普段は家族以外とはあまり話さないことですが | ふにゅのブログ

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ブログは主にアルコール関連問題、日本の歴史や伝統文化、神社・仏閣を参拝して感じたことなどを書いています。

昨日の記事で誤解があるとよくないので、改めてこちらに書きますね。

 

戦後にGHQが定めた日本の範囲から除かれた地域に私の田舎があったので、本土に復帰するまでの間に私の身内が感じてきたことや、本土に復帰してからの思いというものを私も聞きながら育っているので、「島を返せ!」という思いや「不法占拠だ!」という思いを、無用な刺激や軋轢を作ることになるという考え方は、私には理解をすることが出来ません。

 

不法占拠にしかすぎないことを、なぜ不法占拠と言ってはいけないのか。

 

外交としての話し合いを見守るということも大事なことですので、それは理解をすることが出来ますが、政治家がその土地に住んでいた方たちの思いを「無用な刺激」と言い放つことで、傷つく方たちも大勢いると思うんですけどね。

 

今は私の田舎は本土復帰を果たしていますが、2010年の尖閣諸島中国船衝突事件の時には、私の親戚が持っている数少ない小さな漁船だけでは島民全員を避難させることが出来ないことや、足腰の弱った年寄りや子どもたちを急いで船に乗せることが出来るのかと、その差し迫った問題にゾッとして、何日も眠れない夜を過ごしたことがありますので、「他国に施政権を委任することによって、領有権を主張される」ということや「不法占拠」というものがいかに身近なものであるのかということを、私もその時に改めて思い知らされました。

 

そういったこともありますので、北方領土や竹島、尖閣諸島の問題は人事とは思えない問題として見ています。

 

四方を海に囲まれた田舎から見た夕日

 

それゆえに政治家の外交相手の方に重きを置くという気遣いの方が、私には無用としか思えないのです。

 

北方領土の問題にしても、今は国後島(くなしりとう)や択捉島(えとろふとう)に7千人、色丹島(しこたんとう)に3千人もの人が住んでいますが、その当時にその四島に住んでいた1万7千人もの日本人が強制退去をさせられているということを知るということや、二世の方たちの声に真摯に耳を傾けて、その思いを汲み取ることも大事なことだと思いますので、そこでその思いを政治家が止めてどうするのかと思ったりします。

 

上記のことから、いつも私の身内がお世話になっている海上保安庁や自衛隊の皆様方には感謝しかないということも、こちらに書いておきますね。

 

写真は 護衛艦 かが

 

こんな大きな船で守って下さっています。

 

 

護衛艦を見ることで、その不安というものが少し拭われた気がしますが、実際に搭乗をされている皆様方にはお体を大切にして欲しいと願っています。

 

身内の命が危険に晒される可能性があるというのも辛いことではありますが、住んでいた土地を奪われるということも考えられないほど辛いことだと思いますので、そんなことが現実にあるということを、これからのためにも、自分にとって大切な方たちと話し合う機会を持つということは大事なことですね。

 

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