「グランメゾン東京」第5回感想 | 感想亭備忘録

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いい感じに燃える展開ですね。

エセ関西人江藤(手塚とおる)のせせこましいまでの妨害工作も、らしさが出ていて、憎たらしいし、それに対抗する尾花(木村拓哉)の捻くれまくりながらも奮闘する姿も、いい感じです。

 

意外だったのはコンタミの犯人というか原因が誰なのかが結構あっさり判明したことです。まだなんかもうひと捻りありそうな気もしますが、一応、平古(玉森裕太)ってことなんですね。初回放送時のシーンでも彼が関わってる風に見えてはいましたから妥当といえば妥当です。あとは平古が間違ってしまうように仕向けた誰かがいるのかどうかってところですね。

 

それともう一つ平古がgakuの方に加入したのも意外でした。正義と悪の対決に加えて師弟対決の面白さも加わるんでしょうか。最後まで平古が敵陣営にいるようにも思えませんが、彼の動きが読めなくて物語が面白くなってきました。

 

一つだけ気になった点があります。

ネットのの炎上をあまりも軽く扱いすぎなんじゃないでしょうか。一度「毒を盛る店」と悪評が立ってしまえば、時間が経過したならともかくその騒動の真っただ中で、たとえ世界のトップ50のフレンチレストランに選ばれたとしても、今度はその選んだ媒体が異常なほどのバッシングを受けることになるだけな気がします。

マスコミはたたいているけどネットで実際に食べた人の評判は悪くない、程度の扱いの方が逆転の仕方に説得力が出たと思います。

 

てことで次週はトップレストラン50をめぐるお話のようです。

決まりきったフォーマットに乗ってるはずなのに先が読めないところが楽しみですね。