌いな科目の受験対策です。

 

定期テストですらあまり勉強せずに試験に臨んできたのに、受験勉強なんてどこから手を付けたらよいか分からないくらいに壊滅しています。そんな状態から2月14日まで、何とか生徒のモチベーションを上げて勉強させ続けるのは大変なことです。下手すりゃ「苦手科目は捨てる」なんて言い出しかねませんから…。

 

そんな苦手な科目の勉強で心が折れそうなとき、受験生を支えるのが得意科目の存在です。11~1月にかけて模擬試験を受ける受験生は多いでしょうが、そこで安定して得点できる科目があると、自分の勉強方法は間違っていないと安心できるんだと思います。また、苦手な科目のあとに得意科目の勉強をすると気分よく勉強することができます。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

下のボタンを押していただけるとうれしいです!

↓↓↓

にほんブログ村 教育ブログ 塾教育へ

にほんブログ村

 


塾教育 ブログランキングへ