ダウ平均株価に3倍レバレッジで投資可能!NYダウ・トリプル・レバレッジ(3σ)の評価・解説

NYダウ・トリプル・レバレッジ(3σ)

NYダウ・トリプル・レバレッジ(3σ)とは、ダウ・ジョーンズ工業株価平均の値動き3倍を目指すレバレッジ型ファンドになります。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

NYダウ・トリプル・レバレッジ(3σ)の詳細

投資対象 米国株式
ベンチマーク なし
参考指数(ダウ・ジョーンズ工業株価平均(米ドルベース))
購入手数料 無料~
最低積立金額 100円~(楽天証券SBI証券など)
つみたてNISA ×:対象外
設定日 2020年3月30日
信託報酬 年1.0%(税別)
純資産総額 9.13億円
決算日 年1回(10/18)
信託財産留保額 なし
償還日 2030年3月29日
運用会社 大和アセットマネジメント

NYダウ・トリプル・レバレッジ(3σ)の特徴

NYダウ・トリプル・レバレッジ(3σ)はファンド名の通り、NYダウを投資対象とするレバレッジ型ファンドです。
米国の代表株式指数であるNYダウの日々の値動きに対して、3倍程度の値動きになるよう設計されています。

本ファンドは、レバレッジ取引ができる先物取引を活用してレバレッジ運用を行っています。
ある日のNYダウ上昇率が+1%だった場合、その日のファンドの値動きは+3%になります。

これだけ見ると魅力的な投信ですが、3倍の上昇が見込める分、その逆の可能性もあります。
暴落時には資産が半分になることも考えられるため、投資するなら余裕を持った資金で行いましょう。

本ファンドは為替ヘッジ(フルヘッジ)を行っているため、一定の為替リスクを排除できます。
また購入手数料(2.0%)が掛かるファンドですが、楽天証券SBI証券などでは手数料無料です。

償還日が設定されており、長期の運用を考えている場合は注意が必要です。

ボックス相場ではマイナスになる

レバレッジファンドの欠点として、横ばいのボックス相場に弱いことが挙げられます。
横ばい相場が続いた場合、ファンドの価格が下落する性質があるからです。

相場を予測するのは難しいですが、上昇局面だと確信できる場面で購入するのがおすすめです。

資産構成

銘柄 比率
外国株式先物 305.8%

利回り・運用成績は?

期間 ファンド NYダウ
1ヵ月 -12.2% -4.2%
3ヵ月 +22.4% +7.3%
6ヵ月 +71.2% +23.0%
設定来 +71.6% +26.9%

※2020年9月30日時点

参考指数のNYダウとの比較ですが、長期になればなるほど値動き3倍から乖離が発生しています。
レバレッジは日々の値動きに対する倍率のため、日を追うごとに価格のズレが生じます。

また前述もしましたが、好リターンを狙える一方、下落局面では大きなマイナスになっています。

ファンドの人気・注目度は?

期間 資金流入額
2020/9 +2憶9600万円
2020/8 -9000万円
2020/7 +2100万円
2020/6 -1憶7000万円
2020/5 +2憶4400万円

設定されて間もないこともありますが、あまり資金が入っておりません。

個人投資家の評判は?

NYダウ・トリプル・レバレッジ(3σ)の評価

NYダウ・トリプル・レバレッジ(3σ)ですが、レバレッジによる複利効果で高リターンを狙えることが評価されています。
3倍レバレッジだけあって激しい値動きですが、短期間で大きな利益を出せることが魅力です。

現在のところ資金流入に苦戦していますが、米国市場の好調が続けば本ファンドも注目されることでしょう。
リスクを取ってレバレッジ運用を行いたい局面で、活用できるファンドだと思います。

NYダウ・トリプル・レバレッジ(3σ)を購入できる会社はこちら

現在下記ネット証券などで取り扱いされています。

販売会社 楽天証券
SBI証券
マネックス証券
岡三オンライン証券
松井証券
auカブコム証券