友人がずっとずっと
楽しみにしていたことがありました
どれだけ楽しみにしていたのか
何度も話を聞いていたので
わかっていました
友人が楽しみにしていた行事が
数日後に差し迫った時、
一緒に行く約束をしていた
友人に用事が入り、
突然キャンセルとなりました。
「○○ちゃんが行けなくなったから
さいちゃん一緒に行ってくれない?」
「その日は用事がある。ごめんね。」
悲しそうな彼女の顔を見ると
一緒に行きたいのですが
付き合うことができません。。
結局、
彼女が楽しみにしていた
行事は流れてしまいました
数日後・・・
友人が行けなくなった理由を
たまたま知りました
その理由が
約束をキャンセルする程
重要なことのように
わたしには思えませんでした
ずっと指折り数え、
楽しみにしていた彼女の笑顔
行けなくなった時の悲しい顔
彼女の色々な表情が思い浮かび
複雑な想いになりました
彼女に言おうか迷いましたが
「この間、○○ちゃんが行けなくなった
理由知っているの?」
「知っているよ。」
「本人から聞いたの?」
「あとから聞いた」
淡々と話す彼女に
「悔しい感情とかないの?」
と聞くと
「行けない」という事実を
そうなんだ。と思うだけ
と言うのです
楽しみにしていた予定が
取り消しというカタチで
自分が後手に回ったことについて
<行けなかった>という
残念な気持ちはあっても
悔しさや怒りの感情を
持たない彼女
そして
キャンセルした友人も
軽い気持ちと
「自分が今したいこと」
に素直に従っただけ
のような気がしてきて
<行けない>という現実を
わたしも受け止めることができたのです
※画像はお借りしました
起こる物事に対して
感じる事や想うことは
皆それぞれ違います
相手の言動に敏感になり
一喜一憂し振り回されず
自分を中心にして
周りの言動や状況に振り回されず
ただ起こる現実を
「そうなんだ」と受け流す
人それぞれの
受け止め方や感じ方の違いを
理解できた時
勘違いから生まれる
衝突はなくなり
心の平安を生むことを
彼女から学びました。
ひとつの言の葉が
誰かの心に明かりを灯すことができまうように
ポチッとしてくださると嬉しいです