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ギターと音楽に関する雑感

MICHAEL JACKSON Part2 【DANGEROUS WORLD TOUR IN JAPAN】

2020-08-10 | 日記

MICHAEL JACKSON Part2 【DANGEROUS WORLD TOUR IN JAPAN】

マイケルのライブは、BADツアー('88)、デンジャラスツアー('92)、ヒストリーツアー('96)の各1回、計3回観に行きました。

BADツアーは、力強き伯母に連れて行ってもらい、私の音楽生活が一変してしまった日。

デンジャラスツアーは、マイケルへの渇望感がピークに達していた時。

ヒストリーツアーは、人生で最も泣いたライブ。

それぞれ思い出深いですが、今回お話ししたいのは、デンジャラスツアーです。特にラストの演出について。

マイケル自身にとっても、デンジャラスツアーは、恐らくエンターテインメントとして頂点に達したライブだったと思います。BADツアーを経て「こうすれば良かった」という点がことごとく正解になっている。何より、マイケルが気力体力ともに絶好調。登場時の動かないパフォーマンスも、Anti-gravity lean、日本での通称「ゼロ・グラビティ」も、あの頃のマイケルだからこそ”映えた”演出だったと思います。

高校三年時の冬、受験も近いというのに、電話をかけまくり辛うじて手に入れた平日のチケットを持ち、最後のコマをバックレて東京ドームに向かいました。

デンジャラスツアーは先行して海外から始まってたこともあり、雑誌の情報で曲目も演出もほとんど知ってました。つまり、ロス五輪の開会式のようなジェットスーツで、マイケルが飛び立つラストの演出、いわゆる「ロケット・マン」に関しても。

それを知ったとき、本音では見たくありませんでした。マイケル本人が飛行するワケがない。そんなことしたらとんでもない保険が必要。いや、保険で済む問題ではない。

スタントマンが飛んで会場を去っていく姿を、どんな気持ちで見送ればいい? それより、一分でも一秒でも長く、マイケル本人をこの目で見ていたい。当時の私は複雑な心境でした。

幸いなことに「ドームだからやらないのでは?」という噂も流れ始め、実際に日本公演では、アンコール曲「Man in the Mirror」が終わると、ツアーメンバーと一緒にマイケルがステージに並んで深々とお辞儀をしてくれました。どれだけうれしかったことか…その光景は今でもハッキリと覚えています。

日本公演が終了した後、当時発刊していた雑誌「FM STATION」に内容が細かく書かれていたので、そのページだけ切り取って保管してました。

ロケットの演出が日本で無かったことを残念がるライターさんもいましたが、ホントか?って思ってしまいます。大人の事情でそう書かざるを得ないのかもしれませんが。

そんな「完璧」ともいえるライブを堪能しましたが、あえて、一つだけ残念な点を挙げると、それは、ライブ前半のマイケルの衣装「金のハイレグ」です。

これね~、特に冒頭でジャケを着てる時は股だけ余計に目立つ。ボトムの上にハイレグ水着という…一般人なら変質者の域。ダーティ・マインド時のプリンスとタメをはる。どちらもエンタメ業界でよかったなーと思います。

第1話 MICHAEL JACKSON Part1 【グレイテスト・ヒッツ】


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