2019年09月19日
25回戦@横浜 広島8−11横浜DeNA(延長11回サヨナラ) 前半の7点リード守れず。最後はDeNAソト選手にサヨナラ3ランを浴びる。
広島、ついに4年ぶりV逸決定 残り3戦全勝でも巨人に及ばず どん底から2度V字回復も…
9/19(木) 22:02配信
<D・広>ベンチでメモを取る緒方監督 (撮影・大塚 徹)
◇セ・リーグ 広島―DeNA(2019年9月19日 横浜)
広島が天敵・今永を打ち崩しながらも7点リードを守れず、延長戦の末、DeNAに8―11でサヨナラ負けを喫して3連敗。4年ぶりとなるV逸が決定した。巨人が残り7試合に全敗し、広島が残り3試合に全勝したとしても勝率で及ばず。4連覇の可能性が完全消滅した。
球団初のリーグ4連覇を目標にスタートした広島だったが、球団初の開幕5カード連続負け越しと開幕ダッシュに失敗。それでも4月16日に最大8まで膨らんだ借金をわずか11日間で完済する驚異的なV字回復を見せ、5月には11連勝を含む球団新記録の月間20勝(4敗1分け)をマークして一気に首位へ立った。
一時は2位チームに5ゲーム差をつけ独走態勢に入ったかに思われたが、6月スタートの交流戦で5勝12敗1分けと大きく負け越して5年ぶりの最下位に終わるなど急失速。交流戦明けには20年ぶりの11連敗(1分け挟む)も喫した。7月後半には9連勝を飾って今季2度目のV字回復を果たしたが、8月14日に自力Vが消滅していた。
2年連続でセ・リーグMVPを獲得し、3連覇に大きく貢献した丸が巨人へFA移籍。元4番で精神的支柱でもあった新井が現役を引退して迎えた今季は不動の1番打者だった田中広や守護神・中崎ら3連覇に貢献した主力選手たちが不調に陥り、ドラフト1位ルーキーの小園や後半戦から1番に定着した西川など収穫もあったが、苦しい1年に。この日の試合でも7点リードを守れず、最後はソトにサヨナラ3ラン被弾という厳しい敗戦となった。
今年一番大事な試合なのに、一番情けない試合をやらかしてしまいました。今季ワーストのゲームです。
打線は立ち上がりからDeNA先発の今永投手を攻め、2アウト1、2塁から會澤選手がレフト線への2点タイムリー2ベースを放ち、先制すると、続くメヒア選手が左中間へのタイムリー2ベースを放ち、3点目を入れました。
さらに3回表には、鈴木選手が左中間スタンドへソロホームランを放ち、4−0としました。
さらに5回表には、1アウト1、2塁から長野選手がバックスクリーンへ3ランを放ち、7−0とし、天敵だったDeNA今永投手をKOしました。
広島先発の床田投手は立ち上がりから制球が安定し、ストレートも走り、変化球もキレており、5回までDeNA打線を無失点に抑えました。
しかし、しかしです。野球というスポーツは時に残酷です。6回裏、1アウト1、2塁からDeNAソト選手に左中間スタンドへ3ランを浴びて、7−3とされました。この前のバッターのDeNA筒香選手へ与えた死球で、床田投手のピッチングがガラリと変わってしまい。思い切り腕が振れなくなった感じがしました。後続のバッターにも連打を浴びたところで、床田投手は降板。2番手に九里投手が上がりました。いきなり四球を与え、1アウト満塁となり、続く代打DeNA梶谷選手に右中間スタンドへ満塁ホームランを浴び、一気に7−7の同点に追い付かれました。九里投手が代わりっぱなにいきなり四球を与えたところが痛いですね。そして、九里投手がどれだけ気持ちの準備が出来ていたか、かなり疑問が残ります。
8回表、DeNA4番手の国吉投手から、會澤選手が右中間スタンドへソロホームランを放ち、8−7と勝ち越しました。
これでなんとか逃げ切れるかと思った8回裏、4番手に菊池保則投手が上がりましたが、先頭のDeNA大和選手に四球を与えました。ドリヨシとしては、最後の1球は低めギリギリストライクだと確信しましたが、判定はボールで四球になりました。送りバントを決められ、1アウト2塁となり、続くDeNA梶谷選手にライト線へのタイムリー2ベースを浴びて、8−8の同点に追い付かれました。同点になる満塁ホームランを打っている梶谷選手に対して、あまりにも初球が不用意だったと思います。
試合はこのまま延長戦に突入しましたが、広島にはもはや忍耐力、反発力はありませんでした。
延長11回裏、広島は6番手今村投手が10回から回跨ぎで投げました。が、DeNAロペス選手にレフト前ヒットで出塁され、続く桑原選手に死球を与え、1、2塁とされると、続くDeNAソト選手にこの日2本目となる左中間スタンドへのサヨナラ3ランを浴びて、8−11で惨敗となってしまいました。
前半7−0とリードしたところで、チーム全体に隙が出たのではないかと思います。ドリヨシとしては、今日この試合は、この試合だけでなく、公式戦の残り試合、さらにはCSにまで影響を及ぼすほどの大事な試合だと思っていました。なので、今日は得点できる時にはしっかり得点して欲しかったんです。たとえ10点リードしても、15点リードしても、手を緩めて欲しくなかった…。投手陣も、あらゆる展開を想定しながら、集中力を高めて準備して欲しかったです。あの7点リードで、その全てにおいて隙が出たのではないかと思います。
正直申し上げて、残り3試合、非常に厳しい結果になるような気がします。たとえCSに出場出来たとしても、勝ち抜けは出来ないと思います。それだけ今日の敗戦は大きな意味を持っていたと思います。
しかし、しかしです。やっぱりドリヨシはカープが好きだから、最後の最後まで信じて、応援します。
次の試合は21日に甲子園での阪神戦です。そして22日、23日とマツダスタジアムで中日戦で公式戦は終了です。天気が心配ですが、ドリヨシ的には中止になって順延になって欲しいなと思います。
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さえんです。
でも…後全部勝ちになるように