2020年10月19日
2020ドラフト指名選手は誰に?
今年のドラフト会議は10月26日に行なわれます。今年は新型コロナウイルスの影響で、史上初のリモートで行なわれます。今年の広島東洋カープはどの選手を指名するのでしょうか?
広島東洋カープ指名予想選手
●1位
佐藤輝明 近畿大
早川隆久 早稲田大
高橋宏斗 中京大中京
栗林良吏 トヨタ自動車
●外れ1位
木澤尚文 慶応大
伊藤大海 苫小牧駒大
中森俊介 明石商
小林樹斗 智弁和歌山
山下舜平大 福岡大大濠
井上朋也 花咲徳栄
牧秀悟 中央大
来田涼斗 明石商
平内龍太 亜細亜大
森博人 日本体育大
入江大生 明治大
●2位
大道温貴 八戸学院大
大江克哉 NTT西日本
川瀬堅斗 大分商
●3位以降
下慎之介 健大高崎
榮枝裕貴 立命館大
元山飛優 東北福祉大
中山礼都 中京大中京
宇田川優希 仙台大
矢野雅哉 亜細亜大
度会隆輝 横浜高
高井駿丞 広島商
間瀬場秋 高陽東
赤上優人 東北公益文科大
小牟田龍宝 青森山田
常田唯斗 飯山
黒田晃大 佐和
山下航汰 京都外大西
打田雷樹 大阪学院大
辻垣高良 学法福島
二俣翔一 磐田東
奥村真大 龍谷大平安
岡田和馬 JFE西日本
●ドラフトニュース
広島が佐藤輝明選手と面談、直接球団の評価は伝えず
2020年10月06日
近畿大 佐藤輝明
広島は鞘師スカウトが近大を訪問し、ドラフト1位候補の佐藤輝明選手と面談を行った。他球団と同じく、担当スカウト単独で、また球団の評価を伝えたりはしなかった。
「ファンがすごい感じです」
面談後に佐藤選手は広島カープの印象について、「ファンがすごい感じです」と話した。また、鞘師スカウトは、「いくかどうかも分かっていない」と、球団の評価は伝えなかった。しかし、「僕は2年前から競合する選手と話してます」と話し、「スケールは大きいし、球界を代表する選手になると思っています。競合覚悟でいくかいかないかの選手ですし。野手だったらNO.1だと思うので」と、取材陣に対して鞘師スカウトの高い評価を熱く話した。
広島カープは白武スカウト部長も、「即戦力は早川、佐藤の2人が中心」と、投手では早川隆久選手、野手では佐藤選手が即戦力選手の筆頭としている。ただし、広島カープは他球団の情報を中止しながら単独指名を事も少なくない。鞘師スカウトは「うちと縁があっても、他球団と縁があっても頑張ってほしい」と話した。
これで佐藤選手と面談をしたのはオリックス、北海道日本ハム、東北楽天、横浜DeNA、阪神、巨人に続いて7球団目。巨人は榑松スカウト次長と2人態勢で訪問し、球団の評価も伝えている。
広島カープは佐々岡監督が就任し、投手陣の立て直しを行っているものの、ルーキーの森下投手は予想通りの活躍を見せているが、大瀬良投手の離脱などでまだ、描いたような投手陣は築き上げられていない。ただし、野手については丸選手が抜け、鈴木選手にかかる負荷が大きくなっているような所もあり、特に主軸を打てるバッターの獲得も必要だろう。
単独1位指名も割と多いが、大瀬良投手、田中正義投手、中村奨成選手、小園海斗選手など、競合指名も辞さない所もある広島カープ。果たしてどのような選択をするのかが注目される。
広島カープがスカウト会議、91人リストアップし24,5人を映像でチェック
2020年10月11日
早川隆久 佐藤輝明 高橋宏斗 山下舜平大
広島カープは10月10日に、広島市内の球団事務所でスカウト会議を開き、これまでリストアップしてきた高校生、大学・社会人の候補をまとめてチェックし、高校生44人、大学生・社会人47人の91人をリストアップした。
上位候補は24,5人
広島は8月22日のスカウト会議で高校生のドラフト指名候補を49人に絞り込み、また前回の9月30日のスカウト会議で大学・社会人のドラフト指名候補を61人に絞り込んでいた。
この日は高校・大学・社会人の選手をまとめて評価してさらに絞り込み、また前回からプロ志望届を新たに提出した選手なども加え、高校生は5人減って44人に、大学・社会人は14人減って47人の、合計91人をドラフト指名候補とした。
上位指名については、8月の会議で高校生の上位候補を明石商・中森俊介投手、中京大中京・高橋宏斗投手、智弁和歌山・小林樹斗投手、福岡大大濠・山下舜平大投手と野手一人とし、9月の会議で大学・社会人の上位候補を投手12人、野手3人の15人とし、トップと評価した早稲田大・早川隆久投手と、近畿大・佐藤輝明選手の他、慶応大・木澤尚文投手、苫小牧駒大・伊藤大海投手、明治大・入江大生投手、亜細亜大・平内龍太投手、日体大・森博人投手の名前が挙がっていた。
合計すると2回の会議で上位候補とした選手は20人だが、この日は24,5人を映像でチェックしたとのことで、新たに上位候補に加わった選手もいる事になる。新たにプロ志望届を提出した東海大・山崎伊織投手も入っているのではないかと思う。
スカウト会議後に白武スカウト部長は、中京大中京の高橋投手がプロ志望をしたことについて、「高橋がプロ志望届を出したのでばらけるかもしれない。競合する素材だと思う。大濠・山下と共に素材的には申し分ない。時間はかかるかもしれないが、将来的に先発ローテーションに入れるものを持っている」と話した。
また、ドラフト1位指名について、「他球団の動向を見ていかないといけない。チームとしては即戦力の投手だろうけど、素材型で面白い選手もいる」と話し、基本線は即戦力投手だが、高校生、またはまだ完成度は高くないものの素材の良い選手の指名の可能性を示唆、他球団の動向を見ながら、昨年のように逸材をなるべく単独で指名することを目指す。
明治大・入江大生投手が9回完投10奪三振、広島スカウト部長「2試合連続で良い投球」
2020年10月19日
明治大 入江大生
東京六大学では明治大・入江大生投手と慶応大の木澤尚文投手が投げ合いを見せ、広島カープの苑田スカウト部長が入江投手にも高い評価を見せた。
苑田スカウト部長
入江大生投手はこの日、最速150キロの球と、緩急をつけたカーブや得意のフォークを織り交ぜ、8回まで1失点に抑えて2−1とリードしながら9回を迎える。
9回は先頭バッターに四球を許すと、次の打者からは三振を奪ったものの、続くバッターに、ライト前ヒットと外野手のエラーでランナーをホームに還し、2−2同点で引き分けとなった。入江投手は「9回先頭で四球を出して負の連鎖になった。ちょっと頭の整理ができていない」と話した。
それでも前週の法政大戦の13奪三振に続き、2試合連続2ケタ奪三振を記録した。今季は初戦で早稲田大の早川隆久投手と投げ合ったものの、5回7安打6失点でノックアウトされた。その試合を視察していた広島・苑田スカウトは「切れのいいストレートを投げるが、高めが多い。リリースが高いのかな」と課題も指摘していた。
しかし、法政大戦では9回7安打13奪三振で完封し、苑田氏も「春先は軸足に体重が乗らずどうしたんかと思っていた。この2カ月で見違えるようによくなったね。こんなに良くなったピッチャーは初めて見たよ」と評価、そしてこの試合も視察すると、「フォークで組み立て、悪いなりにまとめていた。2試合連続で良い投球ができている」と評価した。
経験による投手としての磨かれ方が、早稲田大の早川投手や慶応大の木澤投手にはまだ及ばないものの、これからしっかりと磨いて行けば本物になりそうなものをしっかりと見せている。早川投手、木澤投手などに次いで評価されそうで、ドラフト会議では、将来性も評価され上位での指名が予想される。
今年のカープは、特に投手陣の崩壊でカープらしい試合がほとんどできませんでした。目先の補強はリスクもあるかと思いますが、やはり即戦力の投手を希望したいですね。
ドリヨシ的には早稲田大の早川投手とトヨタ自動車の栗林投手を狙って欲しいです。しかし、早川投手は他球団との競合は間違いなく、ある情報によるとロッテを逆指名しているらしいので、早川投手は厳しいかもしれません。となると栗林投手になりますが、おそらくカープが単独指名できる可能性はありそうです。地元の中日は、中京大中京高の高橋投手を1位指名しそうなので、カープとしては栗林投手指名はチャンスがありそうです。
あとは地元の選手にもこだわって欲しいですね。
今年は新型コロナウイルスの影響で、支配下登録選手の入れ替えを避けて、育成ドラフトで多くの選手を指名する可能性があります。それだけにスカウト能力の高いカープは金の卵の選手を育成ドラフトでどんどん指名するかどうか、注目されます。
今年もドリヨシはドラフト会議の情報をしっかりアップしていきますので、よろしくお願いいたします。
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