251系 スーパービュー踊り子 ー① | 安芸もみじ / Historys, Trains, Townbikes - Hiroshima JAPAN

251系 スーパービュー踊り子 ー①


昨日、2020年3月のダイヤ改正が行われ、広島では土日ダイヤが復活し、一部列車の両数を変更しつつ夕方の通勤・通学時間帯に、広島~五日市駅間へ2往復4本の列車を増発しました。

また三原駅で、山陽本線尾道方面から呉線の接続を改善し、新幹線との接続も見直されて、広島から尾道への観光の利便性も高められたようです。

そして西日本豪雨災害以来、運転されていなかった「シティライナー」が復活し、以前は停車していた宮内串戸駅を通過する一方、新たに可部線との接続駅である横川駅に停車。



シティーライナーの広島~岩国間の途中停車駅は、横川・五日市・宮島口で、大野浦からは各駅停車となりました。

と、特急スーパービュー踊り子の記事なのに、冒頭から広島エリアのネタ全開となってしまいましたが、そこはダイヤ改正つながりということで。

今回の改正で、1990(平成2)年に『乗った時からそこは伊豆』をコンセプトに開発された、251系スーパービュー踊り子も、31年の歩みに幕を迎えました。



登場当時はアジュールブルーとフューチャーグレーの塗装が、私的にはちょっと暗いイメージで、ゲンコツのような先頭デザインと3連ヘッドライトの違和感もあり、あまり好きな車両ではありませんでした。

なので東京駅で見かけても、写真を撮ることは無かった251系でしたが、関東方面がご無沙汰となった後の、2002(平成14)年に車体の内装・外装が大掛かりなリニューアルがなされて。

カラーデザインが飛雲ホワイトにエメラルドグリーンとなり、昔の上沼垂色のようなイメージになってからは『いいなぁ』と感じていましたが、実車を見て撮って乗ったのは、今回が最初で最後となりました。



今は時代的に"車両のバリアフリー化"が推進されており、新製または大規模な改修をする折りには、バリアフリー法に則って設計する義務が課せられており。

251系は2階建て車両以外もハイデッカーとなっており、リニューアルの際には9号車の多目的室と、10号車のお手洗いを車いす対応とするなどの施策をしていましたが、高齢社会の昨今では年配層からの不評も多かったそうです。

また、特殊な車体形状や窓の構造が災いして、窓ガラスの隙間などから、雨漏りが深刻になっていたり、夏場に賑わう路線としては致命的な冷房故障も頻発していたそうです。



JR東海道本線~伊東線から伊豆急行線へと会社間を跨いで直通運転する特急列車であり、伊豆方面への看板列車としては、これ以上の使用は困難と、今回の改正で廃止となったようです。

太平洋の海岸線を、伊豆諸島を眺めながら運転された251系ですが、瀬戸大橋を渡る213系マリンライナーが15年だったことを鑑みると、同じ塩害による老朽化ではありますが、単純比較はできないものの、よく頑張ったなと思います。

後継車としてE261系"特急サフィール踊り子"がデビューしましたが、新しい伊豆方面への看板列車として、末永い活躍を期待します。



さて、前日は好天で暑かった日中でしたが、当日の8日は天気予報が見事に的中して、かなり強い雨となりました。

冒頭の3枚は熱海駅で撮った251系スーパービュー踊り子ですが、残りの写真は伊東駅での撮影です。

海風も強くて、この細い屋根の下では髪の毛までビシャビシャになるほどで、ホームの地面が一部濡れていないように見えますが、実は霧吹きのようにズボンと靴は濡らしてくれました。



週間天気予報でも前週から雨の予報が出ていただけでなく、コロナウイルス感染予防による外出自粛もあるようで、伊東駅もスーパービュー踊り子車内も、人影はまばらで。

次週の土日は既にダイヤ改正後となるので、最後の日曜日だった当日ですが、撮り鉄さんも少なくて。

その分、ゆとりで写真は撮れたのですけど、少し寂しいなぁと感じたのも、嘘ではありません。



ホームに表示されている乗車口案内も、もうじきE257系とE261系に変わるんだろうなぁと、撮ってみました。

マリンエクスプレス踊り子は、公式発表はないものの、この日がラストランだったようですが、タイミング的に出会えませんでした。

まぁ、こう言っては何ですがメインは185系で、仮に出会ったとしてE259系も251系もオマケなので・・・・と言ってますが、オマケの割には251系たくさん撮っていたりしてます(笑)

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オリーブを使った料理、作ったことある?

オリーブの日


紀元前3000年頃には風車を使ってオイルを絞っていたという記述が残っており、ローマ帝国時代には水車によるオリーブオイルの生産工場も建設され、操業されていました。

聖書には"ノアの方舟"で大洪水の後に、天災が落ち着いた証しにオリーブの枝葉をくわえてハトが帰って来る一節が有名ですが、ヨーロッパや西アジアには他にも、オリーブにまつわる昔話が散見されます。

このことからオリーブは平和の象徴とされていますが、古くはオリンピックの勝者に戴冠されたり、現在では国連旗のデザインなどにオリーブの枝葉が使われています。

日本でのオリーブの日は、1950年(昭和25年)の今日、昭和天皇が小豆島を巡幸の際にオリーブの種をお手播きされ、その後その種が発芽して実を結ぶほどに成長。

そして1972年(昭和47年)に香川県・小豆島の「オリーブを守る会」が記念日として制定しました。

オリーブオイルは、我家ではエクストラバージンオイルが必須アイテムです。

ずいぶん昔からご飯を炊く時も、デイースプーン1匙ほど加えます。

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