2018年11月18日に 4分17秒の 『 LED ZEPPELIN '71 TOKYO LIVE FILM ( ハロー・メリー・ルー / タバコ・ロード / Good Times Bad Times) 』 なるタイトルの映像が Youtube上にアップされました.内容はタイトルが示す通り レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin) の 1971年初来日初日(9月23日)のパフォーマンスを 武道館の 2階席から収録した 8mm映像.
 凄い映像ではあったものの,ひっそりとアップされた関係もあって,2020年2月1日に LED ZEPPELIN NEWS で取り上げられる前までは殆どアクセスがありませんでした.
 
 そして 2020年3月7日に 『 ロックカーニバル#7  Led Zeppelin 1971.9.23 TOKYO 』 のタイトルで,21分26秒の映像がアップされ,世界中の レッド・ツェッペリン・ファンを驚かせたのは記憶に新しく,その映像を収録した 『 Budokan 1971 1st Night 8mm (No Label) 』 がリリースされました.
 そして,何と.同一週に 商品を 2組購入すると希望者に配布されるギフト・アイテムとして同一映像を収録した 『 Budokan 1971 1st Night 8mm (Gift DVDR) 』 が登場しました.
 商品側を購入したので,このアイテムは保持していませんが,同内容なのでブログにアップしておきます.

 メーカー情報では
 『世界中のZEPマニアをアッと言わせた貴重映像をさっそくDVD-R化!初来日公演の初日「923」は非常に良好なオーディエンス録音が乱立することでも有名な日ですが、今からちょうど10年前にはオフィシャルYouTubeチャンネルでアリーナから敢行された8mmオーディエンスショットが登場してマニアを喜ばせました。ところが2018年になって二階席から撮影された新たな8mm映像が登場。それは大変に貴重な映像だったのですが、ひっそりと現れたことからマニアの注目を浴びたのは最近になってからのこと。そうした中、先週になってこの映像の20分にも及ぶロングバージョンが登場し世界中のマニアの間で話題沸騰となっています。
 2018年版の抜粋映像でも垣間見られたのですが、この二階席から撮られた映像は意外なほど見やすい。もちろんメンバーの表情を伺い知ることができるレベルではないのですが、それでも武道館初日という歴史的な場面がしっかり捉えられている。何より初来日の象徴とも言うべき「ロックカーニバル」とZEPロゴの看板が飾られたステージが923の光景であることを如実に伝えてくれている。正に1971年初来日のZEPの姿がそこに。
 8mmで撮影された映像ですし、曲の尺が長いZEPの演奏を完全収録することは不可能という現実がある訳ですが、それでも細切れながら各曲の演奏シーンを捉えてくれた映像は見応え十分。おまけにオーディエンス録音を綺麗にシンクロさせてくれている点もポイントが高い。
 
 この映像を見ていて驚かされるのは、フロント二人のアクションが非常に大人しいということ。1973年からスタジアムに進出してからというもの、それぞれにステージアクションに開眼しプラントはグラマラス指向、ペイジは彼のトレードマークになるほど有名なアクションがエスカレートの一途をたどったのは誰もが知るところ。それだけにここでのZEPが余計な飾りを必要とすることなく、ひたすらシンプルに歌や演奏を聞かせてくれる様は新鮮かつ感動的ですらある。
 そもそも71年のペイジは後年のようなナルシズムがまるで芽生えておらず、むしろ髭も髪も伸ばし放題というルックス。その代わりプレイに集中している様子がありありと感じられるのです。彼の独壇場となる「Dazed And Confused」ボウイング・パートのステージ演出がまたシンプルで73年以降とはまるで違う。
 さらに「Moby Dick」終了時にドラムキットから立ち上がって一礼するボンゾの姿、あるいはすべての演奏が終わったところで(今のの日本でレアアイテムとなってしまった苦笑)トイレットペーパーが投げ入れられるなど、日本のロックコンサート創成期ならではの光景も実に微笑ましい。

 今回のリリースに当たっては、先週登場したロングバージョンと2018年の「Hello Mary Lou」パートのみの映像を合体させた最長版へとまとめ上げました。さらにボーナスとして以前からYouTube上で見られた日本滞在時のボンゾ撮影の8mm映像も収録。この映像はちょうど武道館公演を終え新幹線で広島に向かい、広島平和記念公園を見て回るメンバーの姿、さらに大阪の街や帰路に就くところまでのオフの場面ばかりをボンゾが捉えた(よって彼は一切映し出されません)貴重映像。この編集によって、本アイテムは武道館初日のステージと離日までもプチ・ドキュメントと呼びたくなるようなZEP初来日の映像集となっています。
 とにかく923の8mmオーディエンスショットは見応えたっぷり。ほんのわずかながらもアコースティック・セットの場面まで見られるという。よくぞ撮影してくれたものです。日本におけるZEP伝説の始まりとなった一日の様子を垣間見られる超貴重映像!』

Budokan 1971 1st Night 8mm (Gift DVDR)
 
 Live At Budokan,Tokyo,JAPAN 23rd September 1971
 COLOUR NTSC Approx.38min.
 

   1. Intro
   2. Immigrant Song
   3. Heartbreaker (Guitar Solo)
   4. Since I've Been Loving You
   5. Dazed and Confused (Bow Solo)
   6. Celebration Day
   7. That's the Way
   8. What Is and What Should Never Be
   9. Moby Dick
  10.Whole Lotta Love
  11. Let That Boy Boogie
  12. Hello Mary Lou
  13. Tobacco Road
  14. Good Times Bad Times
  15. You Shook Me
  16. Whole Lotta Love (End Part)
  17. Communication Breakdown
     [Bonus Track]
  18. Led Zeppelin In Japan (taken by John Bonham)
  TOTAL TIME (38:04)

 収録されている映像の一部
 

[参考]
 Budokan 1971 1st Night 8mm (No Label)
 

1971 Japan Tour
 September
  23 Budokan Hall,Tokyo,JAPAN
  24 Budokan Hall,Tokyo,JAPAN
  27 Municipal Gymnasium,Hiroshima,JAPAN
  28 Festival Hall,Osaka,JAPAN
  29 Festival Hall,Osaka,JAPAN
 
 
 

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923 (No Label)
 
 







#2020-03-10