夏至の日食 2020 ー 372年目の奇跡
記事にするのが遅くなりましたが、去る6月21日の夕方、日本全国で部分日食が見られました。
当日はちょうど夏至にあたり、1年で1番昼間の長い日で、日本で見られる夏至の日の日食は、1648年以来372年ぶりでした。
天気予報では日本全国で、概ね"曇り時々晴れ"となっていて、梅雨時期なのでどこまで信用できるのかは不明。
TVニュースによると、観測する地域にばらつきはあったようですが、各地おおよそ晴れもしくは薄曇りだったようです。
広島は呉から尾道など県東に向けて好い天気だったそうですが、私の住む県西は薄曇りでした。
下の2枚の内、1枚目はKー7の練習&テスト撮影をした、早朝の空。
夕方までこの程度なら、それなりに撮れるかなぁ~と思っていたのですが、午後になってからみるみる雲が広がってしまって。
最大値1時間前の16時直前には、この写真のようにうっすらと太陽は見えるものの、雲が全天を覆っていました。
2010年、2012年、2019年の日食は撮ることができませんでしたが、今年は何とか撮りたいねぇと、空を見上げます。
まだ日食は始まっていませんが、遮る雲のおかげで、太陽がまん丸く写りません。
絞りとシャッター速度を調整しながら、数枚のテスト撮影をした内の、3枚をUPしてみました。
日食は16:02から始り、10分毎にシャッターを切ったのですが、雲のおかげで欠け始めの写真は壊滅でした。
この4枚は上から16:40、16:50、17:00、17:05です。
雲越しの写真ではありますが、欠けた形は写っていたので、コントラスト調整で太陽の形を強調しています。
なので、太陽の回りが雲で滲んで、スッキリした写真ではありませんが、自分なりに記念にはなりました。
最大値となる17時10分に約45%が月に隠されました。
普段、夜に見る月は東から西へ横移動しているのに、太陽の欠け方が下から上に移動するのは、ちょっと不思議ですね。
実は月も太陽も、いつものように軌道を描いているのですが、地球が球形であることと、地球の地軸は23.4°傾いていること。
そして太陽も月も地球も自転していて、更に月と地球は公転もしているので・・・・沈み逝く夕方の太陽に対して。
移動する所要時間の違いから、(見かけ上)平行移動している月が、下から上に移動している様に見える仕組みです。
写真は上から17:15、17:25、17:35、17:45の撮影です。
ラストの2枚は18:00、1809の撮影。
2020年6月21日・夏至の部分日蝕は終わりました。
沖縄の石垣島など先島諸島では、太陽の約80%が欠けて、三日月のような形が現れたそうです。
七夕の翌日はナンパの日?
1年ぶりに奥さんに会ったのに、翌日からはナンパする方もされる方も、やりたい放題(笑)
ヤダね、穢れてるね。
でも、運命の幸せも人の縁も大切だから、独身の人は頑張って。
ただ、1人の異性をシェアしたり、自分をシェアさせたりするのは、やっぱり穢れかなぁ。
リンクカードなるものを、使ってみました→(更にアプリ先行の新機能も試して、表示画像も変えてみました)
2009年の部分日食は宮島で撮ったのですが、やっぱりこの時も雲ってたんですよねぇ。
潮が引いていたら大鳥居で撮ろうかと思っていたのですが、時間を調べたら合わなくて。
で、清盛神社から撮りました。
次ぎは2030年6月1日に金環日食、2035年9月2日皆既日食が、日本で見られるそうです。
と、少し遅れての天文現象のUPとなりましたが、あの奇跡の日からわずか17日間の内に、九州では大変なことが起きてしまいました。
特に熊本では甚大な被害が発生しており、一昨年の傷がまだ癒えぬ内に再び、心に深い悲しみを刻みつけられ、大きな不安を抱える現状となっています。
今年の梅雨は、梅雨入りから警報が発せられるような大雨が降り、一昨年とは違う雨季を迎えましたが。
ー広島県土砂災害警戒情報 第1号(7月7日14時50分)【発表】広島市ー
西日本豪雨災害=平成30年7月豪雨は、西日本を中心に『多くの地域で河川の氾濫や浸水害、土砂災害が発生し、死者数が200人を超える甚大な災害となり、全国で上下水道や電気・通信といったライフラインに被害が及んだほか、道路寸断・鉄道寸断などの交通障害が、広域的に発生』しました。
あれからちょうど2年。
再びの悪夢が日本全土を襲うことのないよう、自然の猛威に対して無力な私たちは、祈り願うことしかできません。
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ゑ |