テーブルウェアフェスティバル2020 | 食べることは生きること

食べることは生きること

おうちごはんやお弁当、外食など。心と体を作ってくれる日々の食事について綴ります

今月の上旬に東京ドームで開催された「テーブルウェアフェスティバル」にえりちゃんと行きました。2月2日~10日まで開催されていて、私達は初日に行きました。

 

 

 

 

テーブルウェア大賞の展示や世界各国の食器やカトラリーなどの販売ブースが東京ドームに集結します。他にもセミナーやお酒の試飲会など、盛りだくさんです。私は初参加、えりちゃんは2度目です。ずっと行きたいと思っていたので念願が叶いました。

 

テーブルウェアの展示ブースには和洋、四季折々のテーブルセッティングが並びます。

 

 

 

 

特に心に残ったセッティングを中心にご紹介します。和洋多彩な作品がある中で、和のコーディネートに惹かれました。

 

雛祭りをテーマにした作品です。桃色を基調とした女性らしいセッティングです。小さなひし餅に乗ったお雛様が飾られていて可愛い。

 

 

 

 

春をテーマにした作品です。薄桃色の桜が黒に映えます。

 

 

 

 

これからの季節を前に、春をテーマにしたセッティングに心が躍りました。食器や小物類、季節感、色味をリンクさせて統一感ある空間が演出されていました。

 

 

 

 

ガラス細工を入れたくなるようなドーム型の器に惹かれました。会場には似たような器がいくつかありました。クリアなもの、曇りガラスのもの、それぞれに魅力的でした。

 

 

 

 

和×ガラスの器の組み合わせを多数見かけました。

 

和食にワインを合わせて楽しむように、洋食をお箸で楽しむように、配膳もまた、国境の垣根を越えて自由です。それぞれの文化を大事にしながら、お互いの良さを認めて、より良いものに進化していくスタイルは今の時代にもあっていると思います。

 

黒いプレートに重ねられた薄紅色のガラスの透け感、右側に置かれた桜の小枝からはらりと散った花弁が水面に浮かんでいるようで、たまらなく素敵でした。

 

 

 

 

日常使いしやすい食器から使いこなすのが難しそうなものなども多数あり、何をどう盛り付けるのか想像して楽しみました。

 

各セッティングの横に作品名、コンセプト、メニュー、盛り付けた写真が記されたパネルがあります。

 

まずセッティングを見て、お料理や盛り付けを想像して、パネルの写真で完成形を見て、またセッティングに戻ります。

 

 

 

 

ターコイズブルーのアンモナイトを思わせる個性的なお皿には前菜や牛肉料理がバランスよく盛り付けられていました。お皿とお料理の色味も活きています。

 

 

 

 

竹籠を使ったセッティングです。以前上野にある「韻松亭」で竹籠の中に小鉢が沢山入った花籠膳のランチをいただいたことがあり、ずっと憧れていました。いつか入手したいと思います。

 

 

 

 

こちらも秋のセッティングです。舌切り雀のつづらや浦島太郎の玉手箱のような器が素敵です。先述のガラスドームなど、蓋のある器は開ける前のわくわく感が演出できて好きです。一方重ねて収納できないので、購入に踏み切るにはスペース込みで検討が必要なので悩ましいです。

 

柿の小鉢も落ち着いた色味で可愛すぎず、大人の遊び心がありました。

 

 

 

 

ピーロートジャパン主催のワインの試飲会がありました。最近ワインを飲む機会が増えたので寄りました。

 

 

 

 

ピーロート・ブルーのカビネットとワンランク上のアウスレーゼを飲み比べしました。

 

ワインを題材にした人気漫画、「神の雫」に登場するドイツワインです。ピーロート社のワインは市場に出回っていないので貴重です。

 

【カビネット】

 

・品種 ミュラー トゥルガウ、ケルナー、シルヴァーナー

・テイスト 甘口

・特徴 フルーティー、爽やかな香り、すっきりとした余韻

 

【アウスレーゼ】

 

・品種 リースリング100%

・テイスト 甘口

・特徴 フルーティ、蜂蜜のような柔らかさ、すっきりとした余韻

 

どちらも甘口ですが、後口がさらりとしているのですいすい飲める危険なタイプです。アウスレーゼの方がより好みでした。

 

ロイヤルブルーのボトルが美しいです。

 

 

 

 

お昼ご飯はお弁当を作って持って行きました。えりちゃんが嬉しそうに開けてくれてます。この写真、大好きです。

 

お弁当の中身については次の記事で書きたいと思います。

 

 

 

 

お昼の後も展示を見たり、物販ブースを覗いたり、休憩を挟みながらゆっくり楽しみました。

 

今回購入したものです。沢山買いたいものがありましたが、実家から大量に食器を譲り受けて収納スペースがない為、小物に絞りました。

 

 

 

 

波佐見焼のtoriトレイです。尾っぽはスプーンになっています。ソースを入れて使いたいです。

 

 

 

 

売り場にはカラフルなtoriさんが並んでいました。どれも可愛いので迷いましたが、幸せの青い鳥を思い浮かべて青い子を購入しました。ひとつひとつ手描きなので、いくつも比べながら選びました。

 

 

 

 

丹波焼の箸置きです。長さがあり、和洋どちらにも使えるデザインです。こういうのを探していました。

 

 

 

 

備前焼のぐい飲みです。備前焼きは釉薬を使わず、土の色を最大限に生かします。こちらは限りなく黒に近く、深い青灰色、金色もほんの少し交じっています。バレンタインに夫にプレゼントしました。

 

 

 

 

午前中に会場に入り、日が暮れるまでいました。食に興味がある同士なので、ゆっくり楽しみました。久しぶりに沢山話ができたのも嬉しかったです。深い話もしました。えりちゃんと話をすると、自分や人との向き合い方を俯瞰(ふかん)で見ることができるんです。こういう友人がいるのは幸せだと、心から思います。

 

 

食べる人を思って調理し 配膳する

 

美味しいは食べる前から始まり

 

栄養のある食事は心と体を作る

 

命あって口から食べられる限り

 

食べることは生きること

 

 

「人としての器も磨きたいな」

 

素晴らしい食器を見た後でそんなことを思いました。

 

 

 

 

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