心もモノも整理したい50代・・網野千代美です。
オンラインで写真整理セミナー、写真整理相談、お片づけセミナーを開催しています。
実家の写真整理をしました。
↓↓これまでの記事はこちらから。
【実家の写真整理~節目写真館③】父のスクラップブックを残したい
【実家の写真整理~節目写真館④】データ化完了&自動でクラウド共有←ホントにすごい
【実家の写真整理~節目写真館⑤】Fushimeフォトについてもう少し詳しく
13冊のスクラップブックに象徴されるように
私の父は、こまめで几帳面でしたが
器用にあれもこれも!というより、
どちらかというとまじめにコツコツ、
というタイプでした。
風邪もあまりひかないし
入院などもしたことがなかったのですが
病気が見つかってからは
あっという間に亡くなってしまいました。
まだ78歳なのになあ
なんだかなあ、まだ若いなあ
もっともっとやりたいことがあったんじゃないかなあ、と
そういう思いを抱えたりしました。
すごく悲しいというより、
人生何十年も
いろんなことを積み重ねても
あっけない終わりもあるんだな・・
という
ちょっと穴の開いたような気持ちです。
父のスクラップブックは
このままだと最後は処分するしかなくなるけど、
父はもう亡くなっているし
私たちの子供の代に受け継ぐこともできないし、
いずれ形が無くなっていくのも
やむを得ないことだと思うのです。
それが、暮らしていくということなんだと
私は思っています。
が、
同じ捨てるにしても、
その前に
自分にできることがあるなら
それをやって、
自分なりに納得したい。
父のためというより
ほとんど自分のためでも、
それが自己満足でも、
何かしら、
「捨てる」にまつわるいろんな仕方なさに
ささやかに抵抗したいと
そういう気持ちもありました。
そんなわけで、
データ化に至ったわけです。
私らしいし、
父も多分こういうの好きそうなので
元気だったらやりたかっただろうなと
そういう気持ちです。
母にもFushimeフォトなど見てもらったり
フォトブックに作り直したりして、
お父さんやっぱり凝り性だよねー、みたいな
そんな話をしつつ。
で、私はこの13冊の
写真や書き込みびっしりの、
スクラップブックの仕事量に
改めて圧倒されているわけです。
実家のリビングにしまったままだったら
もう見る機会もなかったかもしれません。
お父さん心残りはあったかもしれないけど、
でもこれらを見てると
お父さんは全方向にコツコツタイプだったから
もうホント生き切ったよね、って気もしてきました。
父の残したものを、
見返せる形にできて良かったと
本当にそう思っています。
写真のデータ化はただコンビニエンスというだけでなく、
もういちど見返す時間ををもたらしてくれるもの。
データはただデータにすぎないけど、
でも一方で亡くなった父そのものでもあったりします。
みんながデータ化を「やってよかった」というのは
そういうことなんじゃないかと思います。
おしまい。
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