(平成と令和その3、ウォーキングC66-2)
5.鉄橋跡→荒茅駅
今は無き橋を迂回して回り、
反対側に再び戻ってきました。再び大社方向へと進んでいきます。しばらくは未舗装区間でしたので、
あちらこちらに遺構が残されています。歴史を感じるのであればこっちの方が良いのですが、まぁ、1度しか来ない人の感想ですからお気になさらずに。
しばらくは真っすぐに線路跡は残されています。
やはり、この道へと繋がる道が無いことから、生活道路ではなかったことが伺えます。
鉄橋のあったところから約3分で再びホームが見えてきました。
そのホームの下には1958年3月との刻印がありますが、ここは同年に開業した荒茅駅になります。同線の開業自体は1912年ですので、46年ぶりの新駅ということになります。
出雲市方向を見た一枚です。手前側に改札があったようです。
駅のホームから大社方向を見た一枚です。おや?道路の反対側に何やら朽ちた構造物が。
「自衛隊前踏切」と書かれた箱と
踏切の土台が残されたままとなっていました。
6.荒茅駅→大社駅
駅を後にして先を進みます。鉄道の敷地であること示す(?)「工」という杭が盛土の下の方に一定間隔で並んでいました。
しばらく歩くと舗装された立派な道に合流します。ここからはこの道に沿って進んでいくことになります。
しっかりと整備された新しくできた道と言うことで、鉄道遺構的なものは見当たらず、やはり軒先がこの道路方向を向いていない家が多いのがその証といったところでしょうか。
この辺は淡々と進んでいくだけの区間となります。
出雲大社は縁結びの神様としても有名ということで、「ご縁の道」という通称が与えられています。
大社町のマンホールです。意外ですが、絵柄が大社ではなく、灯台でした。
荒茅駅を出発して約25分、正面にSLと人だかりが見えてきました。
終着となる旧大社駅です。大社駅自体は観光名所化されていますが、さすがに旧大社線から駅に入る人は多くはないかなと。
2面4線ある大社駅に到着です。さすがに出雲大社へのアクセス駅ですので、立派な佇まいですね。
7.大社駅→出雲大社
昔走っていたSLが展示されていて格好の被写体となっています。
駅舎はこんな感じです。
精算所です。そういえば出雲市駅からここまで無賃で来ましたので、精算しなければ(なんて)
改札を抜けて駅舎の中に入ります。有人改札が7人分。最盛期での人出の多さが想像できるかと思います。
廃線直前の時刻表がそのまま掲載されていました。それでも15往復。片手でも事足りそうな本数しか走っていないのに現役の路線がある中ですので、勿体ないような・・・。インバウンド旺盛な昨今だったらそれなりの需要もあったでしょうに・・と。
駅前の様子です。ここはここで遺産として残されていますので、しっかりと整備されています。
神社の建物に見えなくもありませんがさすがに鯱のようなものはないか。
大社駅を後にして大社へと向かって進んでいきます。出雲大社と書かれた大きな鳥居を通過です。
その川の上で何やら刻む音が聞こえてきたので待ち構えていると一畑電車が走行していました。旧東急1000系の改造車となります。
大社駅から15分ほどで出雲大社に到着です。うん、ここまで来ると物凄い人です。
ということで、ここまでのルートと高低表です。まぁ、フラットですw
表にするとこんな感じ。
出発 | 出雲市駅(10m) |
到着
|
出雲大社(15m) |
経由 | 旧大社線 | ||
歩数 | 14,534 |
距離
|
11.4km(GPS) |
時間 |
2:29 (10:21-12:51) |
日付
|
2019.04.29 |
最高点 | 出雲大社(15m) | 傾斜 | 6m/km |