走る!走る!走る!「MIU404」第3回感想 | 感想亭備忘録

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第1話がカーアクション、第2話が人情ものときて今回第3話は古式ゆかしい刑事ものの定番「走って追跡」でした。

刑事ものの定番とされるテーマを毎回きちんと「今」に合わせてアップデートして見せてくれます。今回もとても楽しめました。

 

軽い気持ちでバカなことをする若者。

ささいなきっかけで道を外れそうになっている彼らをどう扱うのか。厳罰を主張する九重(岡田健史)とそれに理路整然と反駁する桔梗(麻生久美子)のやり取りが印象的でした。厳罰を与えて完全にドロップアウトさせてしまうのではなく、救うことで正しい道に戻すことこそが将来の治安の維持に役立つのだという主張は説得力がありました。

 

今回はいろいろ伏線的な人物が出てきましたね。騒動を起こした若者のうちの一人、成川(鈴鹿央士)は逃亡したままですし、彼に声をかけてきた怪しさしかない関西弁男(菅田将暉)は当然なんかやらかすでしょうし、桔梗の息子と一緒にいた女性(黒川智花)も意味ありげというか次回予告でもチラッと映っていましたし。物語的にこれから本格的にいろいろ仕掛けるよってことでしょう。

 

しかし岡崎体育さんははまり役というかなんというか。気持ち悪かったですね(笑)ご本人も自分のツイッターで「気持ち悪ゥ」と呟いてらっしゃいましたね(笑)格闘シーンはちょっともっさりでしたけど。

 

しかし綾野剛さん、よく走りましたね。あれだけ見事に走ったんだから捕まえさせてあげて欲しかった気もしますが(笑)

あ、アンナチュラルの毛利刑事(大倉孝二)と向島刑事(古田ウーロン太)が出てましたね。コメディリリーフのように見えて意外に鋭かったりカッコいいセリフを発したりと活躍してました。UDIのメンバーもだれか出てくれると嬉しいですね。