(古海行子 2020年秋の演奏会予定) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。

好きなピアニスト、古海行子の2020年秋の演奏会予定について書きたい。

予定されている演奏会は以下の通り。

 

 

 

 

 

古海行子 & 中村優似 & 黒木雪音

ピアノ・ジョイントリサイタル

ニュー・アーティスト ランチタイムコンサート2020 in 表参道

2020年9月4日(金) 12:00~14:20 (開場 11:20)

カワイ表参道コンサートサロン「パウゼ」 (東京)

 

演奏:古海行子(ピアノ)、中村優似(ピアノ)、黒木雪音(ピアノ)

 

〔古海〕 ベートーヴェン:ピアノソナタ第7番 ニ長調 Op.10-3

     ラフマニノフ=コチシュ:ヴォカリーズ Op.34-14

     ショパン:舟歌 Op.60

 

〔中村〕 モーツァルト:幻想曲 ニ短調 KV 397

     ショパン:エチュード ヘ長調 Op.10-8

          ノクターン ハ短調 Op.48-1

          華麗なる変奏曲 変ロ長調 Op.12

     シマノフスキ:変奏曲 変ロ短調 Op.3

 

〔黒木〕 ベートーヴェン:ロンド ハ長調 Op.51-1

     リスト:超絶技巧練習曲より第1番「前奏曲」

                  第10番 ヘ短調

     ショパン:ノクターン ロ長調 Op.32-1

          バラード 第3番 変イ長調 Op.47

     カプースチン:8つの演奏会用エチュードより「フィナーレ」 Op.40-8

            変奏曲 Op.41

 

 

 

 

 

以上である。

他にもあるかもしれないが、私が知ったのはこれだけ。

 

 

古海行子の演奏予定曲は、ベートーヴェンのソナタ第7番、ラフマニノフのヴォカリーズ、ショパンの舟歌。

いずれもまだ聴いたことのないレパートリーだが、彼女の得意そうな曲ばかりであり、名演が期待できそう。

ぜひ聴いてみたいが、例によって平日昼の東京公演ということで行けず、何とも残念。

行ける方はぜひ。

 

 

なお、偶然だろうが、黒木雪音の弾くカプースチンのエチュードop.40-8と変奏曲op.41は、今月2日にモスクワで逝去した作曲家ニコライ・カプースチンの追悼演奏となる。

 

 

また、先月5日に開催予定だった古海行子の大阪公演はコロナ禍のため中止を余儀なくされたが、その公演へ向け行われたインタビューが掲載されており、こちらから読める。

 

古海行子 インタビュー記事はこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―追記(2020/08/26)―

 

好きなピアニスト、古海行子の2020年秋の演奏会予定について、上記の公演に加え、新たに以下の公演情報が分かった。

 

 

 

 

 

1.

 

第11回パデレフスキ国際ピアノコンクール第3位

古海行子ピアノコンサート

 

2020年9月19日(土) 15:00開演(14:30開場)

淡路市立サンシャインホール (兵庫県)

 

モーツァルト:ロンド イ短調 KV511

ショパン:スケルツォ第3番 Op.39、前奏曲 嬰ハ短調 Op.45、舟歌 嬰ヘ長調 Op.60

パデレフスキ:6つの演奏会用ユモレスク Op.14より「ブルレスカ」「ポーランド風間奏曲」「幻想的クラコヴィアク」

シューベルト:ピアノソナタ第21番 変ロ長調 D.960

 

前売り券:2,000円/当日券:3,000円 ※全席自由

チケット販売:淡路市立サンシャインホール 0799-74-0250

 

 

 

 

 

2.

【公開録音】パデレフスキ国際ピアノコンクール 入賞記念公演

 

2020年9月22日(火・祝) 14:00開演(13:30開場)

東音ホール (東京・巣鴨)

 

ベートーヴェン:ピアノソナタ第7番 ニ長調 Op.10-3

パデレフスキ:6つの演奏会用ユモレスク Op.14より「ブルレスカ」「ポーランド風間奏曲」「幻想的クラコヴィアク」

シューベルト:ピアノソナタ第21番 変ロ長調 D.960

 

入場料:3,000円(限定15席予定)

チケット販売:Peatix → チケット購入はこちら

※YouTubeライブによる同時配信あり

 

 

 

 

 

以上である。

1のほうは優勝者フィリップ・リノフの代役公演だが、せっかくの関西公演にもかかわらず用事があり聴きに行けず残念無念…。

2のほうは東京ということでやはり行くのが難しいが、YouTubeライブによる同時配信ありという嬉しい状況。

それにしても、予定されたプログラムはいずれもパデレフスキコンクールで弾いたのとは別の曲ばかりであり、レパートリー拡充への彼女の意欲的な姿勢には感嘆しきりである。

 

 

なお、第11回パデレフスキ国際ピアノコンクールについて以前書いた記事はこちら

 

 

 

 


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