昨日、3月31日は、
ハルと悲しいお別れをした日。
悪夢のようなあの日を思い出す。

4年前のあの日、ママはまだ信じていた。

だから言ったんだ

「ハルのために みんなで仲良くしていこう」と...

でも その思いは 一瞬で うちくだかれた。

ハルは泣いていたね
「ママとはなれたくない」と言って、
私の腕にしがみついていた。

でも無理矢理引き離された。
ハルの腕をつかみ、私に罵声をあびせる大人
なんと 醜い大人なのだろう...

それでも この時間を耐えれば、
次の日すぐ会えると思っていた。
だって、ハルの荷物はまだ全部置きっぱなしだったし、すぐ近くに住んでいたのだから...

まさか
その日の午前中に転校届が出され、
夜逃げ同然に引越してしまうなんて
そんなひどいことをするなんて
夢にも思わなかった。


だから
ハルに何も伝えられなかった

ハルの荷物も全部置きっぱなし。

お気に入りのランドセルも、絵本もおもちゃも、お気に入りのふでばこも お財布も 洋服も 
学校のお道具箱も鍵盤ハーモニカも、全部...

困るのはハルなのに...

ハル
ごめんね


ハルが生まれてすぐ ハルの生みのお母さんが亡くなった。
ママは 実家に通って寝泊りして、ハルを育ててきた。
仕事をセーブして、病院に通って、抱っこの仕方、ミルクのあげ方、入浴の仕方等を習った。

離乳食教室にも行った。

予防接種、検診も、風邪ひいたときも、保育園の説明会も面接も全部ママが連れていったんだよ。

ハルが生後半年の時から、
ハルはパパとママのおうちに来て 
パパとママが育ててきた。

ハルが1歳3ヶ月の時、
戸籍上の父親が再婚するからと
 一度はハルを返したんだ。悲しかったよ

でもその1ヶ月後、
ハルを育てていたハルのおばあちゃんが倒れ、
ハル1歳半の時、
パパとママの「養子になる」約束で、
ハルが戻ってきて、
その日から「パパ」「ママ」になったんだ。

でも正式な縁組はされず、
その後「子の引き渡し請求」という裁判を起こされたんだ。

「ハルを育ててほしい」
「ハルを養子にしてほしい」

そうお願いされて、
パパとママは、
ハルを懸命に育ててきたよ。

でも、途中から、
「子どもをとった!」
「子どもを返せ」
「人の子どもを取るな」と 
まるで犯罪者のように言われ、
本当につらかった。

これが事実。

ハルのことが大好き。
はなれたくてはなれたんじゃないよ。

離れていても、いつもハルのことを思って、
ハルの幸せと無事を祈っているよ。

ハルが住んでいると思われる地域は、
コロナ感染者が多いから心配しています。

こんなときにも、声を聞くこともできないなんて。無事を確認すこともできないなんて...

ハルは、もしかしたら
ママのこと悪く聞いているかもしれないね。

ハルと引き離されて、今は負けたように見えるかもしれない。

でも これが真実!

人間として
親として、
正しい生き方をしている!と堂々と言えます!

ハルの生まれ育った この ふるさとには、
ママとハルのことを応援してくれている人たちがたくさんいます。
みんな、ハルのこと心配しているよ。

いつか、ハルがふるさとに帰ってきたとき、
みんながこの真実を話してくれると思う。

そして天は見ています!

今、ママは ハルのように悲しい思いをする子どもたちを笑顔にするために、
より多くの子どもたちの役に立てるように 
活動しているよ!

ツライことを乗り越えて、
自分の使命に変えて!!

それは ハルと出会えて、
ハルのママになれたおかげだよ。感謝!

この活動の先に、きっとハルとつながれる何かがあるような気がしているよ。

必ず会える!

会えたとき、
堂々と
笑顔で会えるように

今日もママは頑張ります!

ハルも、
笑顔で、
手洗い うがい 消毒 頑張って
コロナに負けないで!元気でいてね!


7年前の桜