人毛vs人工毛〜私は人工毛派〜

ウィッグを使う、特に医療用などで日常的に使う人は化繊の人工毛を使うか、人毛を使うかという悩みが出てくるのではないかと思います（それなりに予算があれば）

ちなみに私は人毛のウィッグも2つ使ったうえで、人工毛のほうがいいな〜と思っています。
なぜ？と思うと思いますがその理由の前に、人毛、人工毛の特徴をまとめてみます。


人毛
大部分は日本人の太くて硬い直毛と同じ中国人の方の髪の毛を使っている。
最近きれいな髪を持つ人、髪を売る人が少なくなってきていて材料の調達が難しくなってきている。
染めたりパーマをかけたりしたことがない毛をヴァージン毛、
薬剤処理でキューティクルをはがす前の毛をレミー毛
と呼ぶ。
レミーと呼ばれないふつうの毛は色や質を均一にするためにキューティクルをはがし色を染めるらしい。洗うときはシャンプーか専用洗剤を使う。

【メリット】
自然なツヤ
アレルギーがおきにくい
カラー・パーマが可能
【デメリット】
だんだんボサボサになってくる。
手入れが面倒
高い（フル人毛で2万円〜）



人工毛
いわゆる化繊。素材はなんだろう？ナイロン？洗うときは洗濯用洗剤または専用洗剤をつかう。
【メリット】
安い
傷みにくい
【デメリット】
不自然（テカる）
カールがつきにくい
素材によっては静電気が起こる



私がなぜ人毛より人工毛を好むかというと、
高くて半年くらいでボサボサになってしまう人毛よりは、
安くてものによってはかなり人毛に近い人工毛を短期間で使いまわして行くほうがいいなと思ったからです。

場合によって人工毛のほうが人毛より頭から生えている生きた毛に近いなと思うことがあります。
切った髪の毛を2ヶ月くらいとっておいてみるとぱさぱさになることからもわかるのですが生きた髪の毛には水分が含まれていて重いです。
だから実際に生えている髪の毛と　ウィッグの材料の人毛は質感が変わってきてしまいます。
私には人工毛のほうが実際に生えている髪の毛に質感が近いと思うのです。
薬剤処理した髪はボサボサなのでなおさらつやさらの髪は人工毛にちかいのではと…^^;


あ、生きた髪の毛っていいましたけだど本当は髪の毛は死んだ細胞らしいです^_^;