「世界よ、今すぐいじめをやめよ。」

 







今すぐだ。

 





いじめを恐れ、他人をいじめるか?








貴様が弱きゆえに、弱い者を叩くか?








いじめる要因があるから、いじめるのか?








 

「いじめ」に定義はない。

「自由」「夢」「幸福」など、描けないものに定義はない。

「いじめ」を描きなさいといって描けないのだから、そこに定義はない。

だから「いじめ」とは、「いじめられている」と感じたら「いじめ」なのだ。

 










実に難しい。

デリケートな問題ゆえに深刻。

冗談のつもりが、相手にとっては深刻ないじめであることもある。









 

しかしながら、明らかな「いじめ」はある。









 

貴様に他人を傷つける権利はない。








貴様にも他人に傷つけられる権利はない。

 








では、聞こう

「貴様に同じことをされてもいいという、覚悟はあるか?」








 

世界は不公平ではあるが不平等ではない。








当然その覚悟はあるのだろうな。

 









では、私が命じよう!





『ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる!』












今すぐに、いじめを止めよ!!









自分だけ人をいじめて、いじめられるのは嫌だなどと笑わすなよ。









他人をいじめて、自分が有利な立場になっていると勘違いしているとは笑止。










 

他人を傷つけてビクビクしながら己を守るか。









では私は、他人を助け世界を創造しよう。









 

 ルルーシュ・ランページ