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うちの植え替え方について

「うちの植え替え方」と、いつも言っていて、ご紹介していませんでした
 
ミズゴケが少ない巻き方なので、ご参考になるか分かりません
 
ある方の長生蘭(セッコク)の植え方をアレンジしました。
この植え方をしてから、あまり根腐れしなくなりました
 
ただ植え替えの時間が掛かり過ぎるのです。またミズゴケは乾きやすいので、水遣りの頻度が上がることが難点です
 
ともかく、いってみましょう!
 
<事前準備>
古くなったミズゴケ、痛んだ根、枯れた葉の「付け」部分を取り除きます(このきれいにする作業で手を抜くと後の作に影響します)。そして殺菌消毒剤(ベニカXファインスプレー、住友科学園芸)を風蘭全体にスプレーして半乾きになるまで置いておきます。
 
根の数がたくさんある木なら愛楽園3.0号鉢を、豆葉で根が少ない木、調子を崩している木は2.5号鉢を用意します。3.5号以上の鉢は大株で根が多く3.0号に入らない限り使用しません。
 
上に巻くための長いミズゴケを選別します。
(3つの束と4本、全てニュージーランド産の生ミズゴケを使用)
 
手のひらに短いミズゴケを同じ方向に並べます。
 
もう一度同じことをします。
 
十字に重ねます。
 
崩れないように手のひらに乗せて「植え替え棒」に乗せます。
 
十字の空いているところにクロスするように数本の長いミズゴケを乗せます。そして植え替え棒にミズゴケを圧着します。手のひらで上から、両手で握って形を半円状に整えます。殺菌消毒剤をスプレーし水分を含ませてからぎゅーと握ると、まとまりやすくなります。
 
そっと「植え替え棒」から抜いてハサミで余計なミズゴケを取り除きます。これで台となる「あんこ」ができあがりました。
 
 
<マキマキ>
風蘭を「植え替え棒」の中心に置きます。根が重ならないようにします。
 
先に用意しておいた長いミズゴケの束を3方向に乗せていきます。左手で「植え替え棒」とミズゴケの片方を握りながら均等になるようにたすき掛けします。
さらに1本の長いミズゴケ4本使ってたすき掛けし「止め」ます。ここで植え替え棒を根が痛まない程度に、ぎゅーとまた握ります。
 
根を切らないように注意しながらハサミで余計なミズゴケを切ります。また、ぎゅー。
 
「植え替え棒」から抜き、鉢に入れます(回すようにするとうまく抜けますよ)。
 
ポンと(そっと。形が崩れないようにそっと)
 
ヘラを使って鉢に入れ込みます。左手はミズゴケを覆うようにし、ヘラで右、左、手前、後ろと交互に押し込んでいくとうまくいきます。
 
 
鉢底から指を入れて鉢の側面にミズゴケを圧着させます。
 
 
こんな感じに空洞ができます。
 
半円状になるよう指で形を整えて、ラベルをさしたら完成です。
 
ミズゴケは一度乾いてしまえば水遣りしても崩れることはありません
 
ひっくり返しても落ちませんよ。
 
さらに鉢底に口を当てて軽く息を吹くと空気が抜けるぐらい「軽い植え方」です
 
以上、うちの植え替えでした
 
解説ました。
 
 
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反省

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