Hi everyone!
お元気ですか?
今冬は去年に比べたらずっと暖かいラスベガス。暖冬なのか地球温暖化なのかわからないけれど、今日なんてまるで春。
なのに私は久しぶりに1日家でゴロゴロ。
ここのところバタバタしていたので、今HULUであの「カサブランカ」を観ています。
バーグマンの美しさにはため息が出る。
私がいつも観るNBC Nightly Newsには、最後に必ず心温まるエピソードを紹介します。
昨日は、ある女性が入院中の母親に向けて病室の窓から見える場所に、
Mom, Be Brave.
ママ、勇気を出して。
と雪の上に大きく書いたエピソードでした。
文字の上に乳ガンマークがあったので、お母さんは乳ガンかと思いきや、アンカーのレスター・ホルトが、
「悪性脳腫瘍の母親のために書いたのでした」
「悪性脳腫瘍」のひと言を耳にしただけで、私はまたわっと泣き伏せてしまいました。
画像には、手術直後の主人と同じように頭に包帯を巻いたお母さんと女性の2ショットが。
その時に思ったんです。
主人の闘病中は、知りたくないという主人を守ることだけしか私の頭にはなかった。でもそれでよかったんだろうか、と。
予後は1年と私は知っていたけど、「良くならなアカン」と主人が言うたびに、私もそれに合わせていた。
ふとした拍子に不安に駆られる主人には、
「アンタの病気は軽いモンちゃうねん。だから私も一緒に頑張るから」
としか言わなかった。
「Be Brave」と言ってあげたことはなかった。
でも予後1年とわかっていたのだから、きちんと伝えて「Be Brave」と応援してあげた方が良かったんじゃないか。本当は私に勇気がなかっただけじゃないか。
突如としてそんな風に思えて…。
背中から冷や水をかけられたような気がしました。
お母さんに「Be Brave」と声援を送る娘さんは、なんて賢明で強い人なんでしょう。
今さら後悔先に立たずですが、振り返るといろいろ思うところも多くて…。
愛する人を看取った人は、皆んな感じることなのかもしれませんが…。
さて、昨日の長男の言葉で1番嬉しかったこと。
バラ寿司が並んだテーブルを見た瞬間、
「こんなにお祝いしてもらって、きっと僕は前世でめちゃくちゃエエことしたに違いないわ」
そんなに喜んでもらって、おかーさんも前世でめちゃくちゃエエことしたんやと思う。
さらに話題は新型コロナウイルスへと及び、
長男「東京オリンピックも海外からの観光客動員に影響出るやろうな」
アメリカは1月から3月までの第一四半期が、ブッキングのピークなんですよ。この夏のバケーションは、この3カ月で予約を入れてしまうんです。私が勤務していたホールセールでも、年頭の3カ月は全員強制残業でした。
だとしたら、東京オリンピックで日本に行こうと思っていた人も、
「なにもこんな時にアジアに行かんでも…」
って、どうしたってなるよね。
日本がどうというのではなくて、アジア全般を避けると思う。
かくいう私も、学生時代の親友マミがベトナムに行くと聞いて、
「なんでこの時期にアジア?!」
と問うてしもた。
なんつーか、えらいタイミングの悪さで拡がったモンです。
あんなに東京オリンピックを楽しみにしていた長男でさえ、
「やっぱり考えるモンな」
と言いつつ、
「けどそのせいでチケットが安なったら行くかも」
そう来たかー。
でもこんなことになって、クルーズはきっとガクンと売上が落ちたよね。
アメリカでも毎日のように横浜に停泊中のクルーズ船のニュースが流れているけれど、クルーズ船内に保菌者がいたらそりゃ大変だよね。
窓のないお部屋の人もいるわけで、その人たちは1日に1時間から1時間半はデッキに出ることができたとか。
でもあそこまで感染が拡大したからには、クルーズ船の対応に非があったのは疑いなく、落ち着いたらきっと訴訟問題になると思う。
乗客は本当にお気の毒としか言いようがないけど、頑として下船許可を出さない日本政府の対応には、ちょっとエッヘン。
アメリカは感染していないアメリカ人乗客の帰国にチャーター機を飛ばしたけれど、帰国したらしたで、今度は指定の軍事基地に設置された場所で14日間の隔離生活に入るんですよ。
本当にお気の毒。
チャーター便を拒否して、船内に残ったアメリカ人もいるんだよね。
1日も早く終息しますように。
では、お元気で。
Have a nice day!
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