本はデータ化(自炊)で劇的コンパクトになる!! | 写真整理と整理収納セミナー&レッスン~50代60代のキャリアと暮らし

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50代の家事と整理、キャリアと暮らしを考える、整理収納アドバイザークリンネスト&写真整理アドバイザー網野千代美です。
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書籍のデータ化(自炊)は、本の冊数が多いと労力が膨大になります・・・

※私は途中でくじけそうになりました・・

 

・・・50代の家事と暮らし、デジタル化で残す写真整理、網野千代美です。

そもそも自炊(じすい)とは?

そのまま「じすい」と読みます。

 

一人暮らしの人が、外食などをせず自分で食事の支度をすること・・というのが一般的な認識ですが、最近では・・・

 

自炊(Wikiペディアより)

自ら所有する書籍や雑誌を イメージスキャナ等を使ってデジタルデータに変換する行為(デジタイズ)を指す俗語

 

手持ちの書籍を、スキャナや各種機材を利用して自力でデータ化することを指す言葉として使われています。

 

※書籍の処分の記事でも、難易度MAXの処分方法として自炊を紹介しています。

難易度別★本を手放す5つの方法

自炊のメリット・デメリット

最近は、スキャナの進化や自炊方法の広い浸透で、興味を持つ方、取り組む方も増えてきました。

 

整理収納アドバイザー2級認定講座でも、ご主人が1000冊近いコミックスのコレクションを自炊した、というお話も伺ったことがあります。

 

さてここで、まずは自炊をすることについて簡単にメリットとデメリットをあげていきます。

 

●メリット

  • 収納場所を取らない
  • たくさんの本を持ち歩ける
  • 検索ができる
  • ホコリにならない、虫がわかない

●デメリット

  • 機材が必要
  • 事前準備にに手間と時間がかかる
  • 本を裁断する必要がある(現物を残せない)
  • デジタル作業のハードルが高い

といったところでしょうか。

 

一番のメリットは「場所を取らないこと」一方、一番のデメリットは「作業がものすごく大変」ということ。

 

自炊のフローはおおむね以下の通り

  1. 本の仕分け・分類
  2. 自炊する本の背表紙を裁断
  3. ページをそろえてスキャナに差し込む
  4. ページデータの抜けがないかデータをチェック
  5. 保存→閲覧

繰り返しますが、自炊は、裁断も含め大変手間がかかる作業です。

 

モノにもよりますが、スキャナを使い慣れた人でも、1時間に4~5冊できればいい方ではないでしょうか。

 

1000冊2000冊と本がある人は、おそろしく時間のかかる仕事になりうることも!

 

本自炊をするためにこれが必要!

自分も自炊をしてみよう!という方のために・・
ここからは私がやった自炊の方法をご紹介します。
 
まず、自炊に必要な機材は
●裁断機(背表紙を切るもの)
●スキャナ(シートフィードタイプ)
●保存媒体(スマホ・タブレットのほか、クラウド、ハードディスク、SSDなど)

裁断機とスキャナは以下のような機種が一般的です。

 


いろいろ揃えたら8万近くかかりますが、

スキャンする機器は必ずしも買う必要はなく、レンタルでも十分最新のものを借りることができます。
 
1週間、30日単位でレンタルできますので、事前準備を整えてから、一気にデータ化を進めましょう。。

●おすすめレンタル業者

まずは借りてみよう・・という方に

↓こちらなどをおすすめしています。

スキャレン.com

※いつもおすすめしているスキャナレンタルの会社です。

※大型裁断機とスキャナのセットでレンタルできます。

 

借りるならコレ!

↓コンパクト自炊セット

  • 8泊9日 10,480円
  • 31泊32日 14,980円

買うよりずっとお得ですね。

 

スキャナは1つ前の型番なら、もう少しコストを抑えることもできます。

自炊動画で学ぼう!

自炊の様子を写真で紹介しようと思いましたが、Youtubeにいい動画がたくさんあがっているので、比較的わかりやすいものを2本紹介いたします。

 

↓まずは1本目

冒頭に、自炊をする上での法的なルールの記載があります。なかなかよかったのでそのあたりも読んでみてください。

※ドライバ設定とか丁寧なんですが画面がちょっと暗いです・・

※ドライバは最新のScansnapHOMEでなく、ひとつ前のScansnapマネージャーを使っています。

 

↓2本目。こちらは少し長め。後半は参考になります

 

私がやった自炊はこちら!

こちらが自粛期間中に私が自炊チャレンジした書籍です。

 

英単語の本、レシピ、残しておきたいけど結構古くなった小説・親書など全24冊。

集中できた時でも、1日5冊ぐらいしか進みませんでした。

 

私はシンプルにpdfファイルに保存。

 

※クラウドにあげていますが、どの本も一度も見ていません。

※自炊の前から実はほとんど見ていませんでした・・

 

↓この本は読み応えあるのよねー

 

↓大好きなウー・ウェンさんのレシピ本

 

↓英単語の本。もちろん検索できます。

 

表紙の汚れもそのままデータになりました・・

すごくリピートしたメニューも多い。

 

最後に・自炊は趣味の領域?

自炊をした私の感想は・・

自炊って本当に大変・・でした。

A4書類や写真をデータ化するより、ずっと手数(てかず)が多いからです。

  • 背表紙を切って
  • 50ページ単位ぐらいにわけて
  • 順次スキャンして
  • データ化のあとは、読める状態のファイルかチェックして(ページの抜け、折れ、ヨレがないか)

やっと一冊が完了です。

 

いっそお金をためて、電子書籍を買った方がコストも時間もお得じゃないだろうか・・

って思ってしまいます。

 

私は、読み終わった書籍は寄付したり売ったり手放したりする派です。

永久定番として現物を補完しているのは一部の書籍です。

 

どうしてもまた読みたくなったら

  • 図書館で借りたり
  • メルカリで探したり

などをして「もう一度買って読む」タイプです。

最終手段でもう一度新品を買います。


書籍の自炊は「自炊が好きな人が楽しんでやること」ではないかな・・とちらっと思ってしまいました。

 

※Youtubeにあったように、非常~に厚くて重たい教科書をすべて自炊して、iPadにいれて身軽に勉強する!という用途なら、この苦労もありかなーと思います・・

 

参考になりましたら幸いです!

 

今日はここまで。

 

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