MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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コロナでも美の国。バスツアーでめぐる秋田 2泊3日のおトク旅 18 - 石黒家、岩橋家、伝建群管理事務所(2020年10月27日/3日め)

2020年10月27日 石黒家で。(秋田県仙北市)


10月27日


秋田県仙北市角館伝統的建造物群保存地区
(通称「武家屋敷通り」
に来ています。
日本で最初の、
重要伝統的建造物群保存地区に選定された
町並みのひとつです。


青柳家の広いお屋敷の中を
かけ足で歩いた後、
次のお屋敷へとさらに走りました。笑


次に訪れたのはココ。

石黒家です。


【石黒家】
秋田・角館の武家屋敷の中では、唯一、直系の子孫家族が母屋に住み続けておられます。住居として使い続けていますので、公開エリアは屋敷全体の半分程度で
す。


門を入ったところです。ひっそりとしていて、いい雰囲気のお屋敷でした。

中の木戸は閉じられていて、ここから奥には行けませんでした。このお屋敷の中で、現在も子孫が住んでおられるなんて、すごいですね。


そしてさらに歩きます。
次は岩橋家。笑
もう、どこまで行くの~?
って感じなのですが、
お屋敷があればあるだけ、
全部に入らないではいられないのが、
多動夫。


「ねえ、もしかして、
 マップに載っている主なお屋敷は、
 全部行くつもりなの?」
「うん。」


マジか…。
持ち時間は60分しかないのですが。
しかたなく、私も走ります。😂😂


【岩橋家】
芦名家の重臣で、芦名家断絶後、角館支配となった佐竹家に召し抱えられました。この家屋は江戸末期に改造され、屋根がザグ割りを使用した木羽葺きとなっています。奥にそびえる柏の木は樹齢300年前後。映画「たそがれ清兵衛」の撮影場所にもなりました。


いかにも武家らしい潔さを感じさせる、岩橋家の門です。

門を入ってすぐの玄関。修復中でした。

炉が切ってある座敷。

ザグ割り。杉の柾目にそって薄く割った板のことです。江戸時代に、屋根材として広く使われていました。が、秋田藩では、木材資源の枯渇を防ぐため、使用を禁止し、屋根を茅葺きに改めるよう指導しました。それでも、角館では、ザグ割りを使用することが特別に許されていました。現在では、「ザグ」を割れる職人も減っているそうです。

色づき始めた樹木が、青空に映えていました。

この柏の木は、樹齢300年前後だそうです。大きすぎて、全体像を撮ることはできませんでした。


渋くて、いいお屋敷でした。
東京に戻ったら、
「たそがれ清兵衛」をまた見てみたいな、
と思いました。


次に通りがかったのは、
伝建群管理事務所です。



【伝建群管理事務所】
かつては、どなたかの武家屋敷だったようですが、その家屋を利用して、現在は、「伝建群管理事務所」となっています。中には、角館武家屋敷の模型展示室(入場無料)があるそうです。



武家屋敷の全体像を模型で見るという趣向も
おもしろいなあ、と思うのですが、
なにしろ、模型どころか、
実物すら、全部を見ることができるかどうかの
瀬戸際です。🤣🤣


やむなく、模型の見学を断念し、
次に向かいました。


伝建群管理事務所がどなたのお屋敷だったのか、
あとで調べてみたのですが、
わかりませんでした。
そして、同じようなお屋敷は、
他にもたくさんありました。


どなたのお屋敷だったのか、表札もないままで、
知る術がないのですが、
それでも、そのお屋敷に
かなりの歴史があっただろうことは、
ひとめでわかるのです。


たとえばこのお屋敷。門を見ただけでも、古そうなお屋敷であることがわかります。

近寄ってみると、「非公開」の札が。


個人の所有なのか、
それとも現在修復中なのか…。
とにかく、入ることはできません。
こういうお屋敷がいくつもあることに
ただ、驚かされます。
武家屋敷通り。
宝の山だな、と思いました。


(つづく)

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