続・人生100年時代到来!自分の人生を使い切る方法~MBAでは分からない人生の変え方~

タイムイズマネー」、「一刻千金」と言うように、昔から「時」の貴さについては、実に様々な言説が為されてきました。それ故にか、「」は繰り返し小説や映画のモチーフにも選ばれてきました。

1967年の筒井康隆さんの小説「時をかける少女」も、「」をモチーフにした作品として有名です。

この作品は何度も映像化されていますが、特に1983年の大林宣彦監督による映画版「時をかける少女」(主演・原田知世さん)がよく知られています。また、21世紀に入ってからは、細田守監督によるアニメ版「時をかける少女」が製作され、話題になりました。

この「時をかける少女」には、「タイムリープ」という現在の記憶を残したまま、「時」を越え過去の自分に戻る能力が登場します。

時をかける少女」のヒロインは、この能力を使い、事故などが発生する前の時点に「タイムリープ」し、過去を変えることが出来るのです。

タイムリープ」とは、不可逆であるはずの「」を自らの意思で巻き戻し、制する能力と言えます。歴史に「if(もしも)」はありませんが、「タイムリープ」なら歴史が変わります。

もちろん、現実社会には「タイムリープ」のような都合の良い制度はありませんから、このコラムをご覧の皆さんが、過去を覆し、理想の今を作り出すようなことは不可能です。

しかし、「過去」ではなく「未来」なら、皆さんにも変えることが出来ます歴史に「if(もしも)」はありませんが、「未来」には無数の「if(もしも)」があるのです。

皆さんは「過去カラ来タ未来」という本をご存知でしょうか。

この本は、SF小説「ミクロの決死圏」などの作者アイザック・アシモフが著し、「サイボーグ009」などで知られる漫画家・石ノ森章太郎が監修し、1988年に出版されました。

ただし、この本の本当の作者は、アイザック・アシモフでも石ノ森章太郎でもありません。この本には、フランスの或る商業美術家1899年に描いた、2000年の世界が収められているのです。

残念ながら、アイザック・アシモフ石ノ森章太郎も、フランスの或る商業美術家も、2000年の世界を実際に見ることはありませんでした。

しかし、人間には想像力という、まるで未来の歴史を閲覧するかのような、「時」を越えた千里眼とでも言うべき能力が備わっているのです。

例えば「過去カラ来タ未来」には、「家事ロボット待望論」として、掃除を行うロボットが描かれています。もちろん形状などは、今日のお掃除ロボとは異なりますが、その発明の原点になるような想像図が1899年の時点で既に描かれていたと言うことです。

お掃除ロボのルンバを手がけるiRobot社は1997年に研究開発を開始し、2002年に最初のルンバを発売しました。「過去カラ来タ未来」に描かれている「家事ロボット待望論」は、約100年後の未来の予想としては、ほぼ的中したと言えるでしょう。

時をかける少女」風に言うなら、1899年のフランスの或る商業美術家は、想像力により約100年後の未来に「逆タイムリープ」したのかもしれません。

実は19世紀末から、今で言うルンバに代表されるお掃除ロボは待望されていたのです。想像はいずれ未来の歴史になります。しかし、想像を現実に変え、歴史にしていくのは常にリーダーの仕事です。理想の未来を作り出すためには、今を変革し、未来の歴史を自ら書き換える覚悟が必要なのです。

長寿で知られるゾウガメの寿命は約100年です。ある意味で人類はゾウガメに近づいたのです。約100年の人生ゾウガメのようにゆっくり静かに生きるのも一つの道ですが、当サイトでは、一度きりの人生を使い切り、何かを成し遂げ「生きた証」を残すことをお勧めします。

近頃、「人生100年」時代が到来したと言われています。当サイトでは「人生100年時代到来!自分の人生を使い切る方法~MBAでは分からない人生の変え方~
」に於いて、21世紀を生きる皆さんには、坂本龍馬の人生三回分以上もの時間という武器が与えられていることに言及しました。

しかしながら、その坂本龍馬3回分以上もの長い人生を徒に生きるだけでは、自分の人生を使い切り、黄金の人生に変えることなど出来ません。

このサイトをわざわざ探してご覧になっている時点で、皆さんは、成功を志すやる気あふれるビジネスパーソンであるとお見受け致します。

そうであるなら、まずは、未来が持つ無数の「if(もしも)」の中から、黄金に輝くものを自分の力で探し出してください。そして、その「if(もしも)」の実現に向けて、誰にも負けない努力で取り組んでください。

もし、想像するだけで終わるのなら、「過去カラ来タ未来」で2000年の世界を描いた1899年のフランスの或る商業美術家と変わりません。だから、皆さんは未来の世界を描くのではなく、実現してください。

そして、あなたの「if(もしも)」が現実に変わるのが何時なのかを、なるべく具体的な年号で決めてください。それによりゴールまでの残り時間を逆算し、今のあなたがやるべき事を洗い出し、行動レベルの計画に落とし込むのです。絵空事に過ぎない計画は用を成しませんから、計算し尽くした上での現実的な手を検討し、実行に向けての周到な準備をしてください。

未来の「if(もしも)」はを掲げる人の数だけ存在します。人によってそれは楽天だったり、ソフトバンクだったり、KDDIだったりするのですが、偉業を成し遂げた時にその「if(もしも)」は、その志を掲げた方の「生きた証」になります

自分の人生を使い切り、人生を変える上で大切なことは、与えられた100年の「時」を、自らの強い意志で自由自在に制することです。「光陰矢の如し」と言いますが、テレサ・テンの代表曲「時の流れに身をまかせ」のように、不可逆な時の流れに身を任せていると、100年さえもあっという間に過ぎ去ります。

想像力という「時」を越えた千里眼により未来の歴史を閲覧したら、ぜひその未来を実現する最初の一人になりましょう。そのために、あなた自身を変革し続けましょう。そして、「人生100年」を前提にした、超長期のタイムマネジメントにより、あなたの「時」を制しましょう

約100年もの時間を制し、何かを成し遂げるには、自分自身を分析し、詳しく知ることが大切です。その上で、オリジナルの戦略を構築しましょう。当サイトでは能力や経験などを数値化し、皆さんの自己分析をアシストするツールを準備中です。乞うご期待!

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