トンカツを巡るトンマナ冒険 | 音楽で差別や暴力のない社会を築く!~作詞家/ボーカリスト 天宮耀子のブログ~
今日は久しぶりに、書くお仕事の依頼をいただきました。調理ギルドの皆さん、ご発注ありがとうございます\(^o^)/
 
「先月、゛げんこつシュークリーム゛っていう新しいお菓子を売り始めてね、雑誌や新聞でも取り上げてもらったんだ」
 
と、マスターポシェルが少し前の雑誌と新聞の切り抜きを、僕に見せてくれました。
 
「今月も宣伝のために記事を出したいな~って思ってるの。前の記事の焼き直しでもいいから、何か書いてくれないかな?文字数はこれぐらいで」
 
焼き直しねえ・・・俗にいうリライトってやつか。
 
「分かりました。〆切はいつ頃ですか?」
 
パラパラと資料に目を通しながら尋ねると、
 
「あと1時間で正午だから、明日の夕方までにできる?」
 
結構な無茶ぶりだなあ。まあ1記事だし、どうにかなるだろう。
 
「記事どうしようかな?僕、遅筆だし・・・」
 
お昼を食べながらそんな事を考えていると、むか~し同じ仕事をしていた先輩に言われたことを思い出しました。
 
「前の記事の全体をさっと見て、先にトンマナ決めちゃえば楽だし早いよ」
「・・・トンマナって何?」
 
物知らずの僕がキョトンとしていると、
 
「トーン&マナー。記事の雰囲気や色調のことね。書き換えたって一目で分かるように、構成を変えるんだよ」
 
トンマナねえ。焼き直しでも情報の取りこぼしがないように、
 
・前の記事
・資料
 
全部舐め回すように見直しするのが、自分のやり方です。だからつい、時間がかかりがちなんだけど、そうやって先に決めたらうまくいくのかな?

トントンマナマナ、トントントントン・・・・・・・
何か魔法の呪文みたい。
 
 
「ああ~、やっと終わったあ(^_^;)」
 
予定より1日早く終わって納品も完了。今は気晴らしに外の空気を吸いに来ています。キラーパンサーの背中に揺られながら帰宅すると、
 
「ねえねえご主人(n‘∀‘)η、豚さん捕まえに行こうよ」
なぜかダヌモが家の前で待ち構えていて、そんな誘いを持ちかけてきたのです。
「そういえば、【マジカルハットも最近強くなった】って誰かに聞いたなあ。いっちょ捕まえに行ってみるか」
 
仲間が増えるのも良いことだしね。
なーんて思いながら、キラーパンサーに乗っていざウルベア地下遺跡へ!2~3回のスカウトアタックで、僕になびいてくれた子が現れました。そんなわけで、マジカルハットさんゲットです(^^♪
 
3歳の女の子らしいです。名前は少し迷いましたが、”ダホちゃん”にしました。
 
「よろしくね、ダホちゃん」
僕がお辞儀をすると、ダホちゃんもブヒブヒ言いながら帽子を取って挨拶をしてくれました。スライムたちと違って喋れないみたいだけど、可愛いな。耳の裏やわき腹をカリカリしてあげると、ものすごい剛毛!掻いてもらって気持ちよくなったのか、バタンと横ざまに倒れて「もっと掻いて」と催促をされました。自分じゃカリカリできないもんね。
 
「えええええっ!ちょっとご主人、すごいよコイツ。芸をするみたいだよ!?」
 
ダヌモの声に振り返ると、ダホちゃんがぴょんぴょん飛び跳ねているところでした。どうやら手を叩くと、それに合わせて跳ねるらしいです。
 
「ああ~。そういえば【豚は人間の5歳児ぐらいの知能を持っている】って話を聞いたこともあるしなあ。教えたら喋るかもしれないし、文字も書けるようになったりするかも?」
 
他にも【鏡を認識する数少ない動物】だとか、【頭がいいから仕込めば芸も覚える】と、いろいろ聞いたことがあります。何だか今後が楽しみですね。
 
「ところでご主人、僕ずっと気になっていたんだけどさ」
 
ダホちゃんを”モンスターのおうち”に入れた後、ダヌモがおずおずとした様子で話しかけてきました。
 
「うん、何?」
「あいつ、いつ肉にして食べるの?」
「・・・・・・・はぁっ?」
 
何でもダヌモの話によると、僕はずっとトンカツを食べたがっていたことになっているらしい(-_-;)
 
「ちょっとちょっと、僕はマジカルハットさんを食べたりなんかしないよ。何でそういう話になってるわけ?」
「だってさ~、昼間ずっと【トントントントン】ってうるさかったじゃん?ホイミスライムたちが、「ご主人がトンカツを食べたがってぶつぶつ言ってるんだ」って噂してたよ」
 
・・・だって。
 
「トンカツじゃなくってトンマナです!【トーン&マナー】って言って、記事を書き直す時にどんな風にするのか?って雰囲気や色調をあらかじめ決めることだよ」
 
ああああああああ、こんなこと言ってもたぶんコイツラには意味が通じないんだろうな。どうしたものやら・・・・・?
 
「よく分からないけど、トンカツが食べたいわけじゃなかったの?」
「トンカツは好きだけど、今日は食べる予定ないし、マジカルハットさんも肉になんかしません!君らと同じように、育てて強くなったら日替わり討伐に連れていきます!」
 
キョトンとした顔をしているダヌモ君を相手に、僕は一気にまくしたてました。全くもう・・・・・・この、トンマなやつらめ!
そんなわけで、トンカツをめぐるトンマナ冒険でした。
 
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DQXの世界観や、フレンドさんの話を元に曲づくりをしています。ご興味のある方は、画像をクリックしてご視聴下さい。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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