こんにちは。

健康管理士で健康総合コンサルタントの武藤です。

「持続化給付金」の不正受給が問題になっています。

この「持続化給付金」は、私達のような事業者にとっては、本当に

有難い給付金です。

私も申請が始まった初日に申請しました。

しかし、当初二週間くらいで支給されると言っていましたが、実際に

支給されたのは７月の中旬でした。

支給されるまでには、不備書類などもありましたが、結果的には満額

が支給されました。

我々事業者にとっては本当にありがたいことでした。

おかげさまで、コロナの影響で売り上げは激減していますが、何とか

事業を続けられています。

ありがとうございました。

さて、今日の読売新聞に、「持続化給付金」の不正受給者が、不正に

受給したお金を今返還すれば、延滞金などの加算金を課さないとの

記事がありました。

しかし、お金を返しても、その後の刑事罰などは警察の判断とのことでした。

当然です。

「持続化給付金」を受給資格が無いのに、申請して支給された方は、

明らかに「詐欺」だと思います。

「持続化給付金」は、コロナの影響で急激に売上が減少して、事業の

継続が厳しい個人事業主や法人に対しての給付金です。

国民一人、１０万円の特別給付金とは意味合いが違います。

私もこの給付金支給を心待ちにしていました。

必要書類をそろえて、PDF処理をしてパソコンに置いてありました。

５月の申請初日にネット申請しましたが、アクセスが集中して申請した

のは、夕方でした。

その後は、支給を待っていたのですが、結果的には二か月弱の日々が

かかりました。

その間は、非常に不安で一杯でしたね。

申請者のツイッターを見ると、この給付金が早く支給されないと廃業

するなどの書き込みも多かったですね。

また、特に野党の政治家さんが、この「持続化給付金」の支給の遅さ

を、国会で糾弾していました。

おかげさまで、私は法人としての満額を受給できました。

あらためて、国に感謝いたします。

さて、今日の新聞の社会欄では、「持続化給付金」の支給が一段落

したと書いていました。

５月の支給開始から半年になろうとしていますが、約４兆円の予算が

使われたそうです。

しかし、その４兆円が、すべて事業者に支給されたのなら良いのですが

不正受給者が多くいました。

会社員、学生、フリーター、主婦、などの事業者でない人が、不正に

受給していたのです。

これ以上のことは書きませんが、不正受給は「詐欺」です。

いくら、反省してお金を返したとしても、詐欺行為をした事実は変えられません。

国が、支給を急いだのは、事業者の窮状を考慮してのことです。

「持続化給付金」の支給要領でも、不正は後から調べて罰則があると

告知していますし、申請の際には申請者の誓約書もあります。

「詐欺」には刑事罰があります。

いくら、弁解しても罰は受けなくてはならないでしょう。

正直者がバカをみる世の中ではいけない思います。

国と司法の適正な対応を願うばかりです。

では。