診断機 修理 アレコレ

BABYMETALをこよなく愛すポンコツ整備士の修理日記

簡単な作業のはずが

2020-05-23 23:49:19 | BMW
R55 ミニ
オーバーヒートの警告で修理のご依頼。





マキシでのアクティブで作動確認、バッテリー直接つなげての作動確認でファンモーターの故障確定。
交換したものの、ファンが作動する105度から70度まで下がっても一向に止まる気配がない。
ここで止まらないことによるファンモーターの故障と先入観が働いてしまう。



DMEプログラムアップデートでの解決を試みるも変わらず。
さらに95度や90度でファンが作動するなど、自分の知識外の作動にますます混乱。
どう考えてもDMEぶっ壊れてんじゃなかろうかと思いながらマキシユーザーが集う場所へ
アドバイスを請う。
水温センサー絡みの不具合を心配してくれる方や似たような症状を教えてくれる方
大変心強かったです。
その中で「制御はそんなもん、走行すれば止まるようになる」とアドバイスを頂き
色々と思い返しながら











アリで注文してた測定補助器具も到着したので水温センサーの抵抗推移なども観察。
結局センサーに不具合は無かったのですが、この時はおかしいと判断し念のために交換。









別系統に分かれてたセンサーらしき物(この時点で不明)を外したら特性変化サーモ・・・?
両端子に電源来てたので直結とかしなくて良かったw

特性変化サーモをネットで調べたらDMEの制御下でサーモ動かしてるのね!
だからあんな目まぐるしく水温の変化があったんだね。





そして当方の青年部にも聞いたら配線図たぶんあるよってことで頂き



DMEへの入出力を調べ



DMEの需要(綿密な制御)で作動させるのかという結論に。
アクティブで作動停止ができるんだからDMEは故障していないよな。(たぶん)





というわけで終業後に長めの試運転でファンがちゃんと止まることを確認出来て完了。
何の知識も無いですからね、時間にして丸2日ほど費やして結局はモーター以外故障してなかった
という恥ずかしい結果に・・・
方々助けてもらいながら、この経験はムダにしないよう精進することで許してください。

このミニ、23万キロ走行してる割に内外装ピッカピカなんです。
入れ替えを検討してるようですが思い入れがあるようで
タイヤの交換の注文が入ったと外注先から連絡がありました。
調子よくなったし、たぶん車検とって乗るんだろうな。

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