特別支援をカガクしたがるカワムラのブログ

応用行動分析学(ABA)、障害福祉、特別支援教育など、個人の考えとして書きます。ブログは極めて気楽な執筆態度です。

冊子の氾濫・インクルーシブ・障害者白書(令和元年版)

2020年03月21日 | 障害児、障害者、特別支援教育

論文書くのに障害者白書を見ることがありました。学術論文の内容は現実問題として「一般に普及した」「広く情報が公開された」とは言い難いことがあります。そこでそんなことに言及したいときは新聞・WEB・白書なんかを見たりします。

その中で、「教育・福祉における取組」という章がありました。
インクルーシブと交流及び共同学習の推進、ユニバーサルデザインなどなど
https://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/r01hakusho/zenbun/h1_01_01_06.html

この中でいくつか気になったワードがあったのでざっくり調べてみました。

「ユニバーサルデザイン2020行動計画」(2017年2月20日ユニバーサルデザイン2020関係閣僚会議決定)
教育界でよく言われる狭い意味でのUDではなく、原義的なUDとバリアフリー等。トイレや交通機関の問題など、かなり具体的です。
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tokyo2020_suishin_honbu/ud2020kkkaigi/pdf/2020_keikaku.pdf



「心のバリアフリー学習推進会議」
こちらはしっかり教育業界向け。この業界は情報があふれかえっているので、整理とネットワーク化は確かに大切ですね。
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/material/__icsFiles/afieldfile/2018/03/14/1401341_2.pdf



「交流及び共同学習ガイド」

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/__icsFiles/afieldfile/2019/04/11/1413898_01.pdf


小学校の教師の中では私もマニア層に入るかと思いますが、それでも知らなかったことがたくさんあるもので(行政系のレビューを怠っているせいですが)。
しかし、この手の情報、とにかく様々な媒体で多様な情報発信がなされる。それはそれでよいことだと思います。

しかし、資料の類で言えば、同じテーマについて「◯◯の手引き 文科省版」「〇〇県版」さらに「教師サークル発行冊子」「現場教師のノウハウ本」「大学教員の学術書」など、多分たくさんあって選べない、探せない、忙しくて全部は読めない、ってのが現場の実相ではないか?と思うこともあります。精選するか、「どんな時にどれを見るか」が分かりやすいように整備するか、どこか一点に重点を置いて研修とタイアップして位置づけるなど、工夫せねば、、、、と思っています。

PS.特に自治体発行の「〇〇の手引き」の類、有効活用した事例があれば教えてください!



 

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