ソウルフュージョン発売おめナス!
今回は管理人2人が選んだ収録カード10枚をご紹介します。このパックも「なんかできそうだな」ってカードが多くて面白いっすね。まずはわたくし管理人シュウから参ります。
①おろかな重葬
《おろかな
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分は魔法・罠カードをセットできない。
(1):LPを半分払って発動できる。
自分のEXデッキからモンスター1体を墓地へ送る。
初動安くないすか?
というわけで1枚目は「おろかな重葬」です。
まず目がいくのは重いコストと厳しめの制約。LP半分の価値はそのときのライフによって変わりますが、こういった下準備系のカードは早いターンに撃ちたいので4000支払う覚悟は必要ですね。
使い方としてはやはり「旧神ヌトス」を落として除去、「虹光の宣告者」での儀式サーチが分かりやすいですね。儀式サーチをメインに除去したいとき用にヌトスも挿しておく、といった形が考えられます。つまり影霊衣ですね。この2体は万華鏡のコストとしても有用なため相性はバツグンです。影霊衣なら伏せも少ないのでセット不可も気になりにくいでしょう。これまで使われていたゲールドグラとは発動回数や召喚権の点で差別化されているので、どちらか選択する形になりそう。他の儀式テーマですと、機械天使、特に美朱濡での強襲を狙う構築では採用しやすそうです。ワンキル狙いならライフコスト・セット不可はどちらも気になりませんね!
儀式以外ではファンカス・スターヴなどのコピー先の用意や、「ダークコーリング」「ミラクル・シンクロフュージョン」などの素材確保にも使えそうです。ゴヨウデッキ使いも嬉しいダルルォ?あとは「青眼の究極竜」を落とすことで、「龍の鏡」から「究極竜騎士」も出しやすくなる!ビッグ5をぶっ潰そうぜ!
紋章獣では、「紋章祖プレインコート」を落とすことでおろ埋×2ができるというところに注目したいっすね。
②魔神儀、特にブックストーン
《
効果モンスター
星5/闇属性/魔法使い族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):手札の儀式魔法カード1枚を相手に見せて発動できる。
「魔神儀-ブックストーン」以外のデッキの「魔神儀」モンスター1体と手札のこのカードを特殊召喚する。
(2):このカードがデッキからの特殊召喚に成功した場合、自分の墓地の儀式魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
(3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
ブックス!
今回の魔神儀は2体とも注目のカードですが、10選に収まらなくなるので特にブックストーンということで。
魔神儀自体が便利なモンスター群なのですが、今回また異なるレベルの魔神儀が出たためさらに使いやすくなりました。このブックストーンは特に霊魂鳥で使いたいなあと思っています。霊魂鳥は儀式体は墓地からも儀式素材にでき墓地に落ちても活用しやすいのですが、儀式魔法の方は3枚使い切ると「緊急儀式術」くらいしか儀式手段がなくなってしまいます。そこでブックストーンを入れておけば、素材を用意しつつ儀式魔法も回収できるというわけです(テキスト読んだだけ)。もちろん他の魔神儀との併用は必須ですが、魔神儀はどれも使いやすい奴らなので問題なし!
一方で前述の影霊衣とこのカードの相性はそんなに良くないですね。影霊衣で使うならば「ペンシルベル」の方です。ペンシルベルは緊テレで呼び出しても効果使えるとオータムが言ってました。たしかに。
③死魂融合
《
通常罠
(1):自分の墓地から、
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを裏側表示で除外し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。
ちょっと判断が難しいカードですが、今後に期待の枠ということで。
最初に見たとき、「不知火で使ったらつええじゃん!」と思いましたが…素材は裏側除外なんですね。とはいえ奇襲的に出して嬉しい融合モンスターを相手ターンに出す、というのはすごく楽しそうな感じ。僕はこれで相手ターンに「起爆獣ヴァルカノン」でのモンスター爆殺を狙ってみます。
融合デッキも墓地を利用するものが多いイメージではありますが、専用の墓地除外融合を持たない融合デッキにはありがたいカードではないでしょうか。
④光の精霊ディアーナ
《
特殊召喚・効果モンスター
星4/光属性/雷族/攻1700/守1000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地から光属性モンスター1体を除外した場合に特殊召喚できる。
(1):相手エンドフェイズに発動する。
自分は1000LP回復する。
イラストは驚きの白さ。
パッと見なんてことない特殊召喚モンスターで、「ああ、サンダードラゴンのデッキで使うのね」といった感想を抱きます。雷族デッキ以外でも、リンク・シンクロに使うならコラプワイバーの白黒セットというライバルがいますね。
白黒セットと比較したとき、こちらの利点は「腐りにくさ」にあると思います。白黒を使ったことのある方なら、一度は「ワイバースター先に手札に来ちゃう事故」に遭ったことがあるのではないでしょうか。これは光主体のデッキに、コラプ3枚・ワイバー2枚といったバランスで入れた際に起こる事故で、けっこうその後のデュエル展開に響きます。この点ディアーナは後続を持ってくることこそできませんが、墓地の光を除外して光モンスターが場に出るという点で差別化は可能かと。レベルも4ということで光のエクシーズデッキ、例えば光天使デッキなどの展開補助枠として使いやすいのではないでしょうか。
また、ライトロードでの採用も面白いかなと思います。ディアーナは雷族ということで、戦士・魔法使いが多いライロで「ライトロード・ドミニオン キュリオス」を出しやすくなりそう。キュリオスの墓地回収効果は何度でも使えるので、「トワイライトロード・シャーマン ルミナス」で使いまわすのも鬱陶しそうで良さげ。
⑤オルフェゴールリンク、特にオーケストリオン
《オルフェゴール・オーケストリオン》
リンク・効果モンスター
リンク4/闇属性/機械族/攻3000
【リンクマーカー:上/右上/左下/下】
「オルフェゴール」モンスターを含む効果モンスター2体以上
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):リンク状態のこのカードは戦闘・効果では破壊されない。
(2):除外されている自分の機械族モンスター3体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻す。
相手フィールドにリンク状態の表側表示モンスターが存在する場合、それらのモンスターは、攻撃力・守備力が0になり、効果は無効化される
今回個人的に注目しているテーマ、オルフェゴール。
機械族テーマにオルフェゴールを出張させられないか現在研究中です。
オルフェゴール自体がディヴェルさえ場に引っ張り出せれば、ディヴェルを使ってガラテア→ディヴェルからスケルツォン→スケルツォンとガラテアでロンギルス→スケルツォンでガラテア蘇生…みたいに動いていける初動のコンパクトさがあります。そのディヴェルを持ってくるのにハリサモソとか使うことになってしまいそうですけどね。どこかのタイミングで機械を除外するテーマだとリンク体の効果が使いやすいでしょうね。やはりパッと思いつくのはギミックパペットですが…。闇の誘惑を使うA・O・Jとかどうっすか?闇のテーマなら下級の効果による以降の闇縛りも気にならないはず。
機械に限らずいろいろなテーマと混ぜられそうですね。「闇で墓地を利用する」と聞くだけで一気に候補が挙がってきます。以前【60枚幻影ティンダングル】というデッキを作ったのですが、これらとも混ぜられませんかね?
というわけで、注目の10枚のうち前半5枚…かは怪しいですが、管理人シュウの注目カードでした。
後半5枚は管理人オータムにバトンタッチいたします。
―――――――
さて、オータムです!みなさんレヴィオニアの20thシクは当たりましたか?
ぼくはフォルゴの20thシクが当たりました!ちなみに空牙団は組んでいません!何とも言えねぇ・・!
①混源龍レヴィオニア
特殊召喚・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守 0
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地から光・闇属性モンスターを合計3体除外した場合に特殊召喚できる。
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):この方法でこのカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。
その特殊召喚のために除外したモンスターの属性によって以下の効果を適用する。
このターン、このカードは攻撃できない。
●光のみ:自分の墓地からモンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。
●闇のみ:相手の手札をランダムに1枚選んでデッキに戻す。
●光と闇:フィールドのカードを2枚まで選んで破壊する。
というわけで今回のトップレアの一角レヴィオニア。
名前も効果もイラストもすべてがカッコイイ文句なしのモンスターです。こんなに新規に心が躍ったのは久しぶりですね。
とにかく光か闇のどちらかにタッチしていればどんなデッキにも入りうるんじゃないかってくらい汎用性が高いです。青眼や銀河ではつり上げからのエクシーズ、真紅眼やD‐HEROではハンデス、ちょっとカオスを混ぜれば盤面干渉しつつ3000打点を残せるとデッキに応じた戦術をプラスしてくれます。可能性がビンビンに感じられます。しかも目覚めの戦慄でサーチ可能!悪夢再びでサルベージ可能!とかゆいところに手が届く!カードデザイナーに拍手を送りたいくらい僕の心をわしづかみにしてくれます。
しいて弱点を上げるとするならコストの重さゆえに序盤は腐りがちな点ですがカードパワーが高いのでそんなもんは度外視や!
あとは値段が高いっすね!ウルやレリはまだそれほどでもないですが20thシクはswitch変えるくらい高いサイトもあったので箱から出たら今月の運はすべて使いきったと思っていいと思います。
価格はじわじわ上がりつつあるので買うなら今や!
②深淵の宣告者
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):1500LPを払い、種族と属性を1つずつ宣言して発動できる。
宣言した種族・属性のモンスターが相手フィールドに存在する場合、
相手はそのモンスター1体を墓地へ送らなければならない。
このターン、相手はそのモンスター及び同名モンスターのモンスター効果を発動できない。
墓穴の指名者に続き深淵の冥王が頑張るシリーズ。
MTG風に言うならいわゆる布告除去というやつですね。相手に指定された種族・属性を持つモンスターの墓地送りを強制します。仮に完全耐性を持っていても相手は同等の種族・属性を持つモンスターを持つモンスターをコントロールしていないと除去されてしまうため、かなりの確実性をもって相手のモンスターを落とせるカードということになります。しかも墓地効果を誘発させないため安心!
しかし完全耐性をつぶすだけなら今やすっかり市民権を得た壊獣がいますし、向こうはチェーンブロックすら作らないためナチュビやタイタニック・ギャラクシーなどの魔法潰しにも引っかかりません。そして劣勢時は1体処理したところでどうにもならないこともあるため、思考停止で積めるカードではないでしょう。地味にライフコストもでかいですしね。
墓穴の指名者は手札誘発メタとして環境でも活躍していますが、こちらは現時点ではそこまではいかなそうです。それでも壊獣のように相手の場に戦力を残すことなく完全耐性をつぶせる点やSS封じ下でも機能する点などを鑑みるとやはり優柔な除去札であることに変わりはないでしょう。
マスターPだろうが究極隼だろうが敵じゃねえぜ!(フルアーマードとかはだいたい隣にBF並んでそうだから駄目そう。)
③トラップトリック
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキから「トラップトリック」以外の通常罠カード1枚を除外し、
その同名カード1枚をデッキから選んで自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたカードはセットしたターンでも発動できる。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分は罠カードを1枚しか発動できない。
よかったのかホイホイついてきて・・。こっちは青眼だろうがかまわないで食っちまう蠱惑魔なんだぜ。(WCS2016マドルチェ並感)
いろいろ制約はつきますがようするに通常罠をデッキから発動できるカード。イラストのように落とし穴に引きずり込んでもいいですが対象となる罠は2枚以上積みが前提になるのでどちらかといえばコンボパーツとして用いることが多くなりそうです。発動後は1枚しか罠を打てませんが、発動前なら制約がないのである程度プレイングでカバーできるかと思います。
コンボパーツのほかに激流葬や迷い風などの汎用性のあるカードも2枚づつ入れておけば様々な状況に対応できるため、使用するなら他の採用罠も吟味したいところですね。
ワームのW星雲隕石、ブラマジのマジシャンズナビゲート、バスブレの破壊剣士の揺籃などきまればリターンのでかい札をもつデッキなら採用が検討できます。
しかしイラストの蟲惑魔に誘われる一団の童貞物男優感がすごいですね。
④墓守の霊術師
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1500/守1500
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドに「王家の眠る谷-ネクロバレー」が存在する場合に発動できる。
魔法使い族の融合モンスターによって決められた、
フィールドのこのカードを含む融合素材モンスターを自分の手札・フィールドから墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
墓守の新規モンスター。
自身を素材とした融合を行います。
今回墓守の融合体が出ましたが、その他にも魔法使い族の融合体なら出すことができるのでサクリファイスと混ぜてミレサクとかシャドールと混ぜてミドラーシュとか可能性感じますよ・・!
緊テレうさぎセットを混ぜれば別の墓守とシンクロしてアーカナイト・マジシャンをだしてコイツと融合して覇魔導士をだしたりできるのでどんどんロマンが膨らむぜ・・・!
多分混ぜ物しないほうが回るとか言ってはいけない。ロマンだロマン!イラストもいいじゃないか!(投げやり)
⑤コンセントレイト
速攻魔法
(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時までその守備力分アップする。
このカードを発動するターン、対象のモンスター以外の自分のモンスターは攻撃できない。
アカン次のターン陽介が死ぬぅ!
さて、守備力を打点にプラスする速攻魔法です。
1体でかいやつで殴って殺すタイプのデッキなら大幅な打点補助になりますね。
連続攻撃できるモンスターなら1キルも見えてきます。
効果の大きい例を挙げるなら開闢、超戦士カオスソルジャー、美神ルインやオベリスク、列車エクシーズ、プルガトリオなどでしょうか。
状況によっては相手ターンのコンバットトリックにも使えそうです。
ヴァレルソード?迷い風あてたれ!
いかがでしたでしょうか。
今回の弾は僕が買いに行ったお店ではラスト一箱でした。かなり人気っぽいですね。
上記のように汎用性のあるカードが粒ぞろいであり、内容的にもなかなか魅力があると思います。ダイナレスラーと転生炎獣が被りまくる以外は良いパックですね!
皆さんのおすすめカードもぜひ教えてくださいね!
コメント
コメント一覧 (6)
いろんなデッキにとりあえずつっこんでみたくなります
レヴィオニアはすごく強いっすね。
ためしにカオスソルジャーに入れてみましたが対象耐性持ちの処理、騎士の除外をいっぺんにこなしてくれ、ランク8の素材にもなりうるため重宝してます。
目覚めの旋律でカオスMAXともどもサーチが効くのもデカイですね。
効果が三種類あるのも相まって色んなデッキで使いたくなる性能でした!
あと肩の突起が卑猥で素敵です。
気分で3パックだけ買ったらレヴィオニア(シク)
流石にその程度で20th出るほど甘くはなかったですねw
組みたいテーマが収録されていないなら、結局シングル買い安定かもしれませんね。
レヴィオニア(シク)は平均¥2,500程…十分豪運だと思いますよ!羨ましい!
星遺物サーチしつつ召喚権使わずに効果モンスター星2が出せる
まぁ罠が遅いって言う人も居ますけど…星杯も墓地行ったターンは使えないので、相互互換レベルはあるかも ただオルフェゴールだと使いづらいですね
星遺物カードの種類が豊富な故に汎用性はかなりのものがあり、低速ビートなら器用な立ち回りが出来そうです。
パラディオンなのでオルフェゴールと相性が良くないのはまあストーリー通りですかね・・・。