ボクシングジムに
小学校低学年の男の子たちもいて
ビシビシと鍛えられている
と言っても
押さえ付ける指導ではなく
挨拶や礼儀
後片付けすることなども含めて
彼らが辞めたとしても
大人になって困らないように
温かい眼差しの
父性で育てている感じだ
多感な
幼少期や少年時代に
良くないことは良くないと教え
褒めるときは褒める
ありがとうを伝えてあげる
痛みを教えてあげる
遊びと真剣に取り組むときの
メリハリを教える
こういった環境があり
見つめてくれる大人の
視線があることは幸せなことだ
そんな経験をしながら
彼らは男になっていくんだな
そして
さよならをくり返し大人になっていくのだろう
彼らは
ボクシングを辞めたとしても
愛情を持って
大人がまっすぐに伝えてくれた
大切な何かを
きっと忘れないでいると思う
大人になって
大切なものを見失い
迷ったり
道を外れそうになったとしても
はっきりと指摘してくれたり
厳しいことを言ってくれる人が
ひとりでもいてくれるとしたら
軌道修正もできるし
とても幸せなことなんだよ
あなたの中の少年は
元気にしているかな？
そんな俺にも
少年時代があったもんだ
いきなり８７５才になったり
CHIMPO男子だったわけじゃなく
ボーイの季節
松田聖子
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