50代のキャリアと暮らし、デジタル化でコンパクトな写真整理、網野千代美です。
今日は、写真整理とも、お片づけとも、お掃除とも違うお話です。
50代からのお仕事と資格取得について書いてみます。
2017年7月
■50過ぎても資格を生かして仕事ができるのか
私は現在、２つの資格講座を開催しています。
そして、
受講していただいた方、
特に私と同世代の、アラフィフの方からよくいただく質問が
「この資格、仕事になりますか？」
「今からでも仕事ができますか？」
ということ。
私の答えは・・
自信を持って、
「できますよ！一緒にがんばりましょう」
とお答えしています。
資格講座は、学びそのものも目的ですが、
キャリアアップのためにあると思っています。
資格講座にお金を払って来られる方には
「いずれは仕事に」と思っている方がとても多いです。
いまは他の仕事をしていても、
- 資格を足掛かりに
- いずれは自分らしく
- 自分の規模感で
- 長く続けられて
- 人に寄り添い役立つ仕事を
との思いで受講されています。
■「仕事にできる」とは？
個人でお客様を取って仕事をすることは確かに簡単ではありません。
私の言う「仕事ができます」は、
「起業半年で月商100万！」「半年で集客500人！」みたいな華々しいものではなくて、
あくまでアラフィフ女性がキャリアチェンジ後
に、10年15年続けてける仕事という意味で
使っています。
■同年代ならではの共感
最近、50代といっても見た目も普通に若い人がほとんどで、
まだまだ元気に働ける体力があって、
なので、
年齢だけで仕事を諦める理由は全くないと思うのです。
個人事業主なら、定年もありません。
50代には50代の、他にはない強みがあります。
50代のライフステージは
- 子供の独立
- 孫の誕生
- 親の介護
- 実家の片づけ
など、30代、40代とは違うフェーズに入ります。
これからの人生に向けて、モノと思い出、お金や人間関係も見つめ直し整理する、ちょうどいいタイミングともいえます。
お片づけひとつをとっても、
- 収納グッズを駆使したり、
- 100均で安くてステキなものを見つけたり
といった
若い世代の勢いのあるお片づけとは、ほんの少しベクトルの向きが変わって
- 維持管理がラクなモノの量
- 自立できる安全な暮らし
- 自由な時間を楽しめる空間
などが軸足になったりもします。
自分の人生に寄り添ってくれるアドバイザーは
- 状況を理解してくれて
- 共感してくれて
- 寛容で根気があって
- プロの知識があって
- ちょうどよいアドバイスをしてくれて
- できれば同世代で
- 細く長く付き合える
■まだある！50過ぎても仕事をあきらめなくてもいいこれだけの理由
- そうはいっても、やはり自信がない・・
- 年齢がハードルになるのでは・・？
という方のために。
資格を生かして仕事ができる理由（の一部）をあげてみます。
●スマホの活用
デジタルは苦手ホームページを作る知識がない・・
といわれますが、それは仕事を諦める理由にはなりません。
そんな方でもスマホは使いますよね。
自分がよく使うアプリは、同年代の方もつかっているはず。
スマホでお客さんを集める手段があるはずです。（LINEなど）
●オンラインの充実
コロナ禍で得た数少ないメリットの一つに、オンライン化があります。
これまでネットでの会議参加に無縁だった人も、今は抵抗なくZoomに入られています。
これを仕事に使わない手はありません。
オンラインで活動できるなら、離れた方へのサポートもできますね。
●小規模サロンの広がり
おうちサロン、オンラインお茶会、カフェでのご相談など
小規模で動ける仕事は、作り出すことで生まれてきます。
また、サロン系の集まりで、勉強＋αを求めている方も増えていると感じています。
■私の場合
私の話で恐縮ですが、
私が整理収納アドバイザーの資格を取ったのは、2016年、51歳の時です。
当時は他の仕事をしていて、あと5年ぐらいはバリバリ働けそうだ・・と思っていたのですが。
でも、と思い直して、
- 気力も体力も学習意欲もあるうちに
- 資格を取ってキャリアチェンジして
- 一時的に収入は減っても
- 何年か続ければきっと仕事はついてくるはず
と決心し、
前職をやめて、
- 整理収納アドバイザー
- 写真整理アドバイザー
として仕事をはじめました。
今は仕事を始めて4年目。
2017年には認定講師の資格を取得し、
資格講座を始めて3年になります。
私は、ものすごく収納が達者というわけでもありませんが、
それでもここまで仕事をふやしつつ、
コツコツ積み木を重ねるように
仕事を重ねています。
※今は、毎月滞りなく仕事が入るようになりました。
■今からでも遅くないし、必要としている人はきっといる
結論としては、50歳過ぎても仕事を諦めなくてもいいし
むしろ、迷っているならこの投稿で背中を押せればいいなと思っています。
自分の使える時間と体力で、
整理収納アドバイザーの仕事を考えているなら、
- 片付けサポートでもいいし
- 自宅レッスンでもいいし
- カフェ相談でもいいし
- 認定講師を目指してもいいし
自分のキャパでできることはたくさんあると思います。
SNSが難しいなら、
- 学校や自治体での講座
- マッチングサイトへの登録
- チラシの配布
などなど。
使える手立てはたくさんあると思います。
■いい時も悪い時も続けてみる
私も、まったくお客様が来ない時期が長らくありました。
2級講師の資格を取って、３～４ヶ月の間、集客しても応募がなくて。
もうこのまま一生講座なんて開けないのかも？と思ったほど。
そこで「やっぱりこの仕事お金にならない若くないし」って
諦めちゃう人も多いのですが（多いです）
仕事をしていたらいい時も悪い時もあるので、
お客様が来るまでは、とコツコツ継続できる強さは必要かなと思います。
ちなみに、整理収納も写真整理も、スタート時は同じようにがんばっていたけど
なんとなく離れてしまった人もいらっしゃいます。
ご事情はあったかと思いますが・・
逆に、同期で雑誌やTVに出てばりばり活躍している人もいます。
お仕事としての資格取得に興味がある方は、ぜひお問合せください。
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