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おなかクリニックの口コミ(八王子)

   

吐き気が数か月続いていて、かかりつけ医におなかクリニックで胃カメラを撮って来いと言われた。
何故ここがいいのかと言うと、やはり症例数が多い所にした方がとの事。

初診

午後は3時半受付、4時診察開始と書いてあったので、3時半に受付を済ませたのだが、呼ばれたのは4時半。
医者が数名いて指名したければできるようだが、誰でもいいといったところ、佐藤という女医に。
感じが悪く丁寧な診察とは言えないが、胃カメラをやるには診察が必須で、そのためだけに受けているので、特に不満はない。

次は胃カメラの予約。
最短で4日後だったが、午後にやっている日は木曜しかないと言われ、翌週にした。
検査の説明があるからしばらくお待ちをと、ここでも20分ほど待たされる。
暇なので本棚にあったくさい食べもの大全を読んでいた。結構面白かった。
処置室的な所に呼ばれて、今服用している薬は何だとか、検査当日は朝飯を食べるなとかいろいろ言われ、最後にこの場で血液検査を。
しかし3か月前にやったばかりなので嫌がると(血を抜くと倒れる恐れがあるので)、その時の物を当日に持ってこればいい事になった。
ただ、項目に感染症の検査が入っていないと、そこは調べないといけないので、その場合は当日に採血しなければならない。
「当日採血で、結果が出る前に内視鏡できるんですか?」
「滅菌するので感染症の患者でも内視鏡は受けられます」
「だったら血液検査要らなくないですか?」
「そうする決まりなので」
法律的にそうなのか、単に儲けの為に検査したいだけなのか分からないが、とにかくもう一度採血しなければいけないようだ。

会計を済まし、外に出る。
時刻は5時15分。
検査の予約を入れるだけでこんなにかかるのかと、少々苛つくが、多分どこもこんなだろう。

胃カメラ当日

2時半の予約なのでその10分前に受付したが、呼ばれたのは3時。
検査前にこれを飲めと、紙コップを渡される。
「これどうしても飲まないと駄目ですか?」
「飲まないと検査時間が長くなります」
「どのくらい長くなりますか?」
「飲んでください」
えずく可能性が非常に高いので、できるなら飲みたくないのだが、おばさんの対応は不親切。
仕方なく紙コップに入った白濁の液体を口にするも、不味くて飲み込めず。
ティッシュに吐き出した。
「ちょっと無理そうです」
「だったらいいです」
なら最初から飲ませないでほしかった。
ベッドに寝かされ、点滴と採血。
それから数分。
検査室に入り、仰向けで麻酔のゼリーを飲む。
えずく。
麻酔の不快感で気分が悪くなる。
落ち着いて深呼吸をしてくださいと、急かすこともなく、優しく対応してくれる。
私が当たった検査医と看護婦さんはとても親切だった。
続いてスプレーで喉に麻酔。
またえずく。
それから口を閉じれないように管をはめられ、その不快感で更に気分が悪くなる。
鎮静剤ありを選択しているので、薬が効いて意識を失えれば楽になるが、眠るどころか朦朧とすることもなく、そのまま内視鏡挿入。
だが、10年前に他の病院で鎮静剤なしでやった時よりはだいぶ楽。
カメラを入れられている感覚は殆どなく、特に苦しまずに検査終了。

30分安静に休み、ベッドから立ち上がると、足元がふらつく。
意識ははっきりしているがまあまあ薬は効いている様。
注意書きにもあるように、確かにこの状態で運転は危険。
車での来院はやめた方がいいだろう。

会計。
検査結果は翌日以降にと言われる。
帰宅後、夜。
喉に痛み。
鏡で確認すると、喉の奥に口内炎。
場所的に検査で傷がついた可能性大。
そういうこともあるだろう。

検査結果

翌日。
午後3時前に受付する。
受付時間は3時半からとなってはいるが、普通に受け付けてもらえた。
始まる4時まで時間つぶしに外出。
午後の診察開始後、一番で呼ばれる。
飯田とかいうおばさん医師。
検査した胃の画像を見せられながら説明を受ける。
異常は無しなので、一言そう言えば終わりだが、1分以上は時間をかけての説明だったので雑ではないと言える。
胃は悪くないからとそのまま帰されそうになるが、吐き気は変わらず酷いので、何かしら薬が欲しい。
この前、1錠だけ余ってたデパスを呑んだ所、吐き気が軽減したような気がしたので、SNRIの時のように試したく、処方してくれるように頼む。
しかし、「うちでは向精神薬は出さないことにしている」と断られる。
その女医は週1でしか来てないバイト医師だから、細かいことは知らないが、ここはそういうルールだと言う。
どうしても無理か聞くと、一応確認を取ると席を立ち、数秒で戻ってきて、やはり無理と。
多重投与がどうだとかごちゃごちゃ言っているが、要するに後で何かしらめんどくさいことになる可能性があるから、絶対にデパスは出したくないらしい。
吐き気に効くかどうか試したいから、最小限の処方でいいので出せと言っても聞く耳を持たない。
なにも火傷で掛かった皮膚科でついでにデパスを出してくれとか言っているわけじゃない。消化器内科で機能性ディスペプシアにデパスを処方することがあるのだから、ここで私にデパスを出すのがそんなに嫌なのか。
しまいには「そういった薬は専門的な診療所で出してもらわないと患者の為にもならない」とかほざくので「それは全く違いますね。薬はどこで出されようが同じく薬です」と反論しつつも、別にどうしてもデパスが必要なわけでもないし「病院のルールとして決まっているなら、あなた個人に言ってもしょうがないでしょうね」とバイトと言う立場への理解を見せつつ大人な対応で退出した。

もう一つの不満点は、血液検査の結果がまだだったこと。
これでは検査費が無駄にかかっただけ。
本当に必要だったのだろうか。
受付にて会計時。
「血液検査の結果がまだだったんですけど、また来て結果だけ貰うことは可能ですか」
「その際は診察を受けてください。私がこの場で結果説明をすることはできませんので」「説明とか要らないんですけど。異常無しでもですか」
「はい」
要するにまた金払えと(自費分380円)。
とてもそんな気にはならない。
「だったら、検査には2日かかるからそれ以降に来いと言ってほしかったですけどねえ
「それは申し訳ございませんでした」
どうせ昨日案内したのは自分じゃないと思っているのだろう、形だけの謝罪が返ってきた。
ちゃんとクレームとして処理される可能性は低いと思われるが、一応は伝えておいた。
不備があったら口にする。自分が我慢したら終わりじゃない。じゃなきゃ次にまた別の患者が同じ迷惑を被るのだから。

まとめ

事務的で質が良いとは言えない診察の為、積極的に行こうとは思えない病院。
他に苦痛の少ない内視鏡検査ができる開業医が近隣地域にいるのであれば、私はそちらを選びたい。

胃カメラ自体には満足だが、検査医が複数人いるので、私がたまたま良い人に当たっただけの可能性もある。
逆に、診察医の方も人数がかなり多いので、中には有能でやる気のある医者もいるかもしれない。
指名はできるから、知り合いとかにおすすめの医者を教えてもらった場合などは、ここに行くものありだろう。

中規模病院としては平均的なレベルだとは思われるが、私は二度と行かないつもりだ。

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