脱力息抜きレビュー・・・
監督 サイモン・ウェスト
脚本 デヴィッド・グッゲンハイム
キャスト
ニコラス・ケイジ ウィル・モンゴメリー
ジョシュ・ルーカス ヴィンセント
マリン・アッカーマン ライリー・ジェファーズ
サミ・ゲイル アリソン・ローブ
ダニー・ヒューストン ティム・ハーランド
M・C・ゲイニー ホイト
マーク・ヴァレー フレッチャー
エドリック・ブラウン ジェイコブス
予告編
感想
BSの録画。ちょっとひねった強盗モノ。
最初の強盗のプロセスでは、壁ぶち抜きや金庫開錠の仕掛けが本格的だった割りに回収、逃走のくだりがお粗末すぎて、そらーもっと本格的な組織じゃないとダメだろう。
それに、1000万ドル分の紙幣を燃やすなんて、一体どれだけ時間がかかることか。必ず残る燃えカスもないし。
娘を誘拐したヴィンセントの計画もデタラメだし、その脅迫を受けて銀行を襲うにしても、下水道から金庫室直下にたどり着いて、そこに穴開けて金塊を溶かして持ち出すなんて、ムリすぎる。いくら融点低いと言っても、あんな程度のバーナーで金が溶けるわけない(ま、それは言うまい)。
エピローグでちゃっかりアリソンと一緒に暮らすウィル。
FBI監視の中で、強盗に使ったライリーの車から金塊のかけらが出るなんて、それぐらいFBIが全部調べるだろう。
全く、もう・・・・という映画だが、ニコラス・ケイジらしいと言えば言えるかも(息抜きには好適)。
あらすじ (hmhmさんの詳細レビューはコチラ)
4人組の強盗。襲撃をしようとするが、情報はFBIに筒抜けになっていた。その中での実行。犯行直前、娘にtelをする男。相棒は面白くない。
隣のオモチャ屋の壁をブチ抜いて宝石店に侵入、その後金庫の開錠に取り掛かる。鍵が開いた頃を見計らってFBIが宝石店に突入するが誰もいない。
彼らが実際に襲ったのはそこから500mも離れた銀行だった。
1000万ドルを盗んで逃げる途中、顔を見られたと言って1人が郵便夫を殺そうとするが、もう1人が止める。脱出用の車の前で足踏み。
もみ合う中で銃が暴発して1人の男が足を打ち抜かれた。
その男を車に乗せ、走って金を取りに戻るが間に合わず、取りに行った男は取り残される。
パトカーを奪って逃げるが、最終的に追い詰められ、残された男は札を燃やした上で捕まる。
それから8年後、出所した男、ウィルは娘のアリソンに会いに行くが、対応が硬いアリソン。
彼女はタクシーを拾ってカウンセリングに向かう。
その原因を作ったのは父親。
渡されていた郵便物の中から呼び出し音。
かつて足を打たれた相棒、ヴィンセントがアリソンを誘拐していた。
FBIのハーランド捜査官に対応を求めるが、金を隠していると思い込んでいるハーランドは全く信用しない。
タクシー会社名からヴィンセントを突き止めたウィル。
ヴィンセントは死んだ事になっており、別人になりすましていた。
金は本当になくウィルは、身代金を作るため元相棒だったライリーに協力を求める。かつて襲った銀行の金塊を盗み出す事にした。
奪った金塊を持ち、夜更けの遊園地へ。
ヴィンセントとの死闘の末、何とか娘を取り戻すウィル。